10~23集
二つ目の話鳶尾谷亡魂
狄仁杰が子どものころ姐姐と慕っていた静秋が婿選びをするということで父親の代わりにジャッジの役目で鳶尾谷を訪れた狄仁杰、夢瑶、二宝と李婉青の4人。
同じくジャッジのために、王元芳も父親と共に現れる。
婿候補の京城四少の残り3人とその父親たちも勢ぞろい。
ところが、その婿候補が次々と殺されるという事件が起こるというのが、今回の話。
京城四少の一人だったはずの元芳は他に好きな娘がいるらしく不参加。
ところが、この元芳が好きな娘というのが、前回まで狄仁杰に私はあんたの子どもを産むんだから大事にしない怒る~とか攻め立てていた夢瑶。彼女自身も、ついさっきまで李婉青に狄仁杰は私のもんだからね~とか因縁つけてたのなんかすっかりなかったことにして、元芳相手にツンデレやってる。狄仁杰の方は李婉青にすっかり夢中、夢瑶もそれを応援してるというあまりに変わり身の早い展開にあっけにとられてしまった。
まあ、もう少しプロセスを何とかせんかいと思う一方でねちゃねちゃ三角関係やられるよりゃずっとましかも。
この事件で、朝廷の大物たち、長孫無忌は弟を、?遂良たちは息子をなくしてしまったわけで、これが後にどうつながるか・・・
例の黒幕もなんやら忍者みたいのを送り込んだりして、悪いこときちんとやってるし、朝廷では皇帝が美女に夢中で政治を忘れたおバカ皇帝の役を演じている、と本人は言ってました。
ともかく、この事件以後、元芳も狄仁杰たちに合流、天下を見て歩く+狄仁杰の推理を学ぶ+大好きな夢瑶といっしょにいるのが本人の目的らしいです。
それで、だらだら旅をする5人がやってきたのが、吸血鬼が出るという堕落谷。
三番めの話、恐怖堕落谷。
ほんと、用もないのに勝手に巻き込まれに行きました。
この谷でかつて起こった大量殺人事件に絡んで、血なまぐさい事件が・・・
並行して、朝廷では、武媚娘が一身に皇帝の寵愛を集めていることで、彼女を朝廷に入れたはずの大奥総取締な麗貴妃、今までの寵姫だった徐昭媛が動揺。
まして、武媚娘が妊娠したとなれば、一大事。
その彼女が、毒を飲まされて、流産してしまうという事件が起こる。
堕落谷の事件でも、黒幕が隠されていた財宝をさっさと横取りしてましたが、現時点では狄仁杰たちはこの存在を知りません。
その割に、狄仁杰、あいつには気をつけねば・・・みたいなことを黒幕が言ってるのが、けったいです。
推理劇と思ってたら、けっこうチャンバラシーンも多い。狄仁杰、王元芳、李婉青vs忍者四人で、狄仁杰がお前だけは許せんと忍者を一人たたき切ってました。どうも「元芳」という名前を聞くとこっちが武芸の達人で、狄仁杰は助けられるだけというイメージが強いんで、武芸も一流の狄仁杰はしっくりきませんなあ。
画面は一昔前のVCDか経済版DVD程度の画質だし、時々音が出なくなったりもしてますが、ドラマはまあそれなりにおもしろいんで見続けられています。
一週間に5集の暗黒者、4集の古剣奇譚に比べりゃ、40集まででそろってるんで、そういう意味ではストレスフリーですけど・・・
とりあえず、半分は越しました。