24~32集
もっと状態のいいのが配信されるまで待てばいいとは思いつつ、ここまで見ちゃったらもう最後まで行くしかないでしょと視聴継続。
ここまでのお話は、探案、恋愛、コメディ、政治、武侠、大奥、ホラー・・・とあらゆる要素取り混ぜて、それなりにおもしろく展開。
主人公の狄仁杰のキャラは、けっこうひねくれたユーモアの持ち主で、生真面目に事件に取り組んでるときとひたすらごろにゃんと李婉青に迫ってるときの落差が激しい。いたずら好きだったり、元芳が夢瑶に「怖くない、僕が守ってあげる」というのを聞いて、自分は婉青に「怖い~~守って~」と抱き着いていったりする。そういう落差ができるのも、少年とついていても、狄仁杰はすでに成熟した大人の判断ができるだけの度量と余裕をもってる。
対して、王元芳は皇帝の「義理の弟」、父親は朝廷の側近、自分もすでに正六位の大理寺の高官であっても、本性は純朴な子ども。最初に登場した時の鼻っ柱の強いええとこのわがままお坊ちゃまが、夢瑶に惚れて狄仁杰たちと同行する間に成長していく余地がある。
武侠ドラマ的ビルディングストーリとしては元芳の方が主人公でもいいのかもしれません。
とか、いらんことはさておき・・・
今度の話は「童謡殺人」
このタイトル見たときに悪い予感したが、大当たり。
まんま「悪魔の手毬歌」でした。
日本で出ないと思うのと、「悪魔の手毬歌」知らない人はあんありいないだろうとネタバレ突っ込みます。
最初に、童夢瑶の叔父一家が住む町になってきた狄仁杰一行を怪しげな老女が「来るんじゃない、帰れ~~」と、迎えるところから始まる。
次々に起こる町の有力者の娘殺し・・・
まるっきりいただいてくれてますw
犯人の娘があざのある顔をさらしたり、20年前に殺された男の足の指が6本あったり・・・みんなそのまんま。
違うのは、外から戻っていた母子が歌手ではなく、インチキ霊能力で稼いでるくらい。
あとはもうwww
この事件を無事解決して次は長安・・・というわけです。
影でごちゃごちゃやって黒幕もようやく長安に攻め込むぞ~と動き出しました。
次は、最後の話です。
前回と違って、今度は朝廷の話はほとんどなし。
そういや、「怪侠一枝梅」じゃ「八つ墓村」やってましたねえ~馬天宇って、両方に出てるんだw
そうそう、犯人の息子役で隋唐英雄の方の羅成をやってた張睿が出てきました。が、最後までなんも光らん役でした。