江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

花千骨 その11

テレビ版51~54集

 未削減版は今週分44~46集でだいたいテレビ版53集と同じくらい。残り8集もあるのに、テレビ版5集分くらいなんですが?
 と、また、本題と違うところが視聴の最大のポイントだというのはなんか間違ってる自覚はある。

 今週分。東方彧卿が彼女を守って命を落とす。白子画が救うと約束したはずの南弦月が処刑されるところを目撃し、白子画に裏切られたとキレた花千骨。
 杀阡陌の報仇と長留派を襲う単春秋率いる七杀派、花千骨と白子画の師弟対決。
 弟子の罪は師父の落ち度と掌門の位を投げ出した白子画によって、人知れず監禁される千骨。それを結界の外から見守り続ける白子画…
 
 ここで静かに終わっておけば、とも思うんですが、話は続く。

 世間から姿を消した二人。落十一は糖宝と共にいることを選んで世尊から長留派を追放され、花千骨の行方を探す。そして花千骨抹殺のためにやはり彼女の行方を探す聶満天ら、彼らを操って長留派と七杀派の全面戦争を引き起こそうとしている竹染。
 長留三仙の世尊は何は何でも花千骨を抹殺して、白子画と長留派のメンツを保とうとし、儒尊は武力対決を避けるよう説得を続けている。

 何気にいい人で苦労人な儒尊。
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 そんな緊張関係のなか、花千骨しか眼中になかった孟玄朗はずっと自分のそばにいた軽水に求婚することを選ぶ。愛情でなく、義務と同情?

 数年が過ぎて、花千骨のもとに彼女の「弟子」幽若が訪れるようになり、千骨も彼女に武芸を指導するようになる。

 まあ、大騒ぎの後の不気味な静けさという感じです、その裏で、火に油を注ごうと蠢いている竹染。すぐにまた争いが・・・ですね。

 何しろ、これまで出てきた主要人物すべてに死亡フラグが立っているような話なので、大結局までに死屍累々かと思うと、ちょっと気がめいる。でもまあ、とにかくあと1週間分になりました。

 
 こんな気がめいる話でも、まだ華胥引よりは見やすいのは、主人公たちに一応の主体性があるからだと思います。華胥引の方は、偶然による勘違いとかに振り回され続けている感じで、鑑賞が進まないんです。蘭陵王がダメだったのも同じなんですよねえ。まあ、もう少し見てみますけど…

 そういや嫌いだ嫌いだと言いながら、最近けっこうこの手の恋愛古装劇見てるな自分。