第2季 11~20集
今回分は、ずっと恋愛話が続いている感じで、アクションとか少な目。
丁隠の体内にある赤魂石を何としても奪いたい緑袍は再び娘の玉無心に蜀山に潜り込んで、丁隠を下山させて来いと命じる。
逆になんとしても赤魂石を守りぬきたい蜀山派のリーダーたち。丁隠は蜀山派に弟子入り、赤魂石が体内にあるせいもあって、どんどんレベルアップしていく。
弟分張餡餅も、百草仙人のもとに弟子入り、共に楽しい修行ライフに励む。
ところが、大師兄丹辰之、掌門の娘紫英は、丁隠を怪しんでいる。
緑袍がばらまいた病気から人々を救おうと出かけた丁隠たちを助けた医仙と呼ばれる女性、これが無心の母で死んだはずの緑袍の妻素因。彼女が生きていることを緑袍は知らない。そもそも緑袍が大魔頭になったのは、蜀山派に彼女が殺されたというのが理由なんですけど・・・なんか鬱陶しい展開の予想。
潜んできた無心を丁隠と彼を大事にしている酒飲みの妙一和尚が匿うが、彼女の存在に気付かれる。攻撃された無心は傷ついたが、五鬼に救い出される。ところが、この時に多くの犠牲が出たことで、妙一と丁隠は拘禁されてしまう。
この時になくなってしまった剣を探すために、掌門は丹辰之たちに下山を命じ、密かに丁隠も送り出す。
蜀山に緑袍のスパイがいることに気づいた掌門は、密かにそれが誰か知るために、罠をかける。捕えられた屠媚が指さしたのは・・・で、第2季終了。
この間、ずっと丁隠と無心が、愛してる、嘘でしょ・・・やっぱり愛してるとかやり続け、魔宗の方へ行ったら今度は屠媚が緑袍に迫る、採花賊なはずの五鬼天王が無心にプラトニックに迫る、蜀山でもあっちこっちで好きだ、嘘でしょ・・・とやり続け、いくらなんでも恋愛話だらけ。まあ、あっけらかんとやってるんでそれほどカンにさわりません。
カンに障るのは、どこかで見たようなという演員やキャラ設定、衣装なんかに既視感があり過ぎること。
その上、後半の衣装がこれ・・・
で、陵越になったかと思ったら、
今度はこれで、林平之。あんまりおんなじ過ぎ。
古剣奇譚からは、尹千觴の高偉光が大師兄丹辰子で出てくるけど、こっちは衣装がそのまんま古剣奇譚。
丁隠の師父になる暁如真人と彼女をずっと追いまわしてる妙一和尚は、犀利仁師の二妹と路雲霏パパ。ついでに范大同の葉祖新も似たような性格のキャラで出てくる。孫大山の中の人も緑袍の番頭格で出てる。
緑袍のスパイ疑惑ナンバー1は蜀山ナンバー2の公孫無我は樊少皇で闇落ちした卓一航な呉奇隆にいつも通りの葉祖新と合わせて、白髪魔女。
そんな中、ただ一人へ~~と思ったのは、採花賊五鬼天王の汪汐潮だったんです。この人、王者清風でひたすら弘歴に忠実なおつきをやってたんですが、採花賊?やるじゃん~とか思ってたら、いつの間にかプラトニックラブな純情ボーイになっちゃった。
演員が重なるというのは珍しいことじゃないし、琅琊榜と偽装者みたいに確信的にやってるケースもあるんですが、今回やたらに引っかかるんですよね。ひねりが足らないというか、衣装が同じ過ぎるというか・・・せめて、衣装ぐらいガラッと変えて、目先を変えてほしかったです。