江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

秦時明月 その4

29~40集

 
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 天明と項少羽が、それぞれの道に・・・と思ったのは確か29集。
 ところが、それから本当に二人が決裂したのは39集。
 ちょっとゆっくりしすぎてるわ。

 まあ、その間、ネバネバぐずぐずしてたわけでもないですが、やっぱりちょっと停滞感。

 東高太一にさらわれて、母親の代わりに陰陽家の聖女として操られる高月。
 彼女を助け出さねばばらないと天明は、墨家を率いる印の墨眉剣を少羽に託して、墨家を率いて劉季のもとに行くことを任せる。信頼されていると感じた少羽は決別を延期。

 始皇帝のために祈る聖女=高月を助け出すために、高漸離と雪女が犠牲になり、扶蘇も父の怒りを買って、直道を作って来いと都から追い出される。

 墨家では、高月が心身ともに衰弱しているうえに記憶がもどらず、それに付きっ切りの天明への不満も高まる。

 その様子を見た項少羽の叔父項梁は、この際墨家を乗っ取ってしまえ、墨家埋蔵金も奪ってしまえと焚き付ける。しかし、項羽はそんな卑怯なことはしないと拒否。

 ようやく墨家の棟梁となる覚悟を決めた天明に墨眉剣を返すが、とたんに天明扶蘇を皇帝にすると宣言。
 天明にすれば、先代巨子の遺命であるわけだが、始皇帝を不倶戴天の敵とする項羽にはこれが許せず、とうとう墨家を去っていく。

 その項羽には、足の自由を失った衛庄が自分がお前を助けるから、共に天下をとろうと持ち掛けてくる。

 墨家には、直道工事が進まない扶蘇からの助けを求める手紙がやってくる。
 そこで、高月を連れた天明、盖聶、范大師、張良、端木蓉が工事現場に駆け付け、大きな岩山を爆破して問題解決。

 直道は出来たものの、扶蘇は?というところまで来ました。

 扶蘇の息子、子嬰で呉磊も出てきました。
 全体にこのドラマ、核になる話がはっきりしないのが、欠点。主人公もいったい天明なのか、盖聶なのか?盖聶と端木蓉のコンビに比べ、若い方の天明と高月のコンビに今一つ華やぎがないも惜しい。呉磊が出てきて、少しはアクセントになるか?
 
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 個人的には、どうも当初必要以上にこのドラマに点が甘かったのが、ひたすらにあのどうしようもない小龍女だった陳研希が見違えるように生き生きとツンデレヒロインをやっているということに幻惑されたせいじゃなかろうかと自己批判中だったりしてます。

 それにしても、小龍女はひどかった。
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 端木蓉のビジュアル見てると同じ人とは思えないくらい・・・
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 ほんと衣装とかビジュアルの大切さを痛感させられますな~

 途中で抜かしてしまった蜀山伝奇の方が、話の展開につれて調子を上げていったのとは対照的なんですがねえ。まだ14集残ってるから、とは思うものの、この先、扶蘇項羽も子嬰もみんな死んでく話になるのわかっているんで、ちょっとしんどいかもと及び腰になりつつある・・・止まってしまわないうちに、さっさと見てしまった方がよさそうですw