12~31集
主人公がいない!
そんな感じがしてしまうストーリ展開。
展昭は、潜入捜査するために、悪事を働いて首を切られるところを皇帝の恩赦で天牢に幽閉されたということで、姿を消す。そして、闇落ちした展昭という設定で、龐太師のところに。沈仲元の姿を借りて、龐太師の息子の龐昱のところで潜入スパイに成功。
「御猫」に反発する白玉堂の前には、また別の身分で姿を現し、仲良くなる。
もうややこしっくてな~
もう一人の主人公白玉堂は、一~三鼠が役人になってしまったことに立腹、もう顔も見ないと宣言。
包拯にかけられた疑いを晴らしたりするのには、協力はするものの、あくまでも顔を見ないと意固地に逃げ隠れ。
その白玉堂と鼠たちの間に立つのが、丁月華。彼女は男としてずっと活動しているので、サービスカットの意味もあってか、「女装」場面も出てきます。
彼女は、腕比べで展昭に負けて、二人は婚約関係にあるのですが、展昭の方は面紗をしていた彼女を顔を知らないということになっているのですが、武侠ドラマですから、顔見てても男装を見破れないかもしれないですねw
沈仲元こと展昭、五鼠、それに彼らと縁のできた娘たち三人が、龐太師一族の悪事を潰そうとあれこれすると、開封では皇帝が龐太師の娘に「皇上~~」とねだられては、鼻の下伸ばして、まあまあ~としてしまうという繰り返し。
その間に、鼠たちの恋愛ドラマもはいってきてます。それもあってどうも話が散漫な印象を受けます。
とにかく、画面上でせっせと動いているのは、丁月華と一~四鼠の方が長い気がします。
展昭は出番はけっこう長いのに、ずっと沈仲元でいるので、どうも展昭が活躍しているという実感が薄いんです。
白玉堂の方は、これから出番増えるのかとも思いますが、なんかピンポイントな感じで、主人公感が薄いんです。
それに比べると、まだ丁月華の方が主人公感あるんですが、この人も身分偽ったまま。
たまたま岳華が女だと知った四鼠の翻江鼠こと蒋平は、目をハートにして彼女に迫ってます。
とにかく、31集までで、龐太師の息子龐昱と娘婿孫栄が包拯に首を切られてしまい、怒り心頭の龐太師一族というところまできました。
やはり包青天ものはこういう長~く続ける話より、短いエピソード繋いで組み立ててくれる方がノリがいいと思う 今日この頃ですが、42集なんで後11集残ってると思うんですが・・・44集かもしれない・・・展昭は展昭らしく、派手に活躍してくれることを期待しとります。