江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武神趙子龍 その4

45~60集

 
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 赤壁の戦いはやっぱり・・・でした。なんか甘寧が走ってるとこも見えたような見えなかったようなw

 ともかく三国志の目立つエピソードは拾いながら進んではいくんですが、最後までトンデモ三国志でひやひやゲラゲラさせてもらいました。

 軽衣を失って落ち込む趙子龍の前に、軽衣そっくりなけたたましい娘が登場。これが実は馬超の妹という設定。ついでに、やっつけたはずの高則も再登場。谷底にいる子龍の大師父が助けて、武芸を授け、さあもう外に行ってもいいと言ったとたんに、毒殺されてしまった。この大師父、何考えているんだかさっぱりわからん。
 韓流アイドルの二人を最後まで登場させるための無理な展開だとしか・・・

 この馬超の妹が、子龍に一目ぼれして付きまとうんだけど、理不尽に騒がしいだけのうざキャラ。「どうして顔が一緒だからいけないのよ~」とか言って迫ってますが、子龍は全く相手にしていない。それにこれでは、公孫讃の娘宝月の立場がないというのか、こちらには馬超が言い寄っている。
 ところが、最後の最後で、馬超に「俺の妹にほんとに申し訳ないと思うところはないのか」とか言われて、「君が許してくれるまで、いつまでも待つ」と求愛に行ってしまった。整合性のかけらもないw

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 三国志部分はそれなりにやってるんですが、そこに子龍と宝月が嫁入り行列に化けて潜入するとか、高則が曹操に自分を売り込むとかの話が無理無理くっついている感じ。
 私は、そんなに三国志に思い入れがないので、笑って見てましたが、詳しい人には勘弁できないかも。

 呉の孫権の妹孫尚香劉備正室にという話もけっこうしっかりと続けていますが、このドラマでは呉国の扱いは雑です。孫権周瑜も、小物感半端ないです。魏の曹操は、もうちょっとましだけど、登場シーン少ない。

 最後は、ラスボスというには力不足な高則を倒して、馬超の妹に求愛するところでトンデモパートの大結局終わり。エンディングっぽい歌と映像が流れた後で、今度は歴史ドラマ部分の大結局になって、こっちは劉備が即位するところで「それからの趙子龍」が字幕で流れていつものエンディングで終わり。
 でも、この字幕だけ見てると、最終的に劉備蜀漢が趙子龍の助けでとても立派な国づくりをして栄えました~って感じなんだけど、それでよかったのか?
 ドラマ展開があっちこっちしてるもんで、まとまりがつかなくなって、ラストを二重構成にしてしまったわけでしょうか。

 三国志をガチで見るつもりでもなかったんで、トンデモ三国志をそれなりに楽しみました。まあここまで、トンデモでぶっちぎってくれたんで、満足。
 ツッコミながらドラマ楽しみたいとか、林更新や韓流アイドル見たいとか、予想以上に見られるチャンバラシーンを気楽に見たい人にはいいかも。

演員表
 
林更新    飾 趙雲       鄭希
林允儿    飾 夏侯軽衣/馬玉柔 張碧玉
金揁勛    飾 高則  路知行
賈青     飾 公孫宝月     邱秋
邹兆龍    飾 李全       宣暁鳴 
高以翔    飾 呂布       厳明
古力娜扎   飾 貂蝉       白雪 
孫骁骁    飾 柳擎儿      王晶
趙韓櫻子   飾 李飛燕      王暁燕 
厳屹寛    飾 劉備 
楊玏     飾 諸葛亮 
于栄光    飾 趙安       楊默
趙暁晨    飾 馬超       厳明

飾員表
監制 王振儒、余揚、張語芯、李為民、高培琦
導演 程力棟、袁英明、国建勇
編劇 李立卓、英寧、維正