34~40集
あはは・・・予想通りの展開。
仕方ないんでネタバレやらかしますんで、いつものように画像の向こうはネタバレOKな方のみということでよろしく。
死んだことになっていた皇帝の長男は、密かに宮廷から運び出され、禁軍の将のところで育てられていた。それを江陵から聞いた斉王や趙無極は申力行に何としても皇児を探し出せと命じる。
ところが、この皇児を預かった人物こそ、申梓木だった。申力行大ショック。それ以上に、斉王たちも大ショック。
早速、皇帝と密かに親子の名乗りをさせる。
彼ら以上に大ショックだったのは、かつての第1皇児誘拐殺人未遂事件の黒幕、皇后。
その夜の内に、皇帝を毒殺。
何も知らない皇児が、皇帝に即位。わが世の春~~と得意満面でヒャッホ~~な皇后や劉吉一派。早速そちらに尻尾ふりなおす太監趙無忌。
反対に、斉王、蘇溢清、申力行はお尋ね者になってしまう。
皇帝の長男である申力行を担いで、謀反を起こそうとする斉王だが、その無慈悲なやり口に申力行は納得もできず、戦乱が起こることも避けようと、死を覚悟して、新皇帝のところに向かう。
この新皇帝が思ったよりキレる人物で、皇后の皇帝毒殺も、陵吉たちの関与もすべて見通し、かれらを処断。謀反を企てた斉王は実は娘だった蘇溢清をかばって死ぬ。
申力行の件では新皇帝をサポートした趙無極も皇帝に毒酒を飲まされてた。
つまるところ、いくらほんとは皇帝の位に付けた長男でも、自分には皇帝の資質はないと一抜けた宣言した申力行です。事の真相を知るや、陵吉たち師父に毒酒を飲ませ、母親を幽閉した次男の新皇帝の冷徹さというか人情にとらわれない苛烈な手腕がないということですな。なんか、真田丸の秀次像に重なる今日この頃。
帝位に関心を示しもしない兄まで殺したくはないという新皇帝によって赦免された申力行、蘇溢清も許される。
しかし、微妙な立場になった申力行は一人で姿を消すことを選ぶ。
大結局のタイプとしては、仙剣奇侠伝3とか古剣奇譚とかの仲間でしょうかねえ。もちろん空中に散ってしまうようなことはないけどw
誰得?と言えば、もちろん新皇帝ですが、申力行が身を引いたために戦乱に巻き込まれることを免れた普通の人々だということもできなくはないです。
ただ、皇帝の気がいつ変わるかわからない、申力行の秘密を知る父親の仲間や六扇門の言亦冬、蘇溢清はもちろん、申力行もいつ殺されてもおかしくない・・・という不安な状況での大結局です。さっぱり片付いておしまいっというわけにはいきませんでした。
さて、で、誰が誰を何のために殺していたのかという問題。
ばらばらに勝手な理由で殺していたので、まとまりがつかなかった。
秘密を守るためにとか、上司を殺して出世するとか、理由がきちんとあるのはまだいい方で、申梓木なんかはとりあえず殺されてしまった気がする。後、あれは自殺だったとかなんとか、「犯人」はもとより「殺人の理由」も「殺人方法」のバリエーションもバラバラで、ミステリ的には今一つ。
おじさんたちの権力争いを中心にした朝廷ドラマだったと割り切った方がすっきりします。
私的には、けっこうおもしろく見たんですが、準ヒロイン?はけたたましいのとひきつったのと二人ともいないほうが話がすっきりしてよかったと思うけどね~
それにしても今回の林峯はやたらに白かったわw
演員 角色 配音
林 峰 飾 申力行 王凯
迪麗熱巴 飾 蘇溢清 邱秋
方中信 飾 斉王 范哲琛
孫耀琦 飾 曹懿恩 喬詩語
王昊茗 飾 言亦冬
郭芮溪 飾 龚芮溪 喬詩語
黄文豪 飾 申梓木 宣暁鳴
何中華 飾 趙無極 厳明
宋運成 飾 皇帝 楊黙
白 珊 飾 皇后 李世栄
王徳楓 飾 皇子
沈保平 飾 劉吉 張遥函
出品人 徐子泉、孫忠怀
制作人 張強
監制 韓志杰、唐海岩、王娟、邹賽光
導演 唐迪
編劇 徐小朋、付斌