7~12集
まだ設定というか画面に違和感あるけど、ストーリー展開に花があってテンポも早いので楽しく見られています。
火族に三界の王の地位を奪われ亡国の王子となった卡索と櫻空釋、卡索に従う李落の三人が、火族に対抗するため六葉冰晶を求めて、神医族、尋夢族、人魚族、千霊族、熊族を訪ねていく。当然、火族もそれを阻止しようとする。
冰晶はそろったものの、火族の王にそれを壊され、霊力を奪い、恥をかかせてやろうという火族の王の悪意の結果、卡索もまた命はとりとめたものの霊力を失ってしまった。
というのが、全体の動き。
日本で出そうな気もするので、さらっとw
火族の艶炟公主の奴隷になっていた櫻空釋は、火族王家の中で軽く見られている艶炟の立場を理解し、彼女も好意を持つようになる。しかし、艶炟から飲まされていた毒を取り出してもらったことで、真実の身分をあかして彼女の元を去る。我らの間に友情はあり得ないということですが、これから紆余屈折するんですな。
それにしても、馬天宇は白髪バージョンより黒髪バージョンの方がかわいいですね。この人ももう今年30なのに、時々めっちゃ幼く見える。
卡索は李落と相思相愛っぽいのに、卡索の要領が悪いのと李落が知らないふりをするので、全然進まない。
人魚族の嵐裳公主も卡索を愛し、彼のもとにやってくる。
という主人公グループの関係ともかかわって、それぞれの部族での事件や人間関係がサイドストーリとして展開。とはいえ、行ってみたら王がいないとかいう話が続く。
次は、櫻空釋の父親はだれだと火族の王が彼の母親に迫るようです。この母親が人魚族の公主で冰族の王の側室にされたことを恨んで、裏切ったらしい。国が乗っ取られたとかいうものの、卡索が現時点で絵にかいたようなまっすぐなヒーロー像すぎて、李落とのかみ合わないやり取り以外に面白味も深みもないのに対して、櫻空釋の方が法術が使えない王子という登場から屈折したものを抱えていて、ドラマの主人公としては面白味があります。
とにかく主人公白髪バージョンになった。
それにしても、先週は青雲志では主人公張小凡@李易峰が同門の試合で服の上からあっちこっち切られて血だらけ、老九門では主人公その2の二月紅@張芸興が捕まって拷問されて服が血だらけ、ここでは怪しまれた櫻空釋@馬天宇が火族の王子に捕まって上半身むき出しで火あぶり・・・と主人公のみなさん、受難の一週間という感じでした。
老九門もそろそろ反撃に出ないと、いつまでも我慢比べの場面が続くとつらいものがあるな・・・
そうそう、この人も出てきましたわ。列戦英@琅琊榜の張雨剣。