江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

曲阜・水滸影視城・泰山の旅 その5

4日目 8月22日 泰山・岱廟(泰安)

 旅行記再開!

 一晩ゆっくり寝られたので、元気回復。泰山に向かいました。

 バスで泰山のふもとまで移動、ECOバスに乗り換えて、ロープウェーに。20分くらいで頂上まであと800段の南天門に到着しました。

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 ロープウェーを使わずに下から徒歩で上ってきた人たちもいましたが、以前に徒歩で上った経験のある岡崎先生は10時間かかったとおっしゃってました。ロープウェーでよかった~と心底安堵しましたねw

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 南天門から天街を過ぎると階段が続きますが、武当山ほどのこともなく、昨日階段上りパスして寝てたので、私にしてはけっこう余裕で行けました。

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 途中の碧霞祀を経由して、頂上へ。
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 ここでもまた、崖を削って彫り付けた文字がいっぱい。唐磨崖の金色の刻字は唐の玄宗が前に書かれた漢代の文字を削って自分の封禅の文を延々と刻ませたものだそうです。よく見るとうっすらと漢代の文字も見えています。もったいないというか、なんというか・・・表現に困る。いずれにしても1000年も2000年も前の話です。

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 とにかく天気がよかったので、見晴らしが素晴らしい!
 
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 まるで誰かが剣に乗ったり、瓢箪に乗ったりして飛んでいそうな空でした。

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 泰山頂上の玉皇頂には東岳大帝を祀る道観のほかに観音菩薩を祀る仏教寺院もあって尼さんたちの集団が参拝してたりする賑やかなカオス状態。漢の武帝が立てさせたという無字碑の前で記念撮影して、下山。

 午后は岱廟へ。紫禁城、20日に行った孔廟に続く中国三大宮殿建築の一つだそうですが、泰山での封禅に関わる石碑なんかがいっぱいあって、工事中だった天貺殿よりも米芾の「第一山」という石碑と李斯が書いたという泰山刻石の方に感動した書道迷です。もうなめるように見てきたわ~
 誰だ~米芾の石碑に落書き彫ったの!

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 修復工事中の天貺殿も中には入れたので、壁画を鑑賞できました。封禅の様子などを描いた宋代の壁画で、多様な民族の精密な描写が見られ見飽きない感じでした。どんな修復されるのかちょっと心配になったりもしました。

 岱廟の後は、バスで泰安の駅に移動。ここから、再び和諧号で青島に戻りました。

 海の見える(ただし真っ暗)なレストランで海鮮料理の夕食。翌日の昼食時にはもう飛行機なので、これがお別れの宴となりました。
 楽しいときの過ぎるのってほんと早い。