江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

青雲志 その3

22~30集

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 55集もあるんでやっと半分過ぎた。登場人物が多いうえに、潜入してたり、正体隠してたり、裏切ってたりとかで、ちょっと目を離すといったい何がどうなっているのかわからなくなってしまうんですよねえ。毎週月~木に1集ずつ更新というペースはちょうどいいのかもしれない。溜まってしまうともう誰が何だったのか忘れてしまってたわ。いつも以上にぐだぐだな文になってしまった言い訳を先にしときます。
 
 かつて黒心老人が狙った獣神復活のために必要な五巻の天書を探すというのが、渝都以後のメインテーマのようです。もちろんその横で、小凡と碧遥の話が続いてます。
 
 曽書書は、渝都を守って死んだ祖父の後を継いで町に残り、雪琪も青雲山に戻る。
 
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 彼らと引き換えに、青雲山から張小凡と林惊羽の御目付として師兄蕭逸才がやってくる。でも、こいつは鬼王宗に潜入スパイとして行っている間に、取りこまれてしまっている。
 
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 その三人がやってきた定海庄では、怪しげな庄主玉陽子が彼らを迎える。
 
 でまあ、天書を巡っての話が続いてるんですが、何しろ登場人物がめちゃくちゃ多い。全体にゲーム原作のドラマはそういう傾向があるんだけど、これはまた男性の衣装とか髪型がみんな白っぽいふわふわとかで差別化が図りにくいうえに、よく似た感じの小鮮肉揃いなんで、見分けがつきにくい。歩歩驚心の辮髪王子たちの見分けはしっかりついたんですけどねえ・・・
 
 おじさんたちのキャラはけっこう立っているのに、若手の見分けがつかない。子役小凡と惊羽なんか、どっちが小凡で、どっちが惊羽だったのかわからないうちに、大人に変わってしまった。変わったら変わったで、今度は惊羽と他のキャラが混ざってしまって・・・それぞれのファンには申し訳ない。
 
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 さすがに小凡@李易峰と書書@秦俊杰はわかるんだけど、これ全員揃ったりしたら、混乱必至だわ。
 
 そういやこの二人、古剣奇譚の時にはことの原因を作った太子長琴と結末をつけた百里屠蘇だったっけ。
 
 一冊目の天書は小凡の体に入ってしまい、それを追い出すために二冊目を手に入れようというわけなのですが、天書といってもエネルギーのようなもんですな。
 その天書をあっちもこっちもおっかてける。碧遥の父鬼王は配下の青龍や幽姫、娘の碧遥に命じ、青龍は二重スパイ蕭逸才に命令、鬼宗と対立する万毒教も狙っているし、定海庄を乗っ取っていた玉陽子も天書を手に入れようとする。
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 これに渝都に潜入していた毒公子とかなんとかいっぱい脇キャラが絡んできて。定海庄の真実の主の救出の話が賑やかに進みました。
 
 正やら邪やらということにこだわりのない自由人小凡、そこらへんにこだわってる石頭惊羽の差別化は図られてます。碧遥と小凡は、建前的には鬼王宗とは協力できないとか言いながらもどんどん距離が短くなっている。
 
 で、闇落ちコース順調にすすんでいる張小凡ですが、今のところ実態は料理上手な気のいいにいちゃんです。彼の体内に令孤沖もどきにあっちこっちの気が混ざり合って、そのうちに・・・という展開なんでしょうが、残りの天書一巻ごとに長々とエピソード展開していくとなると、中だるみが心配。