江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

青雲志 その4

31~34集

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 ちょっとピッチを上げて行きます。といっても、一週間に4集ずつという配信なので、これ以上はどうしようもない。
 
 ちょうど先週分。ドラマも34/55まで来て、主人公集団に「暗転」がやってきた。
 
 蕭逸才と共に青雲山に帰る林惊羽。逸才は鬼王宗潜入時に鬼王から武功を高めるけど、満月には獣人になってしまうという鬼王の血を飲んでいて、表面生真面目な師兄、実は鬼王宗のスパイ。
 自分の血を惊羽に飲ませて、青雲派の掌門たちに獣人は惊羽で、鬼王と結託していると信じ込ませる。そのため、よく調べもしないで掌門の道玄道人は惊羽の武功を廃して、追放するよう、彼の直接の師父蒼松道人に命じる。
 
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 彼が獣人ではないと信じる陸雪琪、きちんと調べもしないで処分するなという小凡の師父たちの説得も間に合わず、武功を廃されてしまった惊羽。そのころになって、ようやくきちんと調査しようと思いついた掌門は、惊羽を祖師祠堂の万剣一に預ける。
 万剣一のところで、新たに修行を始めた惊羽は、かつての魔教と正派との争いや青雲山の弟子と魔教の女との悲恋を聞かされる。
 
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 碧遥と共に、鬼王の元にいる張小凡。再三、鬼王宗に入るよう求められるが、これを拒絶。定海庄で手に入れた第2の天書は鬼王の手に入ったものの、自分の体内にある第1の天書を鬼王に渡せないと、そのままでは青雲山に戻ったら、掌門たちに魔宗と結託していると疑われることは必至だが、そのまま青雲山に戻ろうとする。
 
 碧遥と小凡の間には、愛情も生まれてきているが、正邪は相容れないという小凡は、孤岐山を去っていく。
 
 鬼王は、つらい記憶は忘れたほうがいいと、娘の記憶から小凡にかかわるものを消す。
 そんな碧遥に、万毒教の毒公子こと秦無炎がつけこんでいます。
 父ちゃんがいらんことするから~
 
 渝都にいる曽書書のもとは、自分が城主になりたい従兄李洵とその師姐妹燕紅が姿を現し、石になった祖父を助けると言って乗り込んでくる。彼らは正派焚香谷の弟子ということですが、やってることはその辺のチンピラみたいなもんで邪悪。
 祖父のためなら城主譲ってもいいとも思った書書だが、それは皆の迷惑だと小凡に諭されて、気持ちを変える。
 
 この焚香谷の二人が持っていた玄火鏨の行方が分からなくなって・・・というところで、先週分終わり。
 
 このくらいのピッチだと、まあまあ話を追っかけていけるんですが、間違いを連発する危険も高まるw
 
 「正邪の区別がわからなくなる」と張P笑傲江湖の冒頭で令孤沖が曲洋に言われてましたが、この話はもう最初から正も邪もない感じ。本人たちは正派だとか言ってますが、そういうのに限ってやることは限りなくうさん臭く、なおかつ厚顔無恥で情け知らずだったりします。参考資料:笑傲江湖
 
 それと知らずに、鬼王と出会った小凡なんかもう後ちょっとで言い負かされそうです。
 私は、この後、ブラック化する小凡が楽しみ・・・正直ちょっと白いふわふわの群れには飽きてきたことでもあります。
 
 そういや、サルはどうした?