江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

琅琊榜ツアー その6

四日目 (11月20日 雁蕩山 雨降りそうな霊岩景区)

 雁蕩山二日目・・・
 
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 武侠ツアーでは空港で迷子になりかけ、あっちでもこっちでも爆睡してしまった迷子ですが、ここへ来てやっぱりなんかやらかしてしまった。
 なんもやらんわけはないと思ったが・・・
 
 雁蕩山は、とにかく湿気がひどかった。
 
 朝食の会場で、お粥の入った椀を大皿に乗せてそろそろ運んでた豆腐小僧状態迷子。しけってるつるつるの床に足を取られて、1、2とこらえたのに、慣性の法則には逆らえず3で見事に床にすっ転んでしまった。一瞬世界真っ白、足痛い、お粥まみれ・・・あ~やっちまった~~。添乗員さんやらホテルのスタッフやらみんなに迷惑かけてしまって、ほんと申し訳ない。
 
 部屋に帰って、服着替えて、そのまま洗濯を頼みました。ホテルのスタッフさんと互いに「听不懂」「听不懂」と言いながらもなんとか、当日中に仕上げてもらえることを確認。後のことですが、とってもきれいになって戻ってきました。「きれいになったでしょ?」という感じでわざわざ様子見に来てくれたスタッフさんの笑顔が忘れられん。
 しかし、絶対「すっころんでお粥まみれになった日本人がね~~」とホテルのスタッフたちの何日分かの話題を提供してしまったのは確実。へこむ・・・
 
 またやらかしてしまったという精神的ショックはともかく、あっちこっち床で打ったはずなんだけど、すぐには痛くなってこない年長者。
 これで「厄払いは済ませた!」と霊岩景区に出発。こういうのを連れていってくれる関係者の皆様には、お礼のいいようもない感じです。非常感謝!!
 
 さて、本筋に戻りまする。
 
 雁蕩山も広い地域に景区が飛び飛びに存在していて、この日尋ねたのは主に琅琊榜の第1集で登場したところになります。ところがここは迷子的には黄暁明の神鵰侠侶のイメージがまずあって、琅琊榜以後も仙剣雲之凡で使われていたのが記憶に残ってます。
 
 そんなこんなを楽しみにしながら、小雨の降りだした山道に挑戦。
 
 前夜も来ているところですが、昼間見る景色は全く違います。あっちでもこっちでも仙人が剣に乗って飛んでいそうなまさに仙境・・・
 
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 朝一番に訪れたところは、琅琊榜冒頭で鳩の手紙を持った書童がわたっていく橋、果盒橋。わたることはできないのですが反対側に回ったら、橋の下の撮影スタッフのいたところまで行けそうだと復路に期待する一同。
 
 
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 ここでは、仙剣雲之凡のみなさんが記念撮影をしたようですw
 
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 続いて、霊岩禅寺という寺のところまで来ると、岩山に人がありのようにへばりついて登っていくところが見えました。うっすら写真の屋根の左の方に写ってる?
 10時からショーがあるので、それまでに行って帰る時間はある、臥龍谷まで登ると小龍湫という滝も見られるというので、希望者は登ることに・・・朝の失敗にもかかわらず、登りたがる迷子。まあ、一本道なんで、途中でやめても迷子にゃならない・・・
 
 雨がちらついてきたとはいえ、まだまだ傘をさす必要もなかったので、息を切らせながらもなんとかのぼりましたが、途中、橋がガラスになってて、風景より滑るのが怖かった。
 ここからは小龍湫も見えました。
 
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 こんなところをハーハー登って、やっとの思いで到着したのがここ。断腸崖こと臥龍谷。黄暁明の神鵰侠侶の撮影地です。がんばって登ってよかった!
 
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 これは琅琊閣の白鳩でなくて、郭さんちの白鷲。
 
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 でも、こんなとこを登ってきたかと思うとよくやった自分・・・でしたが、改めて見ると思ってた以上にすごいとこだ。
 
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 で、ショーも見なきゃとUターン。
 霊岩禅寺の横の広場から見るショーは高い岩山のてっぺんからロープで振り子のように揺れながら降りてくる薬草採り(右拡大図)とその岩山のてっぺん同士をつないだロープの上を渡っていくものでした。高すぎて点にしか見えないw
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 一休みしたら、今度は観音洞を目指します。
 
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 岩の裂け目の下にあるここがスタート地点。
 この真ん中の縦長の洞窟の中に、三階九層の寺院が作られ、一番上まで行くには400段の階段があります。実は少々びくびくしていましたが、しっかりした石段がほとんどで、手すりや鎖もあったので、わりに楽に登っていけました。
 
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 観音洞は琅琊榜ではロケ地になっていませんが、神鵰侠侶で全真教から楊過と小龍女が逃げ出した場面で使われていたのが印象的です。
 
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 ここは信仰の対象だということで、外側の撮影のみOKということでした。ところが、ドラマの一場面では内部もちょっと出てましたw
 
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 けど、何より驚いたのは最後の暗くて狭い階段を登り切った途端に現れた広い空間とそこに鎮座していた金色に輝く大きな仏像たちです。ドラマの画面からは予想もしていなかった風景が出現。この宗教的テンションのあおり方はすごかった。信仰心のかけらもない人間にまで、お~~と感動させるものがありましたわ。金色の大きな仏像なんて言うと、見る条件次第では「何、この悪趣味な金ぴか~~」としか思えないんですが、ここではしっかり神々しく「こんじき」に輝いていました。
 
 観音洞を出て、往路とは川を挟んで反対側の路で下に戻ります。
 
 途中、あそこから下りていけそうだと目を付けていた石段から川原へ。ここだ~とキャッキャと写真を撮る日本人集団を向こう岸のみなさんが点目になって見てました。
 
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 ね、ここでしょうw
 
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 ランチを挟んで、午後は顕勝門へ。誉王殿下の出番です。
 
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