江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

琅琊榜ツアー その9

六日目(11月22日 象山影視城)

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 琅琊榜撮影地ラストは室内ロケが行われた象山影視城です。
 ・・・もう舞い上がっちゃって、順番めちゃくちゃだし、琅琊榜に神鵰侠侶が入り混じって脈絡なくなってるし・・・書きたいことや見てほしい画像とかいっぱいなんだけど、もうあり過ぎてキャンディボックスぶちまけたみたいになってる。なんか間違ってたらご指摘ください。
 
 ここはもともと張紀中が神鵰侠侶を作った時にできた神鵰侠侶城がスタート、その後春秋戦国城、民国城の撮影区等ができてきました。横店影視城に比べるとそんなに規模は大きくない感じになりますが、横店を別にすればこれまでに尋ねたどの撮影基地より規模の大きなところです。
 
 我々のお目当ては、もちろん蘇宅、靖王府、誉王府、寧国侯府、金陵王宮なんかなわけです。なので地元ガイドさんお薦めの大道芸のショーなんかはパス。まっすぐに神鵰侠侶城を目指しました。
 
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 金陵城壁を撮影したここはもともと神鵰侠侶城で、郭清や楊過たちが戦った襄陽城でもあるんですが、いざここに立つと靖王が林殊を見送った金陵の城壁にしか見えない。感慨にふけってると、同じく金陵城壁に盛り上がってる中国人観光客の女性と遭遇。いや~オタクも?としっかり握手w琅琊榜迷に国境はない!
 
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 またしても、ここで童路が~~霓凰郡主が~景睿が~とキャワキャワ。城壁に上ってここから靖王が見てたんだよね~と四方を見渡す。
 
 おや、下に見えるあそこは?郭靖さんち?
 
 というわけで、無理やり郭靖府に入れてもらいました。勝手言ってすみませんです。どうしても見たかった。
 
 入り口は狭いけど、中は広い広い。靖の字の呪いと言っても、これだけの屋敷に住めるようになったんだね~~立派になって(涙)
 
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 城壁のすぐ横の刑場らしきところでは、大梦西游3女儿国奇遇记の撮影が始まってました。何やら猪八戒らしき人も・・・
 帰国してからチェックしましたが、私の知ってる俳優さんの名前はなかったです。
 
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 春秋戦国城は、2010年の陳凱歌の映画「趙氏孤児」のセットとしてまず作られました。この映画、「運命の子」というタイトルで日本でも出されました。同じく2013年に「趙氏孤児案」というドラマが作られ、今「天命の子」のタイトルで日本でも出ています。こちらもこの象山で撮影してるらしく、頭の中はもうぐちゃぐちゃ。まあ、琅琊榜見るには関係ないか・・・建物の名称としては映画の時のを使っています。
 
 さて、まずこの春秋戦国城に入った途端に現れたのが、これ。
 
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 この焼け跡のセットがこんなに大々的にあるなんて思ってもみなかったので、びっくり。しかし、なんでここだけこんな立派な看板を?
 
 ここを過ぎて、奥へ進むと、あっちでもこっちでもドラマのシーンが目に浮かんでくる。
 
 ただ、ここでも撮影中であったり、工事中でクレーンが入ってたりで、建物の中まで入っていけたのは趙盾府だけでした。
 
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 あの景睿誕生日の夜の場面なんかは、もっと距離があるように見えましたが、実際はそんな広くない。
 
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 この道は、この場面とか、梁王に呼び出された梅長蘇が馬車で行く場面なんかに使われていました。ここも実際に見るとさほど長くない。映像マジックですね~と皆で感心しました。
 
 屠岸府つまり靖王府は工事中とかで入れず。
 
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 公孫府の中では古剣奇譚2の撮影中。
 
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 ここから先には入れてもらえませんでしたが、奥の方で撮影している様子が見えました。またしてもキャーキャーやってしまって、注意されてしまったもの、日本から来たのか?中国語うまいね~出る?とか誘われたものとかいたようです。
 
 王宮の場面の多くが撮影された桃園行宮。
 
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 蒙大統領が仁王立ちしてたのもこの城門のどれかでしょうが、クレーンを入れて工事しているということで中にはまったく入れませんでした。門の外ではスタッフやら出待ちのエキストラらしき人たちがたむろってました。なんか古装学園物を撮ってるようでした。霓凰郡主のプレ比武招親の場面とかいっぱい撮影されたところなんで、残念。
 
 でも、ここ!
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 宗主の蘇宅こと荘姫府は庭までは入れました。こちらも工事が入っていて、ずいぶん趣きが変わっていましたが。基本的な作りは当時のまま。太子妃昇職記の蛍光色の名残も見当たりませんでした。ちょうど作業員さんたちが一休みという感じだったので、庭からあちこち覗かしてもらいました。
 
 上の写真の右の建物がここかなあ?全く自信はない。
 
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 発見したこの木。作り物の松の木です。葉っぱの部分が取り換えられるようになってるの発見・・・太子妃昇職記じゃ、桃の木になってましたっけw
 
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 ここまで行ってみたかったな~
 
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 誉王が衛崢が捕えられたという知らせを持ってきた戦英の前から靖王をかっさらった階段。
 景琰と長蘇が奪嫡についての取り決めを交わした建物。
 蒙大統領が夏冬逃がしたという密告の矢文を打ち込んだ鼓楼。
 
 とにかく言い出すとキリがない。他のドラマのことも次々に思い出されてなおさら泥沼w
 
 横店に比べるとまだまだ規模も小さいし、発展途上なんだけど、その分ここで撮影された作品の大きなポスターとかピンナップとかはたくさんあったような気がします。
 
 民国城とここでもまた、くねくねと曲がって歩くしかない土産物スペースを通過して外へ。お菓子類やちょっとした文具、おもちゃなんかがありましたが、こちらもまだまだ横店には及ばない。というか、キャラもの少ない~~
 
 昼食は、象山影視城じゃここしかないというレストランに。この店、撮影現場に仕出しもしているそうで、「有名な人はこちらに食べに来るかも・・・」と聞いて「有名な人」を待ちかまえましたが、来店する人自体ほとんどありませんでした。みんな現場で食べてるのかな?
 
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 これで、象山影視城ともお別れ。テンション上がりっぱなしの撮影地周遊が終わりました。
当日はずっと小雨が降ってたんですが、そんなこと気にならない程度のハイテンション。今になって思えば、写真を見て「あ、雨降ってたっけ」と思い出すくらいw
 晴れてるほうがよかったけど、外を歩けないほどの雨でなくてよかったです。ものは考えようですものね~
 
 後は、杭州での「琅琊榜に登場した料理」です!