1~6集
天下覇唱原作の盗墓もの。ネットで公開してから、テレビ放送という形が根付いてきたようで、これも先にネットに出ました。
35分21集なんで、また短い。
もっとも原作はたくさん出てるので、評判よければ続編、続々編・・・なんでしょう。
ドラマはこれが初めてでも、映画はもう二本も作られてます。
と趙又廷の九層妖塔(http://blogs.yahoo.co.jp/mandasanso/55314516.html)です。
原作が同じでもこうも違うかという二本の映画の後なんで、どんなドラマに仕上がるのかドキドキしていました。
1~6集のうち4集までは、胡八一と王凱旋の二人が盗墓のプロになろうと決意するまでの初仕事。シャーリー・楊が登場するのは5集からになります。
最初の話では、解放軍から除隊してきた胡八一が王凱旋と再会、偶然出会った骨董を商っている大金牙に持ち上げれられて、かつて下放されていた牛心山に宝を探しに行くことになる。
文化大革命時代の話も原作にはあったんですが、今のところ出てきてません。映画じゃ当時をおちょくってるような演出もあったんですけど・・・ドラマではどうでしょうね。
彼らと同行するのは、村の娘英子。猟の達人で、無駄にキャーキャー言ってるだけの気絶要員じゃないです。なかなか魅力的なキャラなんですが、もう出ないのかなあ?
この3人が入っていく地下の墓の話は、尋龍訣の過去エピソードと一緒の原作ですね。放棄された日本軍の地下基地とつながっている地下の墓で三人が見つけたのは・・・
墓の番人風な巨人にさんざん追われる三人なんですが、この巨人はCGじゃなくて、ほんとうに背の高いスポーツ選手を起用したようです。そんなところでも好感度アップする、CG食傷気味迷子。
とにかく、無事に宝を持ち出すことに成功した二人は、それを大金牙に渡し、大金を得る。
その金を、村に電気を引くのに使ったり、戦死した解放軍の部下の家族に贈ったりと盗墓の動機付けにもぬかりなくw
5集からは、盗墓をやっていこうとは決めたものの、考古学の知識がない二人が、勉強にもなると仲間入りした張教授の探検隊の話。ここではそのスポンサーで探検に出たまま帰らない父親を探すアメリカ人華僑のシャーリー・楊が登場。
胡八一がかつて経験した不思議な青い光を放ち、人を焼き殺す虫というのが登場。舞台は雪山になりました。
胡八一は考古学の知識はないと言っても、祖父が残した「十六字陰陽風水秘術」でそっち方面の知識は十分だし、10年も従軍してたんで、戦闘能力も十分。靳東ってあんまりアクションのイメージないんですが、しっかり動き回っています。王凱旋の趙達、聞き覚えがないと思ってましたが、黄暁明の鹿鼎記で温有道の人でした。なので、王胖子がただの丸顔の人に。まあ、仕方ないですか。そこにこだわりすぎると配役固定されてしまうし。陳喬恩@東方姑娘のシャーリー・楊は出てきただけで、画面が華やかになりました。でも、まだ本格的にドラマ内で動いてないんで、これからですか。
制作や導演に琅琊榜のスタッフがずいぶん入っているんで、ドラマの組み立てはしっかりしているて安心してみていられます。原作、最初の数ページ分しか覗いてないんで比較はできないけれど、映画二本と比べた感じでは一番手堅いように思います。
キャストでも胡八一の靳東@藺晨以外に、王永泉@夏江、張暁謙@穆青、匡牧野@謝弼が琅琊榜から登場してきます。
これ、秋には出ると聞いていたんで、ずっと待ってたんです。がっかりしなくて済んで本当によかった!