江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

青雲志2 その3

7~9集

 
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 本格的に張小凡=鬼厲が正派一行や万毒門と絡むんですが、話はあんまり進まなかった。
 
 玉陽子には碧遥復活に必要な霊石を奪われ、破壊されてしまったという恨みがある小凡。八つ裂きにするかと思ったら、噬血珠を使って武功を奪っただけで、なぶり殺したのは秦無炎と合歓派が襲われた金瓶児の二人。秦無炎も碧遥を愛しているので、恨みがあるのは同じなんです。でも、万毒門の弟子としては、鬼王宗の副宗主鬼厲を抹殺しろと命じられていて、噬血珠で玉陽子の武功を吸収している横から毒瘴を送り、鬼厲の体内に毒を送り込んでいる。
 
 この玉陽子の惨殺死体を見つけた青雲派一行はてっきり小凡の仕業と思い、暗澹としている・・・
 
 だいたいこの沼地に来ているのは、魔教が鬼王宗からは単独行動の鬼厲と彼についてきた野狗、つかず離れずの合歓派の金瓶児、万毒門の掌門毒神とその弟子百毒子、秦無炎とその他大勢の弟子たち。玉陽子のところは全滅。正派は青雲派が簫逸才をリーダーに宋大仁、林惊羽、陸雪琪、曽書書と彼についてきた小環、彼らと行動を共にするのが天音寺の阿相。大した能力もないのに空威張りしては周りに迷惑かけっぱなしの焚香谷の李洵と燕虹の二人とその他大勢の弟子。どうも邪魔くさいキャラほどその他大勢を引き連れているです。
 
 万毒門では、弟子に毒虫飲ませて逆らえなくしてるんで、秦無炎も反逆を企むものの逆らうことができない。兄弟子百毒子は秦無炎を何かにつけて、排除しようとして告げ口する、足は引っ張る、その他大勢弟子を毒人間にして青雲派にぶつけるとやりたい放題。
 
 こっちでハイテンションな悪役がワーワーやってる間に、天書があると思われる沼地の奥にある光るでかい木のすぐ傍までそれぞれ近づいてきたところで9集がお終い。
 
 鬼厲は、秦無炎の毒を完全に取り除くことができず、その影響で碧遥の幻を見るようになり、彼女と会話してるつもりになったりしている。こういう画像は何だと思ってたんですが、とりあえず妄想ですか。
 
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 正派一行は、万毒門に交代につかまったり、毒に侵されたりして、その度ごとに影から鬼厲が助けたり、姿を現して助けたりしている。いったい小凡は、どうなっているんだ?と彼らも見てる方も首をひねっとります。
 秦無炎や焚香谷の二人まで助けてもらってるんだから、もう鬼厲ってどこから来るのか正義の味方黄金バットな状態。(例えが古いのは、噬血珠のせいだ)
 
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 林惊羽、陸雪琪の二人で万毒門一同を相手にできるだけの力を身に付けてるし、その二人が危機に陥った時に万毒門全員を簡単に吹っ飛ばすだけの武功を見につけている小凡。
 
 すごい能力の持ち主になったことは理解できるし、青雲派にもやもやするのも分かるんだけど、血公子?って感じなんだよねえ。本人も言っているように着る物と名前が変わっただけで、友だち思いな小凡ってところは何も変わってない。林惊羽たちが小凡=鬼厲にどう対応すればよいか揺れるのも仕方ない感じ。その中で、ただ一人、魔教に入った人間は敵だと言い続けている蕭逸才ですが、君の立場からしてそれでいいのか?とかつっこんでしまう。
 
 それにしても全18集のうち半分終わったんですが、このままずっと沼地で鬼ごっこはいやだなあ。
 
 で、結局生首投げたの秦無炎?