1~8集
正月3日にスタートした呉磊主演の青春冒険活劇。
奇星記之~とあるからには、シリーズ化念頭にしているんでしょうか?それにしても、之に続く鮮衣怒馬少年時の意味が分からんです。イケイケ悪ガキのころ?超意訳www
砂漠の中の王国から始まるこの話、その王国の若い王人君が刺客に襲われるところから始まりました。いや、解説に「当朝年轻皇帝」ってあるんですけど、中の人はあの于正がパクった笑傲江湖の令孤沖だった呂頌賢。もう立派におじさんだと思うんですけど・・・
彼を助けたのは白澤という仕掛けづくりの達人。こちらの中の人は、迷子周辺ではトンデモ神鵰侠侶の性格の悪い陸展元、もしくは美形の方の王莽@相爱穿梭千年として認識されている陳翔。ついでに言うとイケメンでない方は、秀麗江山之長歌行の王莽。ほかにもいるという突込みはいらんからね~~
この王国には国王の人君より力のある怪しげな大人丁竦がいて、人君の排除と実権の掌握を狙っている。別にそんなことしなくても十分に王国はあんたの物になってると思うんだが・・・
人君から五個の不思議な力を持つ奇星を集めてくるように命じられた白澤は一人出発。それを追って出たのが、人君の妹紫蘇公主@鄭合恵子。
彼らがやってきた砂漠の町雁礁鎮では、展雄飛と元帥の二人が元気いっぱいにやんちゃしている。二人の死んだ父親たちは白澤の父の旧配下で、白澤は彼らを探しに来たわけです。
叔母の客棧で働いている少年・・・というと、もろに李逍遥ですわね。
この展雄飛が呉磊。雰囲気的にも仙剣客棧の李逍遥ですが、あの時より一回りお兄さんになったんで、なんか胡歌の李逍遥に近い気配もします。
その彼を飛哥~と呼ぶのが元帥ですが、この中の人は郝邵文。20年くらい前の映画では釈小龍とコンビで大活躍してました。だから当然年は呉磊より10歳上。それでも、ベビーフェイスなんで特に違和感はない。白澤@陳翔の方が年上に見えますが、この人もほぼ同じ年齢。
白澤が展雄飛の持つ異能に気づき、共に奇星探しに出かけるようスカウトします。もう一人のヒロイン、阿吉雅@張予曦は、家来と駆け落ちする公主の身代わりに焼き殺されそうになったところを展雄飛たちに助けられて、彼らに同行する。現段階ではアイテムとして、雄飛だけが読み取れる地図が現れる星盤と赤い奇星。黒と黄も姿は見せています。
結局、展雄飛、元帥、紫蘇、白澤、阿吉雅の五人がパーティを組んで、旅に出るRPGの展開。まだ十分な情報がないけど、勇者、遊び人、僧侶、魔術師、戦士って感じ?
彼らに同行している盗賊の頭馬大刀はなかなかイケおじです。
白澤殺害に雇われた殺し屋銭一手、中の人は新辺城浪子の路小佳の張峻寧。クールな殺し屋のはずなのに、ほとんどギャグ要員ですな。
丁辣が邱心志、雄飛のおば黄千尋が何美鈿。
楽しい顔ぶれですよね~
一緒に出発した5人ですが、途中で襲われて 展雄飛、元帥、紫蘇は樹上に暮らす村に。そこでは雄飛と同じく傷を負ってもすぐに治癒してしまう力を持った人々がすんでいた。ところが彼らは紫蘇をかつて彼らを虐殺しようとした誅魔人の末裔だとして惧れ、密かに捕らえる。
白澤、阿吉雅、馬大刀の三人は、金鉱があるけど水がないという沙人の部族に囚われる。祭りの生贄にされようとした挙句、部族の権力争いやら水源地汚染の謎やらに巻き込まれている。ここでも、丁辣の影が・・・というところで、8集分。
元々さほど期待していたわけでもないんですが、見始めたら、元気いっぱいで楽しい。
ロケ地も見慣れた横店や象山ではなく、銀川を使ってるんで、見たことないとは言わないけど、やっぱり新鮮味はあります。
まだ5人の持つ能力がどんなものなのかも明確にはなってないし、謎もまだ断片的に出てるだけです。今でてきている4つの土地がどう絡んでくるのかも、これから。
全51集。先は十分長いんですが、このテンション、ちゃんと維持し続けられるのかと逆に少々不安でもあります。
呉磊も、もう誰かの子ども時代とか、飛流や子嬰のような少年限定の役ではなく、年上引き連れて主役を張るようになったんですね。子役から途切れなく、ステップアップしていけるってのはすごいなあ。
とりあえず来週は絶対見る!