24~32集
見終わってしまった。
32集はやっぱり短いと思う中華ドラマ脳ですが、これ以上長くしてオリジナル展開の泥沼に嵌るよりはずっとよかったです。
だいたい概ね原作に沿って話が進みますが、けっこういい奴な石中玉と叮叮璫璫の部分が詳細になっているのと、貝海石がとんでもなくラスボスに変身してるのと、誰れもがいらっと落ち着かない気分のまま終わると思う原作の最後部分に決着をつけたのが、このドラマの特徴でしょうか。
で、ラスボス貝海石と狗雑種の戦い・・・背景にCGの火山が爆発してる山を崩したような場所でやってるんですが、なんかこう懐かしの仮面ライダーとかウルトラマンとかを思い出させる。山崩してブルドーザーとかでざっと平らにしたようなところ。
でも、それが侠客行のドラマにふさわしかったかどうかはまた別w
石中玉が謝烟客のところに預けられることになるのは、原作通りですが、ここでプチファミリードラマが展開するとか・・・まあ、予想はできたけどw
と言っても、それほどオリジナル部分が「道を踏み外している」わけでもないので、久しぶりの張P金庸ドラマを楽しめました。
最近の他のドラマに比べるとCGの使い方もおとなしめ、というより3年もお蔵入りしてたので侠客島で武芸を習得していく場面なんか今となってはもうなんか古くなってしまったかもしれません。
それとなんといっても象山影視城での撮影以外に、武当山や桃花島等でロケをしているのはうれしい。他のドラマでも横店周辺とかでロケしてるのもあるんですけど、CGで処理してしまってるのも当たり前になってきてるので、武当山で撮影した武当山場面とかうれしいです。
演員的には、張紀中ドラマにおなじみの顔ぶれが少なくなってしまったのが寂しい。
出たがりのはずの張紀中自身も出てこなかったしな~
これだけおじさん、じい様が活躍する話なのに、その中に巴音とか修慶とかの顔があったらな~とないものねだりもしつつ、見終わったわけです。
正直言って、なんかかつての張P金庸ドラマが持ってたパワーが良くも悪くも影を潜め、小粒になっちゃった気がしてかなわんのです。原作が射鵰三部作とか天龍八部とかに比べれば地味だということもあるとは思うんですけど・・・この後手を付けるはずの書剣恩仇録、どうなってるんでしょう?
演員
蔡宜達 飾 石破天
蔡宜達 飾 石中玉
張嘉倪 飾 叮叮璫璫
李净洋 飾 白阿繍
李子雄 飾 貝海石
徐少強 飾 謝烟客
劉錫明 飾 石清
何佳怡 飾 閔柔
湯鎮業 飾 白自在
馬 羚 飾 史小翠
呉廷烨 飾 丁不四
巴 多 飾 丁不三
鄭文森 飾 張三
許占偉 飾 李四
王建国 飾 龍島主
趙貴翔 飾 木島主
劉東健 飾 王万仞
王 子 飾 侍剣
陳宝轅 飾 白万剣
職員
出品人 樊馨蔓
制作人 張紀中
監制 肖斉
原著 金庸
導演 韋雄、趙箭