江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武侠ツアー 四川の旅 その2

8月19日 峨嵋山

 
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 三日目は峨嵋山です!
 
 楽山のホテルからバスで峨嵋山へ。上の写真のところでエコバスに乗り換えて、山の途中まで一時間ほど移動。そこから徒歩でロープウエーの駅まで登って、ロープウエーに乗って上まで行って、そこからてっぺんの金頂までまた歩く。
 と、聞いていたのですが、これが考えていた以上にハードでした。
 3000mを越す高さなので空気が薄い、寒いから着る物の用意が必要とも聞いていました。
 
 エコバスに、竹の杖が転がってるのを見た瞬間、こりゃ覚悟がいるなと・・・覚悟いりました。
 
 ダラダラした坂と階段がずっと続くのですが、運動不足に加え、高度が高い、おまけにこの日は土曜日で人出が多いのもあって、考えていた以上にしんどかったです。武当山も登ったし、雨の雁蕩山だって登った!と自分にケリを入れつつ、へろへろになってロープウエーの駅へ到着。エコバスが水の補給に泊まった時に、気温が下がってきたと上着を着てたのをここで脱ぎました。気温が低いんだけど、汗だらけでかえって体が冷えた。以後も日が差してはすごく暑い、霧の中に入ってしまうとす~~と冷えると温度が一定せず、結局どうもこれが風邪の原因じゃないかと。
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というようなことは、後から考えたわけで、とにかく必死に登った!
100人乗りというロープウエーに乗った!
真っ白けw
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上につくと、まずは食事。高山なのでアルコール抜き。
 
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 それから、またよたよたと階段を上って、着いたところがここ。完成したばかりの普賢菩薩像と現在も建築中の寺院の数々。
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 何しろ、霧が追いかけてくるんで、何やら神秘的な光景になったり、ぴかぴかになったり・・・
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 熱心な信者の方でしょうか、五体投地でこの大仏の周りをまわっていました。
 
 建築用には別に専用のロープウエーがあるそうですが、そこまでは背中に背負った籠にレンガやら砂やらセメントやらを入れて人力で運び上げているんですよね~この一休み用にもなる杖、老九門番外編で見ましたが、いやあ実際に使ってるのを見られるとは。ちょっと感動ものでした。
 
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 せっかく登っても降りなきゃいけないのが山登り・・・また、杖を頼りにヘロヘロとエコバスまでたどり着きました。
 
 ここで、なくしたと思ってたリュックサックのマスコットを椅子の下で発見。よかった~と思ったのは一瞬。Tシャツの首に引っ掛けてた眼鏡をどっかに落としてきたのに気づく。頭真っ白~~やっぱりへろへろな迷子。
 
 ま、なくしたものはしゃ~ないとジェットコースター並みに揺れるエコバスの中で爆睡。ホント疲れた。
 
 4時ごろには、峨眉山市の町に移動。峨嵋山文武学校にお邪魔しました。
 ここで、峨嵋派の武芸を見せていただけるということでしたが・・・とんでもない大歓迎が待っていました。
 
 バスが到着した途端、目に飛び込んできたのは校門にかけられた「熱烈歓迎」の横断幕とずらっと並んでいる生徒さんたちに、カメラを構えている学校関係者や保護者と思しき皆さん・・・えらいこっちゃと正直焦りました。
 
 とにかく、生徒たちの拍手に迎えてもらって、演武を見せていただく体育館へ。
 
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 小学生から高校生ぐらいの年齢の子どもたちが武術と普通の勉強をしているということですが、おそらく夏休み中なのに、わざわざ学校に来て鍛錬の成果を見せてくれました。
 
 「何か見たいものは」とあらかじめ聞いていただいてたんですが、調子に乗って「鴨拳」とか言わなくて本当によかった・・・
 
 子どもたちの演武の後には、変臉まで見せていただき、最後には峨嵋派僧門の第14代傳人張世忠先生の演武と指導まで。
 ほんと、ごめんね~ただの武侠ファンの集まりで~と申し訳なくなるくらいでした。
 
 早めにホテルに入って、シャワー。このホテルは、水回りが充実していたので助かりました。夕食前の散策は自粛して、一休み。メイソー行ってみたかった。
 
 夕食は、ホテルで。麺がおいしかった。
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 どうもこの辺から、体調崩しかけてないか自分?と言う自覚があったんで、薬を飲んでさっさと寝た峨嵋山の夜でした。
 
 そういや、サルがいっぱいと聞いていた峨嵋山だったのに、一匹も姿を見せませんでした。