江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武侠ツアー 四川の旅 その4

8月21日 都江堰、青城山~22日 帰国

イメージ 1
 
 初めて相当激しい雨が降りました。雷もなってた。でも、出発するときはホテルのアーケードの下だったし、しばらく走ってるうちに雨はやんでしまったので、実質的に降らなかったも同然でした。
 実は天気予報は連日雨だったのですがw
 
 まずは都江堰に。
 秦堰楼から都江堰の全景を見ました。
 この秦の昭襄王の時代に作られたという大規模な治水工事の成果が2300年を経たこの21世紀になってもこの地方の人々の生活を守り、農業を支え、成都を大都市にしてきたんだと思うと人の力のすごさを感じずにはいられませんでした。
 昭襄王というとこの前見てた大秦帝国之崛起の時代だよ~それが今でも生きているんだよ~そこに自分の足で立ってると思うと思わず興奮。
 
 思った以上に流れが速い珉江の真ん中でその流れを二つに分ける人口の中州。その頂点、切っ先の魚嘴。中州にわたるためにかけられた吊り橋安瀾索橋・・・どれもが自然と人間の共存と戦いの歴史を感じさせてくれました。
 
イメージ 4
 
イメージ 3
 
イメージ 5
 
 この工事を取り仕切った李冰父子を祀る二王廟にも行きました。
 
イメージ 2
 
イメージ 18

イメージ 17
 
 昼食の後、青城山へ。
 
イメージ 6
 
 青城山が近づくと、モバイルWifiが使えなくなってしまいました。圏外、残念。
 以前に青城山は俗化していて~という話も聞いたことがあったんですが、いやそんなことはなかった。確かに観光設備も、特に土産物店とかも充実はしていましたが、深山の自然の豊かさはすばらしかったです。森林浴でたっぷりオゾンを吸い込んできました。
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 ただし、ここもカートで登ってから一番上の上清宮につくまで、カート、徒歩、船、ロープウエー、徒歩となかなかハード。霧もかかっていましたが、霧が深くて見通しのつかなかった峨嵋山と違って、周囲の自然を楽しみながら行けたので、気分的にはかなり楽でした。
 
イメージ 9
イメージ 10
 青城山というと即青城派!と連想してしまう武侠迷ですが、ここは道教の聖地。たくさんの信者さんがお参りに来ていました。
 
イメージ 11
 鳥の声やせせらぎの音を楽しみながら、下山。
 
 成都に戻りました。
 
イメージ 12
 この日の夕食は薬膳料理。
 とても有名な店だそうで、扁額の文字は乾隆御筆!この旅初の乾隆御筆w 出ないはずはないと思ってたw
 風邪ひきが確定してきた人間向けに喉にいい料理とか、熱を冷ます料理とかもあって、そこだけ残さずいただきました。他のお料理はごめんなさい~~つまんだだけ。あんまり味も分からんくなってたし~~
 ゆで卵にピータンとか入れた料理とか手の込んだ珍しいもののあったのに、ほんと悔しい。
 
イメージ 13

 

イメージ 14
イメージ 15
 翌日は帰国するだけの日程なので、この夕食が旅行のまとめになりました。次はどこに行きたいですか?とか、早いわ~と思いつつ、帰国する前からもう次回武侠ツアーが楽しみなわけでした。
 
 翌日の22日はほんとうに帰国するだけ。関空利用の私たちは一足先に出発。
 
イメージ 16
 このワンポイントに来てくれたガイドさんに「咳?川菜、辛いから、喉やられましたか?」と心配していただきましたが、決してそうではないことをここに書いておきます。ほんとに風邪ひいた。
 飛行機の中も、帰国してからの電車の中も爆睡して少しでも体調回復に努めましたが、その風邪がまた悪化することになったのはまた別の話・・・
 
 いつもながら同行のみなさんにはご厄介をおかけし、今回はまた風邪を引き込むというおまけ付きでご迷惑の限りをかけてしまいました。申し訳なかったです。個人的には、体調万全のつもりでも風邪は引く、引いたら長引く自分としては、風邪薬は一日分とかではなく日程の分だけ持って行くべきだったと反省してます。それとマスクは忘れちゃいかんですな。
 
ということで、なんかテンション低めの四川旅日記にお付き合いありがとうございました。