江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

醉玲瓏 その3

25~36集

 
 

 

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 やっと恋愛ドラマ優先モードから権力闘争にも力が入ってきたんで、見るペースも上がった。助かったw
 
 太子と九皇子元溟の亡くなった母の法事をするということで、皇帝家と朝廷がばたばた。その最中に、巫族の潔白を証明しようとする卿塵や巫族一同、加えて四皇子元凌の母親とか七皇子元湛とかあれこれがこの機会にと、それぞれの企みをもちこんで、誕生パーティーならぬ命日の法事は大変なパニックに。
 
 結局、かつて巫族を裏切った暗巫定水というのが凌王に殺されて、巫族の名誉は回復され・・・でも、その定水、実は中味は凌王母?これからの展開がたやすく予想される…
 
 この争いの中で、卿塵を助けて、重傷をおった凌王。彼を見守る卿塵は、やっぱり彼への思いを隠さないとこにしてしまって・・・いいのかいの展開。
 
 そして、始まる選妃大会。まあ、本人的には結論の出てる話ですが、阿柴族との政略結婚という絡みもあるんで、そううまくいくかどうか?
 
 それにしても、皇子の妃選びなのに何を競わせているんだ?刺繍、武芸、立ち居振る舞い、四つ目は酒の飲み比べw
 それでも、卿塵と阿柴族の朵霞公主がイーブンで残り、今度は宝探しゲーム・・・
 
 この宝探しの最中に、九王子元溟の太子と四皇子抹殺計画が発覚、それを自分のせいだと言って三皇子自死
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 余計にヒートアップする元溟なんですが・・・
 
 まだ選妃の結論は出でないけど、すでにべたべたモードの元凌と卿塵。
 
 元溟は自分の亡くなった妻の妹を利用して太子と彼女を駆け落ちさせ、太子の排除を図る。この亡くなった妻が鳳家の長女纤舞、次女が卿塵、宮中の女官をしている三女が鸾飞と言うことですが、この「三姉妹」と皇子たちの関わりもトラブルの種のようです。
 
 逃げる太子と鸾飞、追う元凌たち。卿塵の入れ知恵で「假死」の薬を飲んで、死んだことになった二人だけど、結局は鸾飞が自死、太子は庶民に身分を落とされ幽閉。鸾飞の後を追って、元溟が服毒自殺。
 
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 こうして、次々と皇子たちが抜けていって、残っているのは、4、7、11,12ということでしょうか。
 皇子が死んでいくたびに、卿塵のもつ生命の花の花びらが一枚ずつなくなっていって、体が透けてくる。この花がなくなると、彼女が九転玲瓏陣でもたらしたこの世界から消失するというタイムリミット設定。けど、皇子たち十二人もでてきてないんですけど・・・?
 
 玲瓏陣の守り手玲瓏使が十二皇子元漓となって、この世界に来ていますが、すっかり卿塵に彼女のいいように使われてますな。
 
 今度は、鳳家の「父親」が卿塵は自分の娘ではなく、巫女だと言い出す。巫族の潔白は証明され、名誉は回復されたと言っても、皇帝は巫族をおもしろく思ってないし、宮中には巫族は入らないという決まりがあるので、この告発は大騒動になる。
 
 卿塵が巫族かどうかを確かめるため日晷之陣に入らせることになるが、自分の后は卿塵に決めた、妻に同行すると言い出す元凌。この日晷之陣の中で、前にいた世界での記憶が浮かんでくる元凌。
 
 ますますあちこちに策略をめぐらしている七皇子元湛。
 実は暗巫の凌王母。
 それの手下になっている鳳家父。
とか、皇子たちの数が減って、皇帝家と巫族を取り巻く陰謀の姿がはっきりしてきた感じでしょうか?
 
 おまけにやっと難関クリアで結婚しようと思ったら、父の皇帝が卿塵は女官として自分の側に置くと言い出し、一同フリーズ。女官と皇子は結婚できない決まりがあるんですよね~というとこまで来ました。
 
 つらつら思うに、この手のドラマ、琅琊榜以後では随分影響受けてるなあと思うところがたくさんあります。また出てきた「臣附議~」はともかく、理想家の息子と父親の対立、コンプレックスを持つ息子、逆に息子に嫉妬する父皇帝とか、朝廷内でのやりとりとか以前のドラマとは描き方がずいぶん替わったような気がするのは、琅琊榜迷の贔屓目でしょうか?
 
 ただ、このドラマ、お茶はちゃんと急須使わずに入れてはいます。
 どっちもファンタジーなんで、どうってこともないんですけど、こんなところで差別化図ってみた?
 
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 最後に、画面見てて、あれ?となったのが、この「尼僧」スタイル。日本ではなんの不思議もないんですが、中国のドラマなんですよね、これ。斬新と言えば、斬新でした。
 
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