江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

那年花開月正圓 その4

47~61集

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 絶好調で天にも昇る勢いから、一気に急転直下、地獄落ち。で、復活・・・というなんともジェットコースターな展開。
 
 こういうスピーディーな展開というと于正作品の得意技なんですが、さすがに丁黒作品ではそれなりにきちんと筋道が立ってるし、丁寧に組み立ててるんで、とんでも展開という感じはないです。残念ながら、予想通り・・・って面は避けられませんが、それをやり過ぎるととんでもになってしまうので、匙加減の難しいところ。
 
 さてと、47集から起こったこと・・・
 
 まずは周莹が、宣伝でも、商品開発でも、人たらしでも抜群の商才を発揮、呉家東院この世の春というあたりから・・・画像下、ネタバレご注意です。
 
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 呉漪は趙白石に一服盛って、既成事実を作って無理に結婚してもらったが、うまくいくはずはない。
 
 その趙白石と周莹の布工場は大成功で、呉家も大儲け。
 呉家の大当家としての周莹、出来過ぎて笑えてくるぐらいですな~
 
 逆に杜明礼からも関係を絶たれ、崖っぷちの胡咏梅。この期に及んでもまだ呉聘に未練たっぷり。だが、呉聘毒殺の真犯人はお前だと周莹から罵倒される。周莹さえいなければ自分が予定通り結婚できると考えた彼女自身の企みの結果、呉聘を殺してしまった・・・
 逆上して周莹を殺そうとしたが周老四に邪魔され、彼を殺して、自分も死ぬ。こういう身勝手な恨みに凝り固まったキャラも一人ぐらいは仕方ないけど、ぞろぞろ出てくるとパスだわ・・・
 
 一息ついた周莹は、自分のために生きてもいいかな~~と、沈星移のいる上海へと出かける。
 
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 久しぶりの再会。上海デート。息抜きの場面は正味半日?
 
 周莹たちのホテルに「呉家の偽薬案件を仕込んだのは沈四海」という知らせが届く。
 
 バラをプレゼントされたりしていたいい関係はたちまち途切れ、成功していた沈星移の商売をぐちゃぐちゃにする周莹。
 理由を知って、父と対立、すべてを投げ出して、姿を消す星移。
 
 涇陽に戻った周莹は全力で沈家の商売を潰しにかかる。
 
 一方で趙白石と呉家による西洋の機械を使った工場の莫大な利益に目を付けた杜明礼の黒幕貝勒改め王爺、密かに愛していた胡咏梅の仇周莹を地獄に突き落とそうとする杜明礼らの動きが周莹たちに迫る。
 
 工場の権利を離すことを拒んだ趙白石は罷免され、周莹は西洋人と結んで不正を行ったとして逮捕される。この周莹逮捕の偽証拠をしこんだのが、嫉妬に駆られた呉漪。こういう浅はかなキャラも一人ぐらいにしといてもらわないと・・・
 
 沈星移は私塾の下働きとして身を隠していたが、周莹が囚われたと聞いて、飛び出してくる。あれほど嫌っていた父親に頭を下げ、周莹を救うための費用を得たわけです。
 
 大金を使って話を付けたと思ったら、王爺の差し金でまた牢に戻され、力づくで逃がそうとした星移もろともに囚われてしまう。
 
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 さらに莫大な金も使い、工場も王爺に差し出して、ようやく牢から出された周莹。裏には自分の身まで差し出した趙白石の力があったわけです。
 結局、沈星移も趙白石も自分の身柄を王爺サイドに委ねることで周莹を助けようとし、呉家も財産のほとんどを投げ出して彼女を救ったということです。なんとも人徳のあるヒロインで、孤芳とか長歌行とは別の意味でヒロイン無双ですw
 
 帰ってきた涇陽で別に捕らえられていた沈星移が死んだと知って、フリーズ。
 
 まさに天から一気に崖落ちの視聴分。
 
 けど、星移、まだ生きてますなw 中華ドラマ名物ネタバレOP・EDw
 
 呉家から去りたいという周莹に、それなら義子を迎えて跡継ぎを作っていけという呉聘母・・・というところで、この後の話は周莹リターンズになるんでしょうな。
 
 謎の貝勒改め王爺の正体は教えてもらったようにやはり載漪と思われます。画面にも出てきて、皇帝の従兄で妃は皇后の姪という話が出てきましたが、なぜか名前が出ない。めっちゃ強欲な憎々しい悪者にしてるんで出せないんでしょうかねえ?←念頭にあるのは大秦帝国之崛起の歴史上の著名人軒並みトンデモキャラ化
 
 この場面、いつ出てくるのかと思ってましたが、やっと出てきた。陳暁は似合いますわ~目の保養~
 
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 ラストスパート、かかってきました。
 いつでもおいで軍師聯盟2~~~