1~19集
権利関係でトラブっていたとかで、2年近く宙ぶらりんになっていた胡歌主演のドラマです。
まあ、ご当人さんがアメリカへ留学するのなんのとかいう話とも重なって、なんか曖昧な感じで迎えた配信開始。
考えてみれば、私、あれだけ胡歌のドラマ見ていても、時装劇を見るのって初めて。これまで「古装じゃないのね~」でスルー。今回は「良心的作品」という情報に加えて、周囲の方々がみなさん見る気満々なんでつい釣られてってのが正直なところ。
最近、ミステリ中心にけっこう現代劇もみるようにはなってるんですが、恋愛ものはかんべんな~って人間ですから、これもここまで来てとってもヤバイ情況になりつつあります。
どんな状況かというと・・・
胡歌扮する鄭秋冬という口の達者な青年がねずみ講にひっかかって、じゃなくて、ひっかける方に巻き込まれてしまって、逮捕される。
刑務所で、孫紅雷扮する劉量体と出会い、彼からビジネスのイロハを徹底的に教えられる。それにしても、なんてお気楽な監獄ライフ。しかもたった45分で終了w
模範囚として刑期を1年短縮されて、出獄したが、前科者では将来真っ暗だと他人になりすまして、大企業への就職を企む。
一度は成功したものの、その成りすました覃飞の元恋人熊青春が出現したり、ほかの男と一緒になっていたけどその相手が死んだあとエンタメの会社をやっている元カノ羅伊人からアシがついたりして、正体がばれ、会社を追い出される。
絶望した彼は一度は自殺も考えるが、青春を締め上げてやろうと押し掛けた南寧から杭州へと移って、新たに就職あっせんの会社を立ち上げる。
助手も一人雇い、そこに、熊青春もやってきて、なんとか会社は順調に動き出す。
そこへ、覃飞になりすましていたときに知り合った林拝があらわれる。彼は秋冬が経歴詐欺をしていたことで、自分も信用を失ったと腹を立てている。
林拝は、上司袁昆の指示で鄭秋冬に企業スパイを持ち掛ける。ギリギリのところでそれを拒否した鄭秋冬。これで、正直にやっていくのがベストだと気付いた様子。
熊青春との関係も、結婚を計画するまでになり、会社も大きなオフィスに移って従業員も増えと順調。
そこに、愛人の事件に巻き込まれて全てを失った羅伊人が姿を現し、熊青春には分かれたはずの元カレがイギリスから戻ってきて・・・とねばねば。
こんなめんどくさい恋愛ドラマなんか見たくないんですけど・・・二人とももう退場してもらってOKですから・・・
とまあ、こんな話で約3分の1。
偽装者の後、胡歌が演技に力こぶ作って取り組んでいることはよく伝わってきます。ときとして、力入りすぎで、見てる方が息苦しいくらい。
林拝の陳龍は、確か少年楊家将、琅琊榜に続く三度目の共演で、初めての敵役かと思ったら、やっぱり好兄弟でしたw
ヒロイン二人は、一人が長い髪をふわふわさせて私は不幸なヒロイン、絶対女性視聴者に嫌われるキャラ。もう一人はあっけらかんとした元気いっぱいなヒロインという対比をさせているのかと思ってたら、両方がねばねばした真っ暗イメージに、あんたら両方とも鬱陶しいよ~
この二人に振り回される胡歌@鄭秋冬。ほんと両方とも別れりゃいいのに、めんどくさい。
企業ドラマとしては、まだ本格的にビジネスの話に入ってない感じです。この後、そっち中心で
頼むから、中盤以後、ねばねば恋愛ドラマ展開が中心になったりしないでくれ~と祈るような気分。