江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

九州・海上牧雲記 その2

15~26集

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 主人公が複数いて、ドラマの舞台も複数あって、主人公たちに絡んでくる登場人物たちがまたそれぞれにいる上に、場面の切り替えが相当に短い間隔で頻繁にあるというこのドラマ、見てる方の知識不足、理解不足もあってものすごくレビューしにくい。
 
 先週で開封奇談が終わって、それでも現在ほぼリアタイが九州・海上牧雲記、将軍在上、猟場の三本。これから軍師聯盟の続き、琅琊榜2とか次々出てくると思うとのんびり構えてられんと、わけもなく焦っている今日この頃。
 
 まだまだ三分の一だし、これから見る方も多いだろうし(希望的観測)、話はまとめにくいし~~なので、以下、ほんとの「読書感想文」
 
 それでも、中身に触れないでは感想文もかけないので、いつものように画像以下はストーリ紹介も入ってしまいます。間違ってたらご指摘を!
 
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 まずは、皇帝の冷遇されてきた第六皇子牧雲笙が剣を手にした結果、皇帝は体の自由を失い、皇后の意のままに操られてしまう。予言もただの与太話じゃなさそう。
 皇后は動けない皇帝をいいことに辺境にやられていた自分の息子を呼び戻し、ほかの皇子たちを辺境に追いやり、幽閉されていた銀容を焼き殺す。兄南枯祺とともに国政を牛耳り、そのために牧雲家の端朝は土台が揺らいできている。
 
 と、ここは前回分か・・・
 
 この牧雲笙パートは宮廷ものというより朝廷陰謀ドラマに幻仙ドラマをミックスした感じです。
 
 牧雲笙のところから姿を消していた穆如寒江は、第二皇子牧雲陸の軍に一兵士として身を潜めていたが、身バレ。
 敵に襲われて、牧雲陸とともに逃げ延びた先は、未来の皇后と予言された蘇語凝がかつての乳母のもとに身を寄せていた。
 寒江と蘇語凝は、子どものころから互いに気にしあっていたが、これでますます接近。ところが、牧雲陸も蘇語凝を妃にと望む。何しろ、「未来の皇后」ですから。
 
 
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 この村は、牧雲家に滅ぼされた前王朝の公主姫昀璁とその臣下が隠れ住む村で、三人は捕えられてしまう。
 
 寒江は蘇語凝はこれから自分が守ると宣言。
 この穆如寒江パートが一番武侠ドラマっぽいです。
 
 瀚州の草原に戻った碩風和葉は、金珠海という妻を得て、それなりに幸せにやっていたが、かつての部族の生き残りに出会ったことで妻をなくす。再び部族に戻って、天下の王を目指すことを決意するが・・・牧雲家の靖公主に捕えられ、雪狼王を捕える囮とされるが、逃げ延びる。この過程で、雪狼王と気持ちを通じ合わせたようです。
 
 せっかく豪華な衣装のあふれるこのドラマなんですが、迷子的にはこのワイルドな碩風和葉パートが一番の見どころ。
 
 牧雲笙には牧雲栾の息子で大商人の牧雲徳が接近。牧雲笙の持つ力を利用しようと企んでいる様子。
 牧雲笙は母から伝えられた珠の中にいる魅族の娘盼兮と付き合うようになる。彼女の助けを借りて、皇后の兄南枯祺に殺された父皇帝を蘇らせる。
 
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 それから始まる大粛清。南枯一族は、男は死罪、子どもは配流の上奴隷、女は官奴とされ、彼らに担がれた牧雲合戈は一生幽閉となった。だが、死を覚悟した南枯皇后を皇帝は牧雲笙の母銀容と取り違えていて、皇后はこれを利用して生きのびる。
 皇帝はホントに混乱しているのか、わざとやってるのか?
 
 これで、矢野浩二@南枯祺退場。迫力のある敵役でした。
 
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 皇帝は、さっそく最愛の銀容の息子牧雲笙を太子に任じる。憎みぬいてきた銀容として、その息子を祝う皇后・・・微妙です。
 
 下げ渡された青楼の一室で復讐を誓う南枯月漓。この中の人、万茜は猟場で鄭秋冬を元カノに押し付けようとした熊青春の中の人で、ものすごくうざい予感。
 
 うざいキャラといえば那年花開月正圓で杜明礼やっていた俞灏明が靖公主旗下の将軍孤松拓として登場しましたが、あまりのキャラの違いに誰だかわからんだ。でも、声は一緒。
 
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 とにかく穆如寒江と蘇語凝、牧雲笙と盼兮という組み合わせ成立でいいのかな?碩風和葉の相手は靖公主なのか、金珠海を自殺に追い込んだ幼馴染なのか?
 
 やっぱりこのドラマ、一つ一つのエピソードには既視感もあるんですが、スピーディな展開と無駄のない科白、演技の力で目をそらせません。
 う~~ん重厚な展開と思ってると、陰謀がばれて捕縛される寸前の牧雲合戈や、南枯月漓が、それぞれ皇帝、皇后として「平身」という練習をしていたりするシニカルな笑いを誘う場面とかもあります。
 
 ただ、牧雲笙がブラック自分と対立する場面の特撮は、昔ながらの交代にアップというお手軽さでがっかり。白夜追凶の一人二役でつかみ合いの喧嘩とかにはとても及ばなかった。派手なだけが特撮効果ではないですね~
 
 何回か出てきたCGつきの牧雲笙ですが、どう見ても九尾の狐に見えたり、美少女アニメの変身シーンだったりするのは何とかならんかったかと・・・
 
 地下に姫王朝のでかい秘密基地があったり、崖落ちした蘇語凝がそこで助けられていたとか、武侠ドラマ感もそれなりにw
 
 毎日きちんきちんと二集ずつ配信されてくるとして、終わるのは25日後?将軍在上も同じく2集ずつで、あと4日?猟場は、テレビとDVDで集数が違うのですが、DVD版で見てると後2週間ぐらい?
 ため込まないようにさえすれば、12月7日スタートの軍師連盟2と将軍在上が入れ替わり、猟場と琅琊榜2が入れ替わりで、なんとかやっていけそうです。後まだ何か出てきそうな2017年末・・・ほんとに当たり年でしたわ。