13~18集
急いでみると、次の週までに話を忘れるのが心配。で、ゆっくり見るとその週の分でも初めの方を忘れてしまうというのが情けない。
郭嘉が許都に戻ってきたことで、緊張感がずっと高まった視聴分。
朝っぱらから・・・という場面が出てきたりして、大丈夫なのか?またカットされるぞとか余計な心配もw
だんだんと劉平が独自に策を弄ずるようになってきて、伏寿たちにとってはお手並み拝見というよりはヒヤヒヤもの。
司馬家にいた楊平が後宮での火事の日に匪賊に襲われて死んだという事実から、司馬家と楊平を怪しむ郭嘉。司馬懿を温県に帰らせようとする伏寿達、それより先に危険を察知して逃走を図る司馬懿・・・と伏寿と司馬懿が劉平の頭越しに阿吽の呼吸で動き出しているのがおもしろい。
まずは郭嘉が「楊平の顔」を確かめようとしているのを邪魔しようとする。
このあたり、琅琊閣も顔負けに白鳩さんも大活躍なスリリングな展開。
こういう短いタームでの知恵比べとかもけっこう楽しみです。
死んだ董妃に心を寄せていた趙彦は、楊平が皇帝と同じ顔をしていることを知る。司馬懿はそのことに気づくが、あえて許都に帰す。彼は劉平に「仁慈を捨てて、すべきことをしろ」というメッセージとして矢じりを趙彦に持たせる。しかし、やっぱりそうはできない劉平。伏寿は司馬懿は正しいと詰め寄りますが、自分を信じてくれという劉平。
今度は、荀彧に自分も戦場に行くと言い出し、敵も味方も目が点となったところ。
とにかくその時はしのげても、多くの人間が「陛下は変わった」と怪しんでいるので、薄氷を踏んでいる状況に違いはない。
自己主張を始めた劉平、それを離れたところから見守りサポートする司馬懿は「ちょっと皇帝になったくらいで、自分で何でもできると思うな」とつっこんでいます。罪のない人間を誰も殺したくないという劉平、そんなことでもうぼろぼろの漢室を守るなんてできるのかという司馬懿、やっぱり弟が心配なお兄ちゃん。
この「兄弟」関係のこれからも見どころですが、「皇帝の顔」と「司馬家の義子楊平の顔」を演じ分けている馬天宇にも注目しています。伏寿と司馬懿は同じ立場、兄と姉。伏寿との関係の変化も見どころでしょうか。なんか、司馬懿と伏寿が劉平取り合いっこしてるみたいにも見える。
といっても、やっぱり話を動かしていくのは劉平で、それをフォローしつつ自分の道を歩き出した司馬懿という感じです。