25~30集
半分越しました。
舞台は業城から官渡に。
で、私が今見てるこのドラマ、史劇?仮装歴史?
いやもう、武侠ドラマだねw
謀略戦という展開も多いけど、武打シーン多いし、ノリは武侠チック。
「劉協にとっては外は危険だけど、劉平にとっては 自由に活躍できる場所」というようなことを言ってましたが、そういう展開です。ただ、ほとんどの人間から見れば彼は「皇帝の劉協」なので、まさに「潜龍在渕」という感じで見られてるし、事実を知っている伏寿達にすれば思いがけず「潜龍在渕」だったし、司馬懿からすれば「俺の弟だ、当然潜龍在渕」って感覚でしょうか。なんにしても主人公が主体的に動くとドラマはおもしろくなる。
先週分、初めの方は誰かが捕まる、助け出す、逃げる、また捕まるとかの繰り返し。
その間に劉平と伏寿、曹丕が仮住まいしてた崔琰の屋敷に司馬懿も、呂布の遺児を救出しようとしていた任紅昌こと貂蝉もやってきてしまった。そこに曹丕が駆け落ちしようと袁紹のところから甄宓までつれてくるし、さすがにこの混とんとした状態には見てる方も混とん。
司馬懿と劉平は以前のように「兄弟」の距離感。さっさと伏寿と夫婦になってしまえ、兄ちゃんがバックアップしてやるとか、言いたい放題。死んだ兄の妻を弟が娶るということはできないわけではないんだろうがと劉平がぐじゃぐじゃやってるのに対して、お前が「皇帝=劉協」なんだから何が悪いというのが司馬懿。
確か一度は同衾してるし、気持ちも通じ合っては来ている。でも、まだ事実上「夫婦」でないことをさっさと見抜く苦労人貂蝉w
とにかく一同引き連れて、鄴城脱出を図ります。
劉平は鄴城脱出に利用した書生たちを助けて、伏寿と脱出。「皇帝陛下~~」という身バレ場面の後、伏寿に彼らを許都に連れていくように指示。自ら世の中を正そうとする信義に篤い皇帝に一同ころり。
自分は単身官渡の袁紹の陣へ。
そこで捕まってしまって、「皇帝陛下~~」という一幕。水戸黄門じゃ1日一回だぞとか突っ込みつつ、こういうところだとすっかり鷹揚な如何にも貴人らしい振る舞いの劉平。最初は皆に平伏されると慌てた感じで「平身」ってやってたのが、一息置いておっとりと「平身」ってやるんですよね。自分は皇帝だということを見せつけてますが、司馬懿場面との落差が激しい。
伏寿もその判断に同意、すでに事の主導権は劉平に移り、司馬懿に「今はもう皇帝、貴方の兄弟じゃない」と断言しています。
そういや司馬懿を矢で射殺したことにするという一芝居もやってましたっけ。実は腕の立つ劉平くん。偽装者のアレの弓矢版w
毒が発症して倒れた唐瑛、同じく蜚先生に毒を吐かれて倒れた郭嘉は助かるんでしょうか?
というところで、明日が楽しみ。