江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

萌妃駕到 その2

20~36集(大結局)

イメージ 1
 後半です。太后が出てきて、やりたい放題の皇帝と歩萌の恋バナにも多少は邪魔者ができたというところですが、やっぱり「お決まりだから出しました」程度。
 
 予想通り、太后のお気に入りで私が一番キャラはすぐに退場。
 
 このドラマが一連の後宮ドラマと決定的に違うのは、皇帝が「賢い」というところでしょうか?ありがちなヒロインへの讒言を真に受けて冷宮にぶち込むとか処刑しかけるというような展開はなくて、恋人への信頼と全体を見通す能力があるので彼がさっさと問題を解決していきます。後宮ドラマを見ていて、一番イラつくのが「後宮ではおバカな皇帝」と「ネバネバオレ様娘娘」なので、その両方がいないとすっきり見やすいです。
 
 終わり近くで高麗から来た娘が登場、宮中に迎えられたので、「さては萌妃の新しいライバル?」とありがちな展開を予想しましたが、あっさりと予想が大外れ。あくまでもねばつかない設定に好感しかないw
 
 しかし、韓流俳優を使うのはだめだと思ったんですが、キャラはいいんですね。熱血書院にも高麗の王女が出ていた。
 
 近くなったようでやっぱり「避寵」という歩萌と皇帝。周囲からは萌妃が皇帝のお気に入りと見られているから、同じことだと思うんですが、本人は皇帝にラブレターを出す妹分曲嬪の代筆をしてやったりとあっさりしています。
 こういうキャラが出てきたってことは、後宮のねばねばに食傷気味な視聴者も少なくないってことでしょうかね?
 
 一応唐代をフィーチャーしたとはいえ、全くの架空世界での「後宮は大騒動」的な話が繰り広げられます。ドラマのエピソードには、ブランドバッグを皮肉るエピソードとか、現代を持ち込んでも来ています。
 
 おなじみ風呂桶シーンとかも脱ぐのは筋肉見せびらかしの汪東城の方で、女性キャストにはそういう場面なし。
 
 充分に後宮ドラマを皮肉ってるドラマでしたw
 
 最後まで見ても、一度更新ストップした前の10集「深宮婦女連合会」は出てきませんでした。何が悪かったんでしょう?宣伝ビラをポスティングしてるのを止められるあたりの展開?
 他にもまだカットになってるところはありそうです。
 
 でも、減った分がどこで増えて36集の辻褄合わせたのかがわかりません。
 
イメージ 4
 
 歩萌の金晨、皇帝温楼の汪東城はいちゃいちゃやっていても嫌みがなくていい感じでしたが、私的には見たかったのはこちら。太医柳謹言の劉冠麟。龍門鏢局以来のおなじみ。こんな落ちが待っているとは思いませんでしたw
 
イメージ 3
 歩萌の妹分でよく食べ、よく泣き、よく騒動を引き起こす曲婉婉の韓玖諾。彼女はこれがドラマデビュー作らしいのですが、これからが楽しみなコメディエンヌぶりでした。
 
イメージ 2
演 員      角色      配音
金 晨  飾  歩萌       原音
汪東城  飾  温楼       恵龍
劉冠麟  飾  柳謹言
夏一瑶  飾  言妃
韓玖諾  飾  曲嬪
賈清茹  飾  如貴妃   徐暢繁
米 娜  飾  驍貴人   鄭言
高玉慶  飾  呉惟庸
湯夢佳  飾  烟儿
周 斌  飾  鮑屈
張海宇  飾  何弃療
劉蔚森  飾  蔡太賢
陳徳修  飾  歩約
陳佳妍  飾  太后
瞿澳晖  飾  甄世爽
唐 浩  飾  福熹
楊遠麒  飾  春萍
沈 瑶  飾  朴麗姫
 
職員表
出品人   甘薇
制作人   袁飛宇、鄭国旗、于昭旭
監 制   甘薇
導 演   邹集城
編 劇   連翘
撮 影   位杰
配音導演  恵龍
芸術指導  陳浩忠
動作指導  孫夢飛
造型設計  陳同勋
服装設計  李昌盛
視覚特効  呉涛