25~48集
とにかく最後まで見ました。残念ながら、私たちがツアーで見たこの旧靖王府こと「柴嫣山荘」という建物は確認できず、せっかくがんばって最後まで見たのに~~と疲労感が残りました。どうも内部では朝廷での内輪もめシーンとかを撮影したと思うのですが、建物の外観は使わなかった様子です。
ここが出てこなかったんで、結局最後まで見てしまいました。
なんだかな~
最後まで主役に主役感がなくて、ストーリー展開がぬるくて美しくない。
主人公4人より、沈夜や謝衣といったおじさんグループの方にストーリを引っ張る主役感があるんですよね。
ゲーム原作にありがちな中だるみの原因になる寄り道エピソードが多い。無異を駙馬にしようと無理を言って勅命出したもらったけど、結局あきらめたオリジナルキャラのわがまま公主の話なんかどこに需要があったのか?
男女問わず、その配役、俳優の持ち味生かしてますか?と疑問が残る。
ゲームキャラの造形の再現性が高いというのは撮影開始あたりから聞こえてきてたんですが、それが俳優に似合うかどうかはまた別の問題。
パンダのように目の周りを黒く塗ったキャラが出てくるんですが、あまりにも貧相で・・・映画版見るとCGのパンダが動いてました。
衣装はそれなりに再現してるかもしれませんが、少なすぎる・・・どのキャラもほとんど着た切り雀状態。
古剣奇譚のときの屠蘇の日替わり衣装なんかと比べるのも気の毒w
心魔のCGとかはそれなりなんですが、人間キャラを捉えてぐるぐる巻きにしてる蔓は相変わらず体から浮いてるんで、一生懸命苦しんでる俳優が気の毒。まあおおむねこういう感じ。
太古に作られ、ばらばらになってしまった昭明神剣のかけらを集めて剣を復活させるエピソード。剣を復活させて、流月城に対抗しようというわけです。
それに並行して殺されたはずの謝衣が沈夜の暗殺者小七になってもどってきたとか、阿阮の正体とかいろいろ。太崋山の師父に半妖半人の「妖」を取り除いてもらった夏夷則が父親に「もう妖でないんだから皇帝の跡継ぎお前に決まり」と言われて拒否するというあたりで、今度は朝廷内での一揉め。
委細省略。とうとう4人を先頭に流月城に攻め込む。ところが、そこでは大祭主の沈夜たちが流月城の普通の民を守るために心魔と結んでいたということが明らかになる。この何が正義で何が悪なのかがあいまいという設定はちゃんと扱えばよいテーマになると思うんですが、突っ込み不足。沈夜や流月城の祭主たちが難しい顔してるだけではなく、主人公たちにもっと早い段階でこの矛盾を突き付けてたらよかったのに。
ラスボス心魔との対決でも、その後でもメインになるのは沈夜で、無異たちはあわあわ~と右往左往。
どうもいろいろ美しくないドラマだった。前作に引っ張られての期待がありすぎたのかもしれない。古い剣が重要なアイテムであることしか前作とのかかわりはなく、世界観も別のものです。
10月1日には映画版「古剣奇譚之流月昭明」が出てきますが、こちらもあんまり期待しない方がよさそうじゃないかと・・・やたらに女性キャラの衣装の露出度ばかりが高いのも疑問だし、俳優以外のところが全部CGみたいに見えるのも心配の種。まあ、このドラマ版よりストーリ刈り込んで、シャープな展開にしてくれたらとりあえず満足かもしれません。
演 員 角 色 配 音
付辛博 飾 楽無異 劉三木
穎 儿 飾 聞人羽 張喆
李治廷 飾 夏夷則 魏超
姜 雯 飾 阿 阮 楊婧
張智尭 飾 謝 衣 商虹
邵 兵 飾 沈 夜 原音
郭品超 飾 瞳 音 陳張太康
呉春燕 飾 昭 寧 万純
范俊良 飾 禺 期
曾 黎 飾 傅清姣 馮駿驊
胡 兵 飾 楽紹成 陳光
金巧巧 飾 紅 珊 李世栄
郭暁峰 飾 清和真人
何中華 飾 聖元帝
職員
制作人 劉漢東、蒋鶴寧
原 著 古剣奇譚二:永夜初晗凝碧天
導 演 蔡晶盛、大宇
編 劇 雷薪琳、陳泰龍
動作指導 江道海
造型設計 肖进
服装設計 陳同勛
視覚特攻 塞巴斯蒂安、郭建全