追悼 金庸先生
10月30日金庸先生亡くなるの報に接し、言葉もありませんでした。
何をどうするというわけはないし、私には金庸先生や作品の評論をする力もその気もないですが、ただ、自分の気持ちに一区切りをつけたくて、こうして文章を書き散らしています。
ただの繰り言ですが、ご容赦を・・・
今になっても、その感覚はさほど変わってはないです。
とんでもなくおもしろい小説を書いた中国の作家・・・それだけでは語り切れないのは、射鵰英雄伝と天龍八部に始まる金庸ドラマおっかけの中で多くの人と知り合い、交流を深め、親しくお付き合いするようになったことが大きいです。もともと中国文化には特別な関心を持ってなかった私が、繰り返し中国に旅行し、中国の小説やドラマに触れ、自己流で怪しいとはいえ中国語の文章にも親しみ、海外にも知己を得ることができたのもすべて天龍八部から始まっています。
それだけに、訃報に接したときは呆然としてしまいました。
寂しい、悲しい・・・
この秋にも倚天屠龍記とか神鵰侠侶のドラマ撮影が進められているようだし、この先も途切れることなく出るのは確実です。
配信になれば、またそのドラマを楽しみに見ることだと思います。
それでもやっぱりこの喪失感、寂寥を埋めることはできなくて・・・悲しくてやりきれないです。
金庸先生、一路走好!