9~16集
ちょっと早いけど、一区切りしておかないとまた話を忘れる。というか、せっかく頭に入ってきかけている人間関係忘れる。なので、大幇会に行く前に雑な視聴レポートです。
この将夜って原作者は擇天記と同じ猫腻なんですね。なんかどこかで聞いたことのある作者だと思ったんです。厳しい運命を背負った少年の成長記、「学校」が大きなポイントとか共通点もありますが、擇天記は将夜と同じ世界観を持っていて、将夜の後の話とまで言われると「え?」という感じになります。
ドラマ的にはずいぶん作劇のスタンスが違うので、原作はそうだったとしても同一の世界観って感じはないですね~
その将夜世界にも少しなじんできましたが、やっぱり登場人物とその背景とかが入り組んでいるうえにオリジナルなのでなかなかすっと頭に入ってきません。あっちでもこっちでもいろんな人が何かと企んでるし~で、人物関係図が必需品w
まだ出てきてないキャラも多いんですが・・・
夫子の弟子になるための第一歩として、まず「書院」の入学試験に参加した寧缺、楽器の演奏は「できません!」とパスしたものの、数学と作文?では調子よく回答。さて、次は弓を使ったサバイバルゲーム・・・のはずが、試験場にやってくるはずの唐王狙った一団が現れる。王の代理できていたのが李漁公主で、彼女を助け、大活躍した寧缺は三つの試験でトップの成績を取って合格。
唐王を狙ったテロは燕国の太子崇明が裏切って唐王に知らせたために失敗したのだが、もともと彼も知っていたこの計画。15年前に戦争に敗れた燕では太子は唐に人質、次男の隆慶は西陵の神殿で修行、光明大神官は西陵神殿によって幽閉されてしまっている。
そして、燕王は人質の太子と次男を交換して、次男を唐に送り込み、これもまた夫子の弟子にしようとしている。
この夫子というのがただの校長ではなくダンブルドア的な人のようで、確かにこういうところでは擇天記と共通した世界観を感じます。
唐では、李漁とその弟が「妖女」と恨む唐王の現妻夏天の息子六王子が毒を飲まされ、唐王は娘と息子を軟禁。ま、やらかしたのはどう考えても王どころか人間としてどうなのよ~としか言えない弟の三王子ですが・・・
無事、書院に入学した寧缺の学校生活は特待生的に入学したこの三王子たち貴族の子弟との間がぎくしゃくするというお約束展開。
なんとか寧缺に恥をかかそうとするものの、江湖のつながり?で本人が考える以上にうまくすり抜けていく。
書物を読もうとするとダメージが来るという図書館にせっせと通ううちに、夫子の弟子のひとり陳皮皮と知り合う。
学校生活の一方で、一族の敵討ちを始める寧缺。父の林将軍を無実の罪で密告したのは誰だったか追究し、仇を討っていく。
この彼の行動の結果、朱雀が復活、傷ついた寧缺は桑桑と陳皮皮に助けられる。
朝廷では皇帝が寧缺が暗侍衛に任命されたときに勝手に王の書斎に入り込んで書き残してきた文字を唐王が発見、これは誰の字だ?ということになりました。
もう出てこないかと思ってた安志杰の朝小樹も再登場、崖落ちしていきました。また出てくるね、一安心。
前回にも書いたけど、このドラマ武侠風味が結構強くて、アクションも目いっぱいがんばってる感じで楽しいです。
撮影もちゃんとロケに行ってるので空気感が心地よい。ただ、妖猫伝でお目見えだった襄陽の唐城なのにもうおなじみ感がでてきてしまっているのがちょっと辛い。横店や象山ほどではないんですが、それが逆に目につく。横店なんかだともう空気みたいなもんになっちゃってるんですけどね~
寧缺の陳飛宇、アクションシーンとか全力で頑張っているのがさわやかです。彼のように主役が若いと、周りの力量が問われるってところがあるんですが、寧缺より年下の桑桑を元気に演じている実は年上の宋伊人もいいですね。これで彼女が中途半端だと寧缺が浮いてしまいます。
そして、おじさんたちいっぱい。たまりませんわ~~
というところで、3日ばかりお休み。大幇会に行ってきます。