江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

将夜 その8

49~54集

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 これでいよいよ残りあと1週分6集になりました。どうせこれも第1季だけじゃケリつかないんだろうなともうあきらめてはいます。それでも大結局に向けて、これまでに登場してきた人物たちが新しいステージへと動き出しました。
 最後「続きは第2季」になっても、この60集のドラマとしてはきっちり終わってほしいと思う最近悟ってしまった中華ドラマ迷。
 
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 正式に夫子の直弟子となった寧缺、早速思過崖行きを命じられる。
 
 ここで寧缺が小師叔柯浩然の衣鉢を継ぎ、蓮生に与えられた心魔を抑え込んで、すでに入魔していることを知られないようにさせるというのが、夫子の考え。それを知らされた寧缺もがんばりました。
 
  思過崖というと一人洞窟に籠ってという令孤沖のイメージですがここではお供に桑桑がついてきて、洞窟の前の小屋で生活。寧缺自身は効力が足らなくて、洞窟の入口に張られた夫子の結界から出られないが、小師弟思いの師兄たちはするする出入りして、とっても賑やかな思過崖。
 
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 ところが、桑桑もここを簡単に出入りしてしまいます。これ、伏線に決まってると確信。
 
 光明大神官の後継者桑桑を迎えに西陵から天諭大神官たちが書院にやってくる。それを聞いて、寧缺は思過崖から脱出。
 桑桑を連れ帰って、大神官になるべく修行させ、その地位につかせたいという使者。いやだという桑桑、光明大神官を寧缺の侍女にはしておけないという天諭大神官、ま、そりゃそうです。桑桑は自分と一生を共にする人間だと寧缺は桑桑に求婚。
 
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 結婚することと大神官になることは別問題というので、3年たったらまた迎えに来るということになって、いったんこの問題サスペンド。 
 
 思過崖から出られたことで、これで寧缺も一人前の弟子。しかし、彼は自分が「冥王之子」ではないかと思い悩んでいる。
 
 寧缺は唐王に呼び出され、光明との戦いに行く前の顔瑟から託されていた陣眼杵を渡される。これは顔瑟が都を守るために描いた驚神大陣の鍵となるもので、これを寧缺に託すということは顔瑟と朱雀の選択で、寧缺は責任の重さに戸惑いながらも陣の保護者となり、都とその住民の安寧を担うことになった。
 
 この驚神大陣、擇天記の星盤大陣の原型みたいな感じ?このドラマが擇天記につながってるのをやっと実感しました。
 
 こうやって桑桑と寧缺が大きく将来に向かって動き出し、ほかの人物たちも大きく動き出す。
 
 大将軍職を辞することを唐王から認められた夏侯は、裁决司からもらった通天丸を飲んで、一気に武道巓法にレベルアップ。
 
 物乞いにまで身を落としていた隆慶は知守観観主陳某に諭されて、知守観で再び修行を始める。
 
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 剣聖柳白は弟を操って寧缺にけしかけた裁决司のスパイを処分。知命から洞玄にレベルを落としてしまった葉紅魚は、柳白の手引きで力を回復。
 
 山門で出会った現任の魔教聖女唐小裳も夫子の弟子になると寧缺を頼ってやってきて、三師姐の弟子になりました。
 
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 姿を消していた朝小樹も再登場。やっぱり崖から落ちた人は生きてますw
 
 と、新しい人物配置がされて、後一週分になったわけです。
 
 ざっと書いちゃうと息つく暇もないくらい事件が立て続いてる感じで、実際そうなんですが、息抜きになる場面もたっぷり。
 
 美食家の夫子、弟子たちが食事作りに精出してますが、しゃぶしゃぶや湯団に始まって、ピザにビビンバ(ただしニンジン抜き)なんかを賞味。
 
 思過崖の寧缺、用を足そうとしたら「紙がない!」と大慌てで桑桑に放り込ませる。
 天諭大神官に、桑桑は西陵に行かせられないと断りに行くのに地元名産を手みやげを持っていく・・とかなんか、普通のファミリードラマみたいなエピソードがちらちら入ってくるのも楽しい。
 
 手土産買ってるのは「良品捕子」という店。何気に出て来たこの店、「烈火如歌」にも登場してきたお菓子の会社ですが、最近このタイプのCM増えてきて油断がならない・・・
 
 再登場した朝小樹、助けてくれた女性が土地の男たちに嫌がらせされてるのを、一発で仕留め、彼女を連れて出ていくとかの武侠ドラマ的かっこいい場面もいっぱいで、これはもちろん楽しい。
 
 そして、美爺はいっぱいだし、もう楽しくってたまりません。
 
 登場人物がすごく多くて、設定が入り組んでいるので、言語力不足で理解が足りてないというのが私的には相当な問題なんですが、そうやってぼやけてしまう分を差し引いてもめいっぱい楽しんでいます。
 ほんとあと1週間なのが惜しい。