41~50集
さくっと大結局まで見終わりました。
趙敏と周芷若の間で揺れる張無忌、迷子的評価では「金庸ドラマ史上最悪」のエンディングの再来が来るんじゃないかと思うと、正直なところ屠獅大会から後はあんまり見る気が・・・
今回は、趙敏は無忌を愛したことで父親から義絶され、国を裏切ったとして斬首されそうになる。それを妹大好きお兄ちゃんに助けられ・・・というオリジナル展開。
一人で元軍相手に奮戦し倒れた無忌、趙敏が「お腹に無忌の子が~」と言って、彼の命を助けるという話は出てきませんでした。周芷若も悪事を告白、憑き物が落ちたようになりましたが、峨嵋派の掌門として去っていったので一安心。
明教内部での趙敏の立場、「元の皇帝を追い出したんだから、当然うちの教主が次の皇帝」と考える幹部たちと皇帝には絶対ならないという無忌の考え方の違い、朱老四つまり朱元璋グループたちのうさんくささなんかは、今回は結構時間をかけていたように思います。
張紀中版のラストシーンではまるで張無忌が周芷若まで連れて蒙古草原に婿入りしたようにしか見えなかったのですが、その点今回はきれいにすべてを捨てて趙敏と二人で草原に消えていく…風だったので一安心。
もっとも倚天屠龍記というより射鵰英雄伝の一場面のように見えてしまいますね。
このバージョン、良くも悪くもさらっと薄いという感じです。
導演の蒋家駿は楊旭文版の射鵰英雄伝も手掛けてるんですが、こういう作風なんでしょうか?胡歌の神話や香格里拉のときはそうも思わなかったんですけど。
演員的にもどぎつい個性の脇を固める俳優とかがいなくて、本来もっと猛々しいはずの金毛獅王なんかも結構スマートに収まるところに収まっていました。
つまるところは目を引いたのは楊逍一人。でなけりゃ今回も張三豊ですね。
キャラ設定の力もあるのはもちろんですが、これほど豊かな個性をもった楊逍は初めてです。
全50集見終えて思うのは、金庸作品は素直にドラマ化したらそれなりのおもしろい作品に仕上がるという当たり前のことです。
いや、もう・・・トンデモ作品続いてたので、そういう意味では落ち着いて見られました。
演 員 角 色 配音
曾舜晞 飾 張无忌 蘇尚卿
陳鈺琪 飾 趙 敏 徐佳琦
祝緒丹 飾 周芷若 路熙然
張超人 飾 宋青書 劉三木
林雨申 飾 楊 逍 原音
曹曦月 飾 殷 离 原音
周海媚 飾 滅絶師太 袁智
宗峰岩 飾 范 遥 葉保華
張永剛 飾 謝 遜 原音
肖栄生 飾 殷天正 茅菁
陳 創 飾 夷一笑 原音
楊明娜 飾 黛綺絲 楊莹
陳欣予 飾 殷素素 白雪岑
許雅婷 飾 小 昭 路小漫
孫安可 飾 楊不悔 朔小兔
林以政 飾 説不得
楊一威 飾 周 颠 原音
紀 渢 飾 彭莹玉 周暁棟
李泰延 飾 冷 謙
賢 棣 飾 張 中
寧文彤 飾 胡青牛 原音
曾 黎 飾 王難姑
金 釗 飾 朱老四
李浩軒 飾 常遇春 劉若班
阮圣文 飾 殷野王 常文涛
于 波 飾 陽頂天
李依暁 飾 陽夫人
李 解 飾 韓千葉
王徳順 飾 張三豊 郭政建
郭 軍 飾 宋遠橋 原音
黄 骞 飾 俞蓮舟 胡辰雨
賀 剛 飾 俞岱岩 曹旭鵬
曲 吉 飾 張松溪
李東学 飾 張翠山 原音
宮正楠 飾 殷梨亭 梁暁強
陳 剣 飾 莫声谷 周暁棟
鄔靖靖 飾 紀暁芙 賀文潇
陶珞依 飾 丁敏君 原音
杜玉明 飾 渡 厄
鄧立民 飾 渡 劫
張春仲 飾 渡 难 郭政建
樊少皇 飾 成 昆 青琳昊
沈保平 飾 空 見 鄭煉
李振起 飾 汝陽王 陸建藝
孫亦凡 飾 王保保 原音
傅 隽 飾 鹿杖客 陳大剛
安澤豪 飾 鶴筆翁 田二喜
趙櫻子 飾 黄衫女子 賀文潇
職員
出品人 孫忠懐、蒲樹林
制作人 羅茹嘉、李尔云、黄星、江偉欽、汪悍賢、張姮
監 制 韓志杰、孫海涛
原 著 金庸
導 演 蒋家駿、彭学字、杜渊、江洪敏
編 劇 黄杰、博華
美術設計 劉京平
動作指導 李国沅
造型設計 侯云怡
視覚特攻 趙剛