江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

慶余年2 その1

1~5集

 

 やっと登場した「慶余年」の第2季。4年も待たされたんだから、楽しませてもらわなくっちゃ!と膝を乗り出した視聴者はたくさんいると思います。私ももちろんその一人です。
 最初に配信された5集分の感想です。

 前評判は上々、私も期待感でいっぱい。でもまあ、そういう時ほど、見るのが怖かったりしません?

 今回も楽しかったのは楽しかったんですけど、なんか期待したのと方向性が違うんですよね。

 

 ネタバレはしない方針と言っても、もう前回の時にいろいろばらしちゃってるんで今更配慮しても仕方ないということで、開き直ってます。とはいえ、ほとんどストーリには触れてないかもw

 

 前回は言冰雲が范閑を背中から刺殺したというとんでもなく続きが気になる場面で終わりました。ところがこのエピソード、原作にはないんです。范閑一行は何事もなく慶国に向かっていきます。

 で、この後始末をどうつける気だ?と4年まえから気になってたんです。そりゃ范閑殺すわけにはいかないから、何か理由つけて復活させるか、死んだふりしてましたとオチをつけるかしかないだろうと思ってはいたんです。

 

 予想外だったのは、これほどにコメディテイストにしあげてしまっていることです。最初の方なんかもうお笑い。げらげら笑いながらも、ちょっと戸惑ってました。

 コメディだと割り切れば、悪くないんですけどね~「慶余年」ですからね~なんというか笑いの質が第1季とは変質してるような?

 この後、原作での話は、ますますシビアになっていくんじゃなかったっけ?(理解度はともかくとして最後まで原作をめくっては見た。読んだとは絶対言わないw)
 前作では改編されたところに外れがないと思ったんですけど、今回はどうなっていくかドキドキひやひやしてます。

 

 范閑が死んだふりをしたのは皇帝を騙した大罪なので、死罪を言い渡されては大変と知恵を絞り、王啓年が配下から朋友にレベルアップして協力。

 本来、北斉に残ったのは郭保坤じゃなくて王啓年だから一緒に戻ってきてないし、二皇子はあんなところで范閑に手を出していないわけで、最初の配信分のほとんどがオリジナル展開、王啓年の妻子なんかも全くのオリジナルキャラ。王啓年の娘覇覇はかわいいけどね~

 それで、このあたりの展開に原作ファンが早速噛みついているのは当然かもしれません。

 

 今回冒頭から登場した言冰雲が前回の肖戦から「天才基本法」にも出ていた呉幸鍵に交代するなど、何人かの演員の交代が話題になってました。呉幸鍵の言冰雲は肖戦のものより人づきあいがよさそうな感じがします。

 新しいキャストにも、そのうち慣れるはずです。

 

 前にもどこかで言いましたが、私としては演員の交代より、ドラマが進むほどに原作との乖離が大きくなっていくことの方が気になってました。前作ではそこに不安はなかったんですけどね~残念ながら、なんか早速不安が顕在化したような気がしてなりません。

 

 とはいえ、前回のラストシーンとこれから始まる慶都に戻ってきた范閑のドラマをつなげるために、多少つじつまが合わなくてもやっちゃえ!的な力業というかアクロバット的展開が今回視聴分だったと解釈、この先はこれほどコメディにはならないだろうと期待して、視聴継続します。

 

 というか、范閑と王啓年が都に入ってくるシーンとか見ると「なんちゃって~~」とスタッフが言ってるような気がしてならない💦


 原作至上主義というわけでもないドラマ視聴者なんですけど、抱月楼での范思轍と三皇子の「やらかし」案件とか大皇子の帰京なんかは原作にもあって、それに何かほっと安心感があったりしてます。

 私としては、原作からどれだけ離れてもいいからちゃんと話の根本は見失うことなく原作以上におもしろいドラマを見せてくれれば文句はないのですが・・・

 

 しかし、この「おもしろい」という日本語、Interestingという意味とfunnyという意味があるんですよね・・・私としては「慶余年」にはfunnyだけではないドラマを期待しているのです。

 

 最後に演員陣はこちらの画像を・・・



 原作では、スタート時の「范閑17歳になってない、林婉儿16歳になってない、范思轍13歳になってない」という年齢設定、ドラマの方は「まぁドラマだからね~」となってた。

 で、今回新登場の三皇子、范思轍の右上のキャラ。中の人郭子凡は肖戦と同じX玖少年团の一員。でも、この三皇子の年齢設定は9歳!彼が出てきたとたん、頭の中に「9歳!がんばれ若作り」と不思議なエールが鳴り響くのです。

 

 ところで、張若昀、やっぱりダイエットしすぎ。「顕微鏡下的大明」とか「大唐狄公案」なんかではあまり気にならなかったけど、范閑となるとどこか違和感・・・。瘦せたんじゃないか?というような科白持ってきてますけどね~ちょっと心配になってしまう。

惜花芷 その2

12~24集

 

 明日から「慶余年2」の配信開始なので、ここで一区切りです。本当はそれまでに全40集クリアしたかったんですが、時間がとれませんでした。とか言って、「蓮花楼」の日本ファーストランはちゃんと見てます。

 

 主人公二人それぞれの一族の抱える問題が次々吹き出してきて、さあ大変というドラマに、案外あっさりとクリアしてしまった妟惜の身バレからのいよいよ深まる二人の親密さという3つの流れは前回視聴分からそのままです。

 

 花芷は商売を順調に成功させ、祖母や一族から家長としても信頼されるようになってきます。今回視聴分では、花芷が率いる花家の一族の中が暮らしも見違えるようによくなり、屋台の店を手始めに大きな菓子店をひらき、使用人も増え、手に入れた広い屋敷の中に子どもたちのための教場を儲けて老師を雇うまでになっています。
 なんかもう、一族の男性いなくてもいいんじゃない?と思えてしまうくらい。

 

 皇帝は花家と太后が秘密裏に手紙のやりとりをしている、中身次第では花家全員抹殺だと調査を妟惜に命じます。妟惜は、花家に武術を教える老師として住み込みますが、これ幸いという顔してますな。

 実は花家の祖母林婉と太后は結婚前からの友人であったという落ちですが、それを探っている間に花家から嫁いでいった長女と次女が騒動を引き起こします。


 婚家にいい顔をしようと母親に無理な要求をして断られるとさんざん悪口雑言を吐き、夫と共に悪だくみを重ね、挙句に母親を憤死させてしまった長女に対して、花芷は祖母の仇と果断に打って出ます。それをフォローする妟惜です。

 長女が終われば今度は次女が夫から虐待され、助けを求めてきます。こちらは「何としても助けなければ、でも法律は男の味方、どうすればいいの?」と、何か最近朝のドラマであったような話が展開します。ここでは花芷の力と妟惜のフォローで裁判に大勝利。夫から持参金も取り返して、無事に逃げることに成功しました。

 

 その妟惜は母親を殺した犯人をようやく見つけますが、その裏にさらに大きな秘密があることに気がつきます。しかし、味方と思っていた皇帝から、これ以上調べるなと止められてしまいます。

 悶々としている妟惜は、花家に入り浸っています。

 

 やがて、花芷は流罪になった罪人を一人釈放してもらうためのお金がたまったと流刑地の北地まで行く決心をします。都合のいいことに妟惜も皇帝から北地を守る呉将軍に謀反の疑いがあると調査を命じられます。妟惜は配下二人を連れて、花家の隊列にまざって出発、彼を狙う敵の目をくらませます。しかし、なぜ妹まで連れていくw

 ということで、黒いフードを被った謎の敵役登場です。

 この後、花家の男たちが強制労働させられている三白城や北地大営を舞台に話が展開するはずです。

 

 とにかく、時間さえ確保できれば、するする~と見られてしまうドラマです。あまりにも花芷がオールマイティすぎて、一族の男性陣どころか妟惜もいなくてもなんとかするんじゃないか?と思えてしまうのはどうなんだろう?

 

 公的な立場からいえば、皇帝の甥胡妟惜は圧倒的な力を持っているはずなのに、なにか花芷に対しては遠慮がちなんですよね。「薬屋のひとりごと」の猫猫に対する壬氏と同じ構造で、こういうキャラ設定は国を問わず受けがいいようですね。もっとも花芷と妟惜はさっさと相思相愛になってますがw

 ここまできて、ようやく流刑地の男たちがドラマに本格的に戻ってきました。ここまで、残された女たちが落魄した花家を盛り返そうと、家中のごたごたも、外からの邪魔もはねのけて、結束して頑張っているという話が続いていました。一つ一つのエピソードはそれぞれ「お見事!」という解決を見せていきます。

 わずか一年と少しの間にお菓子を売っただけでこんな大邸宅を構えるような金儲けできるのかという素朴な疑問は横へ置いておくとして、まだ男たちが流刑地にいるというのに、彼女たちの派手な暮らしぶりが気になってならない。和気あいあいと楽しそうだしね~

 

 ともかく明日からは「慶余年2」



 楽しみです!

 ちゃんと始まってよね~

 

惜花芷 その1

1~11集

 

 「普通におもしろい」と薦めていただいて視聴開始しました。なるほど「普通におもしろい」です。

 

 皇帝に苦言を呈して、一族もろともに罪に問われた高官の娘花芷と皇帝の甥で七宿司を率いる顧妟惜の二人を主人公に彼らのロマンスとを描くドラマです。ただ、このドラマ、花芷周辺のドラマと妟惜周辺のドラマが並行して進んでいきます。


 まず、一族の男性すべてが捕らえられ流刑となった花家では残された女たちが家と財産を奪われ、都から追われます。女たちには当主の妻を筆頭に、四人の息子の妻と子どもたちがいます。この妻たちは気弱な長男の妻、息子の教育第一の次男の妻、家の管理を任されているうざったい三男の妻に、新婚の四男の妻という組み合わせ。長男の娘が女主です。
 この女ばかりになった花家で奮闘する女主は、この状況にへこむことなくめんどくさい年長者ぞろいの一族をまとめて、目先を利かせて商売で成功していく「那年花開月正圓」的部分に「知否知否応是緑肥紅痩」的な部分をミックスしたような大活躍です。


 男主の方は、できの悪い皇帝の息子二人より皇帝に可愛がられている凌王の世子です。彼は皇位を狙う気などないという証に自らの顔に傷をつけ、七宿司を率いる司使となります。一方で彼は10年前に屋敷の火事によって母が亡くなった事件の謎を明かそうとしています。さっさと次の妻を屋敷に引き入れている父親との関係はうまくいってないわけです。自身は皇帝のお気に入りだとかいうと「星漢燦爛」を思い出さずにはいられない。とはいえ、こちらの皇帝、どこまで信じていいのか?という気もする。中の人が海一天だしね~
 彼には、医学や薬事には通じているがその他では幼児同様な妹芍薬がいます。なんというか少女版「飛流@琅琊榜」という感じ?
 
 彼は七宿司司使として花芷の前に現れるときは凶悪な仮面をつけて、皇帝に忠実な法の守護者を演じます。素顔の時には、親切で人好きのする好青年で、花芷との関係も良好です。彼が仮面オンオフすることで、二つのストーリをつなげて言ってます。

 

 このドラマ、するっと見ていていくことができるのは、話全体に勢いがあるのと、どっかで見たような気がするストーリ展開が続くところですかね?あ、これ、絶対詐欺にひっかかるぞ~とか見てるとちゃんとひっかかるwそういうのはうんざりする場合もありますが、今回はうまくいっている感じです。

 配役陣は顧惜妟に胡一天、なんか今回の造形というかメイクは可愛く見えるんですよね~花芷との関係は妹を預けるほどに良好ですが、彼の正体がばれたらどうなることやらw




 花芷には張婧儀。彼女のドラマを見るのは初めてですが、逆境にもくじけず前向きに生きていく女主を好演しています。で、またこの二人どっちが主役かでもめたとかですかね?片尾の演員表に「順番はあいうえお順ですよ~どっちが上とかないですよ~」的な但し書きがついてて笑った。当然「仙剣4」を思い出したわけですが・・・変な習慣ができてしまったのかもw

 

 

 顧惜妟の妹芍薬は蘆昱暁です。彼女、「雲之羽」の上官浅、「玉骨遙」の白雪鶯、「西出玉門」の阿禾と見るたびに全く違った役柄で登場してくるのです。今回はこれがあの上官浅の中の人?とびっくりさせられました。

 

 花芷の婚約者だった沈淇には呉希澤です、父親から虐待されている沈家の長男ですが、正義感でもあり、没落した花家の長女花芷との婚約解消を拒み続け、花家を援助します。もっとも花芷本人から婚約解消を申しだされてしまいます。呉希澤は王鶴隷、官鴻らと新版F4として売り出したそうですが、私の好みのドラマには出てなかったので、これが初めて。沈淇と妟惜がもっとバチバチやるかと思ってましたが、案外に地味キャラ?


 彼の弟で、父親に溺愛されている弟沈煥には「孤城閉」の辺程が登場。こちらは大人になったね~と親戚のおばさん目線w

 花芷を可愛がっていた祖父で花家の家長花屹正に高雄。私好みの美爺です。
 その妻で女だけになった花家をまとめる林婉に劉佳、こすっからいところもある三男妻夏金娥に「那年花開月正圓」の胡杏儿、次男の妻斉蕙蘭には楊明娜と手ごわそうな顔ぶれがそろいます。

 この花家の中で花芷が「芷丫头」と年長者から呼ばれているところとか、それぞれのキャラの描写とかになんとなく「紅楼夢」を思い出したし、七宿司の位置づけは錦衣衛でしょうし、そんなところもするっと見られる理由でしょう。

 とりあえず、花芷が「冰糖葫芦」から成功のきっかけを作って大金を儲けて、一族を率いて都に家を買って引っ越してきたところで一区切り。こんなに「冰糖葫芦」が活躍するドラマは見たことがないw

 

 今度は花家の以前の使用人たちが押しかけてきたところです。なんか企んでますなw

又見逍遥 その3

27~40集(大結局)

 

 見終わりました。予想してた以上に構楽しく見られましたが、なんというかとっても生真面目な感じのする「仙剣奇侠伝」ドラマでした。

 前回のドラマ化では、もう少し「抜け感」というかほわっとしたものがあったと思うのです。

 主演の何与と胡歌のキャラの持ち味の違いからくる部分もあると思いますが、今作では、冒頭から最後のシーンまで、きっちり計算されたところを至極まじめにやってる感じがしていました。コミカルなシーンであってもそんな感じがしてしまったのです。

 


 それに、この霊児の画像に「責任」とつけられていますが、彼女の描き方が最終的に自己犠牲へと結びつく前提で重苦しく描かれている気がして、楊雨潼の趙霊児に息苦しさを感じてしまいました。その中で、李川の劉晋元のやわらかさ、酒剣仙の呉樾の柔軟さがほっこりさせてくれました。

 

 鎖妖塔に閉じ込められてしまった趙霊児を救出するというミッションから最後の拝月教主との闘いまで、息を付けない展開が続く今回視聴分。話は既出なわけで・・・委細省略してしまおう。

 

 「仙剣奇侠伝」には「仙剣客棧」というパロディ的なシリーズがあります。この時、呉磊が演じた李逍遥は冒頭でゲーム世界から抜け出し、作者に「こんな人が死んでばかりいる筋書きはいやだ、書き換えろ」とせまるのです。これを見たときに「そうだよね~」と李逍遥くんに同情を禁じ得なかったのですが・・・今回もやっぱり次々とキャラが死んでしまう展開は不変でした。ということは、あまりにも自己犠牲が続いて辛いのも不変。

 

 前回に見たときと違って、仙剣ワールドにもずいぶん親しんで、情報もたくさん仕入れていますから、ドラマ世界への理解も多少は深まってるはず・・・例えば、趙霊児は「仙剣奇侠伝3」で霍建華が演じた徐長卿の孫にあたるとか、李逍遥の父李三思が胡歌の演じた景天の弟子とかまあいろいろ💦

 そういうわけで、なんとなく分析するような比較するような視点で見てしまったところもあるのです。ドラマ自体を前作と並べると、この「又見逍遥」にはなんというかデジタル的な感じを受け、オリジナル「仙剣奇侠伝」にはアナログなものを感じました。まあ、19年も時間差があれば技術的な進歩によって、デジタルの役割が大きくなるのは当然ではありますが、これもなにかドラマに抜け感がなくて、窮屈さを感じてしまうことにつながっているようです。

 

 とはいえ、前回の武録更新時にも書いたように、アクションのスピード感にも満足したし、デジタルたっぷり使った画面もうつくしかったし、脚本にも満足で、最近見た二作と比べても圧倒的におもしろく見たので、あまり文句も言えません。

 

 で~

 

 ここからは、この「又見逍遥」だけでなく「仙剣奇侠伝」も視聴済みのみなさん以外は立ち入りご用心のひとりごとになります。

 



 まあ、いろいろ言いたいことはあるわけですが・・・ラストシーンですよね~

 「仙剣奇侠伝」を初めて見たときに、視聴済みの友人から「最後30分は見ない方がいいかも」と言われた記憶があります。そのくらい、「仙剣奇侠伝」のラストシーンは衝撃的でした。
 今回でも、趙霊児が赤ん坊を残して死に李逍遥は一人子どもを抱いて広野を歩いていくという大枠は変わらない。だけど、その前拝月教主と彼が復活させた水魔獣との闘いで趙霊児が差し違える形で死んでしまいます。李逍遥は、彼らを倒して親子三人で暮らしたいという思いでいっぱいですが、女媧の后人である霊児の避けられない運命というものも聞かされている。今回のように趙霊児が一人水魔獣に突っ込んでいくという選択をすると、彼女の死は彼女自身の選択だということになります。それを見てるしかなかった李逍遥もそれなりの覚悟をするしかなかったわけではないでしょうか?

 オリジナルでは無事に敵を倒して、これからの日々に胸躍らせている李逍遥の前で、突然血まみれになって倒れる趙霊児。そこに描かれた李逍遥の絶望、怒り、慟哭・・・そして、娘を抱いて歩み去る李逍遥でエンディング。彼の真っ白に虚脱した感じが涙を誘ったのですが・・・

 
 ところが、今回は趙霊児は李逍遥を残して戦死、慟哭する李逍遥、ここでなぜか挿入されたのがススキの野原で戯れる林月如、劉晋元、唐鈺、阿如に趙霊児と李逍遥・・・寝込んでいる李逍遥の夢らしいのですが、最近ラスト近くでこういう「生き残った者」「死んでしまったもの」「生死が曖昧なもの」が揃って戯れるというようなシーン、多くないですか?意味があればいいんですけどね~

 しかし、なぜラストシーンをわざわざ雪の野原に持ってきたんだ?霊児の死から、時間が経過しているとなると、もう空っぽになっちゃいましたという感じが薄くなってしまってなんか違うんですよね~。

 

 なお、このドラマで個人的に大うけしたのは、10年前の蜀山派シーンです。だって、大師兄が宋峰岩、師弟たちが修慶と呉樾なんて、もうどこから突っ込んでいいのかわからないくらい楽しい組み合わせでした。

 しかし、三人ともつやつやしてたのがたった10年でここまでふけるかw

まあ、このくらい?

こっちのふたりはあんまりでは?



 最後にこれだけは言いたい!

 「仙剣奇侠伝」から題名変えたのは仕方ないとして「又見逍遥」はないんじゃない?片頭や片尾でネタバレ上等なのが中華ドラマとは言え、題名でそれやるか~とじわじわ腹立ってきたw
 
演 員     角 色    配音
何 与  飾  李逍遥    苏尚卿
杨雨潼  飾  赵灵儿    赵梦娇
徐 好  飾  林月如    陈希
李 川  飾  刘晋元
胡意旋  飾  阿奴     刘蕊
叶盛佳  飾  唐钰
王劲松  飾  拜月教主
吴 樾  飾  酒剑仙
丁笑滢  飾  盖罗娇    帅南
田 雨  飾  扬州刺史
邱心志  飾  巫王     严明
曾 黎  飾  巫后     邱秋
张子健  飾  林天南
杨 昆  飾  李大娘
斓 曦  飾  云姨
宗峰岩  飾  姜澈
王成思  飾  三当家
汤晶媚  飾  毒娘子
郑湫泓  飾  彩依     刘曼
汤梦佳  飾  阿桃
甘婷婷  飾  姬三娘    陈景妍
修 庆  飾  剑圣     汤水雨
黑 子  飾  骆员外
阮圣文  飾  南诏头领
郭 军  飾  石长老
张 弓  飾  韩医仙
杨明娜  飾  南盟主    李沈倩
张春仲  飾  木道人
刘 芳  飾  姥姥
佴 文  飾  韩梦慈    王瑜
高铭辰  飾  抱朴 李靖
孙子钧  飾  柳媚娘    邱秋
宋 词  飾  圣姑     王晓燕

 

出品人     孙忠怀
制作人     李尔云、高金玺
监 制     王娟
导 演     杨龙
编 剧     李喆、钱亚楠、张馨文、苏怡、李婧、叶天爱
摄 影     孙伟强
配 乐     刘韬
美术设计    李晓亮
动作指导    程传勇
造型设计    李宙
服装设计    王利梅
视觉特效    李昭桦

又見逍遥 その2

11~26集

 

 お話の中間部分。覚えていたつもりでも結構忘れていて、思ったより新鮮な気分で見ることができました。
 と言っても、ストーリ展開は変わってないわけで・・・先を知ってるから、辛くなってしまう部分もあるんですよね。ちょいと困った。

 

 李逍遥と張霊児、劉晋元と林月如に阿如と唐鈺の三つのCPが揃いましたが、これからそれぞれがついたり離れたり、ごたごたしつつ終幕に向かっていくことになります。

 韓医仙から盤龍剣を贈られた李逍遥、妊娠がわかっても記憶を失ってる李逍遥には離せない趙霊児、李逍遥を好きになったけど趙霊児も大事な友人と思うと口に出せない林月如に、彼女が李逍遥を愛していることを知って彼女への自分の愛情を隠してサポートする劉晋元となんとも面倒くさい関係になっています。ただ、彼らの間に悪意や敵意がないので、ドロネバ展開にはならないのです。

 「仙剣奇侠伝」後の幻玄ドラマに、こういう三すくみ、四すくみみたいな恋愛関係をもちこんでいるケースも少なくないんですが、某ドラマとか某ドラマのように底なし沼に頭から突っ込んだようなドロネバ展開にしなくても、緊張感のある関係を描くことはできるということですね。

 

 そして、もう一組、ようやく合流して共に南詔に向かうことになった阿如と唐鈺、最初は阿如の母南盟主の命令で仕方なく霊児公主を探しに出発、わがままお嬢様に無表情で有能な護衛という関係から変化が見えてきました。しかし、そんな唐鈺には大きな秘密が・・・

 

 と、今回視聴分では揚州で事件に巻き込まれたり、砂漠になった雲夢澤でかつての南詔国の将軍たちに出会い、とうとう拝月教主と直接対決。

 

 王勁松版の拝月教主はとにかく怖そうです。なんというか徐錦江版の持っていたわけのわからない薄気味の悪い怖さ、不気味さとは雰囲気が違うんですよね。「破冰行動」の林耀東のような理路線然とした巨悪の怖さはあるんです。でも、なんか違うw演員さんの個性が違うから当然なんですけどね~

 

 今度は桃花村で李逍遥と趙霊児が村に残ると言い出し、それを月如が村人の仕業と見抜いて大活躍、村に留まるようにかけられた呪いを解き放ちます。

 で、今回視聴分の最後は霊児の持つ霊珠を横取りしようとする蜀山派の不良出来抱朴のせいで、蜀山派一同と戦いになり、霊児が囚われてしまいました。その上、彼女は李逍遥と月如の記憶から自分を消し去ってしまい、李逍遥くん二度目の記憶喪失。

 

 ここまでで、まずは毒に侵されたことを黙ったまま劉晋元が家に残り、同じく重傷を負った阿如を師父に助けてもらうために唐鈺と阿如が別行動になりました。そして、李逍遥と月如は趙霊児の記憶を失ったまま劉晋元と再会しますが、彼は知らぬ間に知らぬ相手彩依と結婚してました・・・
 劉晋元ってもともと好きなキャラなんですけど、李川にはことのほか似合ってると思うのですよ。またしばらく彼の登場シーンがあると思うとうれしい。

 

 しかし、なんか気の毒な林月如です。

 趙霊児は蜀山で搭の中にとらわれてしまいましたが、この蜀山派の掌門剣聖が修慶。今度は掌門とはいうものの今一つ頼りなさそうなキャラでしょうか?

 

 この蜀山派弟子8人と李逍遥、霊児、月如の三人との闘いはなかなかの迫力とスピード感で楽しめました。CG処理で華麗な演出がされていたのはもちろんですが、実写部分の切り替えの速い展開、アクションのスピード感に満足できました。

 

 今回視聴分でも揚州刺史の王雨、石長老の郭軍などいろいろな演員がゲスト的に登場しています。ちょっとそう来たか~となったのが李川の劉晋元の母を演じたのが斕曦、「甄嬛伝」の沈眉庄の中の人。10歳離れてるかどうかの母子です?「薬屋のひとりごと」などちらっと思い出したりしてたw

 

 20集まででブログ更新する予定でしたが気がついたら、もう26集でした。

 最近「仙剣4」「仙剣6(祈今朝)」と続けてみたのですが、おもしろさはやっぱり断トツです。個人的には、19年前には自分にとって最初の中華ファンタジーだったから見る目が甘かったのかと思ってた部分もあったのも事実。でも、ストーリ展開、スピード感、キャラ設定等々の秀逸さはさすがとしか言えません。もっともこういうのはもうゲーム段階からのことで、ドラマだけの問題ではないかもしれませんね。ゲームしてませんけど💦

又見逍遥 その1

1~10集

 

 「仙剣奇侠伝」のリメイクです。

 見ようかな~見ない方がいいかな~とうろうろしているうちに、配信が終わってしまいました。不思議なもので、「射鵰英雄伝」とか「笑傲江湖」なんかの新版が次々出てくると、とりあえずは見てみようという気になるのに、「仙剣奇侠伝」のリメイクと聞いたとたんに、もう見たい気よりも「貧相なリメイクだったらどうしよう~」と心配の方が先に立ってしまうのですよ。リメイクだけじゃなくて、続編とかでも同じなんですけど・・・だって、「神劇」のリメイクがもっと神々しくなるなんて想像できます?

 

 というわけで、この十日ばかり読書に専念するというのを言い訳に、視聴スタートを先送り先送りしてきて、ようやく10集まで見終わりました。

 

 見る前から、今度の主役陣には仙気が足らないように思っていたのですが、そこは当たってました。19年前の胡歌と劉亦菲の「仙剣奇侠伝」と比べちゃいかん!と思いながらも、つい比べずにはいられない・・・

 

 結論から言うと、思ってたより悪くないです。映像的にも美しいし、ストーリ展開もテンポよく進んで小気味がよいです。

 

 演員的には、まだまだこれからの若手をベテラン勢が脇で支えるというパタンですが、このベテラン勢がなんとも豪華です。
 最初に登場してきたのが李逍遥の叔母李大娘の楊昆、彼女は胡歌李逍遥の叔母も演じていたのを思い出して、お~っと喜んでしまいました。続いて剣酒仙が呉樾、林月奴の父林天南が張子健、三当家が王成思@贅婿と喜ばせてもらい、拝月教主がなんと王勁松。前回の徐錦江の拝月教主の薄気味悪さは格別でしたが、今回はどんな不気味キャラ演技を見せてくれるのか楽しみです。
 
 主役陣も悪くないのですが、申し訳ないけど、やっぱりちょっと「若さ」が足りない感じです。19年前のドラマよりちょっと平均年齢高め?のせいか、演員陣が自然と放つフレッシュなきらきらした雰囲気が感じられない気がします。その分、今回では演技として見せてはくれますが、視聴者としては何か受け止めるものが違うのですよ。


 李逍遥、張霊児というと思い浮かぶのはやっぱり胡歌、劉亦菲で、今回の何与、楊雨潼がどれだけ良い演技者であってもそれにとって代われるとは思えない。まあ、結果として彼らがビッグネームになったからそう思うのかもしれませんけど、それだけではないと思うのです。

 

 ところが、「仙剣奇侠伝」と比べなければ、正直かなりできのいい作品だと思います。私はゲームはしたことがないのですが、ゲームファンに言わせるとこちらの方が再現度が高いとも聞きます。
 「仙剣奇侠伝」を見た当時は何回かリピしていたのですが、今回10年ぶりくらいで再びリピしています。
 そんなことしているから視聴スピードが遅れるし、つい比べてしまうのですけど・・・ファンの宿命ですかね?

 


 この主役陣6人ですが・・・李逍遥に何与、「与鳳行」で拂容君を演じていました。張霊児が楊雨潼で、彼女は最近見た作品が「九義人」で性暴力の被害を受けて尼寺に籠ってしまった田小玲とか「黒土無言」で金持ちおじさんの愛人になった挙句に死んでしまう陳小明とかでなんとなく不幸キャラのイメージがついてしまって・・・ご当人には迷惑な話でしょうw

 林月如が徐好、「天盛長歌」とか「颤抖吧,阿部!」で見てるはずなんですが、ごめんなさい~記憶にないです。彼女を愛する従兄で武芸のできない状元郎劉晋元が李川。このきわめてまじめな風雅な文人のようで、ときおりずっこけさせてくれるキャラは極めて李川にあっていると思います。
 
 阿如が胡意旋、というとこれまた「九義人」で性暴力の被害を受け追いつめられていく藺如蘭の中の人。今度の役はまずは180度違うはっちゃけたキャラですが・・・昔、彭于妟が可愛かった唐鈺は葉盛佳。「玉骨遙」の主人公弟時雨とか「鏡・双城」の炎汐の中の人ですが、エディポン恋しい視聴者としては、なんというか時雨の可愛さがここでもほしい。ほんと迷惑な視聴者ですねw

 とまあ、文句言ってますが、結構楽しく見てます。ぶっちゃけ前回見てた「与鳳行」より視聴意欲がわく感じです。

 ま、ともかく・・・今回視聴分は李逍遥と張霊児の最初の出会いから、「もとい!やり直し!」となって、二人で南詔めざして旅立ち、まずは蘇州まで来たところで林月如、劉晋元と合流して、あちこちの事件に巻き込まれているところ。
 もう一組の阿如と唐鈺も南詔から霊珠集めにやってきていますが、もうすぐ合流のはず。

 とにかく最後までストーリを知っているので、オーバーランしないように自重しております。でも、もう配信終わったからどうでもいいですかね?

与鳳行 その3

27~39集(大結局)

 

 さらっと視聴完了しました。趙麗頴がプロデュースも主演もしてということで、予想通り女主無双なドラマ展開でしたが、嫌みを感じられなかったのがよかったです。
 
 ストーリ展開は大枠では、意外な展開もあって次の場面への期待を持ってみることができました。もっともその割に、新しい登場人物が出てくるとか、新しい話題が出てくると相当部分でストーリ展開の予想がついてしまうのもご愛敬。

 

 私は墟天渊に封じられているのは魔界の一族かと思っていたのですが、ここは完全に勘違い。原作だと沈璃たちの霊界は魔界という設定らしいので、それに引きずられてしまった。
 ただ、墟天渊に封じられた魑魅の群れを生み出したのは、前代の霊界の霊尊で沈木月の師父六冥です。彼の邪悪さに耐えられなくなった沈木月が反旗を翻し、天外天の上古神行止の力で魑魅たちを封じ込めたのが1000年前w

 

 その時に、六冥が作りだした最強の魑魅が鳳来、無垢な彼を連れて六冥から逃げたのが沈木月の師妹琉羽です。この辺の話は、「馭鮫記」を超コンパクトにした感じの展開です。あっという間に鳳来は琉羽を助けるために鳳凰の力が必要な六冥に囚われ彼の企みのために利用されることになってしまい、琉羽は生まれた娘を沈木月に委ねて死んでしまいます。

 ということで、今度は自分の出自を知った沈璃と彼女となるようになってしまって私情を動かした行止の話になります。

 三界を救うために、霊界だけでなく、今までぼ~としていた感じの仙界も一斉に立ち上がります。行止は自分の存在をかけた戦いに、沈璃もそれに同調して、命がけのラストバトルです。

 墟天渊を封じ、行止が沈璃と愛し合ったために崩壊を始めた天外天という二つの大問題を解決するために行止と沈璃が選んだ結論は?
 で、最後は「三生三世十里桃花」の超コンパクトバージョンw

 

 こういう話の展開は見ていて興味深いのですが、その合間に沈璃と行止が互いに助けられたり、助けたり・・・「あなたは誰?実はわかってるけどね~」「君がわかってることをわかってるけどね~」と隠者ごっこをしていちゃこらやってるのも、ご愛敬でしょうか?

 まあ、こういうラブコメ要素も視聴率稼ぎの大事なところでしょうから・・・とおとなしく見てたのは、初めにも言ったように嫌味が感じられず、延々とやってる割にはあっさりしてたからです。

 

 全体としては、世界を助けるために大活躍する英雄譚と甘々な恋愛ドラマがけっこううまく共存してたのではないでしょうか?最後に世界が平穏になった中での、沈璃と行止の「新婚生活」が描かれたのは、蛇足のような気もしますが、まあそれでこれまでの話がひっくり返るわけでもなかったのでよしとしますw

 

 ロケ地では毎度おなじみのとんがった岩と橋のある浙江縉雲仙都風景名勝区にある鼎湖峰の河辺が大活躍していたのも印象的です。ここは500以上の作品のロケ地になっているそうで、道理でよく見るはずです。
 もう一か所、「雲之羽」「一念関山」なんかのドラマでよく見かけるようになった長い階段の両側に建物があるのは浙江金華永康市唐先鎮北にある“九瀧潭影視基地”。ここは横店からさほど遠くないそうで、一度行ってみたいところです。

 

 配役では、趙麗頴の沈璃がきりりとした碧蒼王とかわいい恋する一人の女性の面をうまく融合させていました。彼女は主役としての自分の魅力を多方面で見せようとし、相手役の林更新はそれをうまく支えていたと思います。さすが、息の合ったコンビとも言えますかねw

 たくさんの俳優がチラ見せ程度から、かなり出番の多い役まであちこちに登場してきたのも楽しかったです。鳳来の徐海喬はこういう役だとほんとに可愛く見えるのも楽しかったです。天君の劉冠麟もなかなか見せてくれたので満足しました。

 

 このドラマで一番見ていてしんどかったのはストーリでも演員でもなく、音楽。いや、別に単体では悪くないんですが、とにかく曲が少なすぎて、片頭曲をはじめ数曲が繰り返されるのには苦笑しました。「歓楽英雄之小侠外伝」で延々とドヴォルザークユーモレスクを聞かされるのよりはましではありますが・・・💦

 

 ということで、「与鳳行」見終わってしまいました。この春、いろいろ古装劇も出てるんですが、どうも今一つ迷子的視聴意欲がそそられなくて・・・と言ってるところに、「仙剣奇侠伝」のリメイク版が出てるのを発見。でもな~リメイクってな~と眉に唾つけているところです。

演员表

赵丽颖 饰 沈璃  路熙然
林更新 饰 行止、行云  边江
辛云来 饰 墨方  孙睿扬
何与 饰 拂容君  杨长天
李嘉琦 饰 幽兰
曾黎 饰 沈木月
宣璐 饰 琉羽
刘冠麟 饰 天君
邱心志 饰 六冥
黄澄澄 饰 王宝
徐海乔 饰 凤来
董洁 饰 云娘
宋宁峰 饰 周三郎
王伊瑶 饰 金娘子
魏子昕 饰 苻生
李子锋 饰 清夜、顾成锦、景言
黄羿 饰 小荷、景惜

出品人    孙忠怀、侯晓楠、曹华益
制作人    李尔云
监 制    王娟、徐佳、赵丽颖
原 著    九鹭非香《与凤行》(本王在此)
导 演    邓科
编 剧    九鹭非香
摄 影    刘彬
配 乐    杨秉音
美术设计    赵宇
动作指导    穆宁、翟超杰、魏博
造型设计    陈同勋
服装设计    张晔
视觉特效    任晶晶、沈旭峰