13~24集
こちらは予定通りに24集まで。配信もここで一休みだったので、オーバーランはなしです。
ただ、こちらは前後関係、たくさん出てくる組織やら勢力やらの関係が一度見ただけでは把握できずに何度か部分的にリピしたり、中華サイトでチェックを入れたりしているので、「仙剣四」より手ごわい感じです。
24集まで来て、やっと少しは全体像が見えてきました。
中華サイトでみても「祈今朝は途中で視聴断念する人が多い」などとありました。
確かに、頭に疑問符つけたまま主人公たちと一緒に世界のあちこちをさまよっているのはしんどくもありますが、それこそロールプレイングゲームの楽しみじゃないですかね?私は最後まで行く!
この世界にはいくつかの場所と勢力が存在し、それぞれの正邪、敵味方などがわかりにくい。主人公たちも一直線に邪悪を倒して、世界を救うぞ!というような展開にはなりません。
それでもようやく越祈が天晴之海に住む禺族の君上柷敔の娘だとわかります。しかも彼女は3年前に扈生之術を使って人間の少年の記憶と人格を奪い、自分のためにだけ生きるようにしたので、柷敔が罰として人間界に送ったというのです。これでショックを受けた今朝は越祈を天晴之海に残して、閑卿たちと戻って、正武盟らと共に啓元宗を討伐することになります。
越祈はこの扈生之術が存在しないことを探り出し、母と別れ、今朝たちと合流。啓元宗を相手にした大規模な戦いに突入します。CGとか使って合成した部分は悪くないんですが、如何せんセットとかしょぼいのが「仙剣四」同様に哀しい。
この天晴之海の造形もね~😩
啓元宗は信徒を集めては、啓魂珠を体内に入れては生命力を吸収させ、それを「溟主」に捧げていました。その啓元宗を操り、天晴之海の柷敔に啓魂珠を届けていたのが衡道衆です。つまり、柷敔こそが「溟主」
この世界には鯤という巨大な生き物がいて、何年も眠ったまま漂っている。その鯤の背中の上に住み着いてしまったのが禺族、彼らはまさかこの暮らしやすい土地が鯤の背中だとは思っても見なかった。それは鯤にしても同じで、目覚めたときに禺族に大変な被害を与えてしまう。それを鯤に知らせようと禺族の女王が意識を共有し、鯤に体を与えたのが今の柷敔。柷敔は鵬になるのを強引に遅らせるために赢旭危の守る霧魂泉の力を借り、九泉の靈気で禺族の治療をしている。
鯤が鵬になると九泉にもこの世界にも危機であるからと赢旭危たち衡道衆は、柷敔を助けてきました。彼らと柷敔の間の契約で、衡道衆が柷敔を助ける一方で、人質として柷敔の娘祈を馭界枢の衡道衆の元に送ったのが16年前。この時から祈は扁絡桓を師として、13年間祈はここで育ってきた。
ここで、ドラマ開始時点で唐突に説明された馭界枢での3年前の出来事のお話が意味を持ってきます。
と、この部分だけ説明しようとしても膨大な文章になってしまいます。しかもどこまで正確なのか怪しい💦
なお、上が許凱の越今朝で、下が扁絡桓です。メリハリはついてますw
越今朝は、いまだに何一つわからない自分の身の上を求め、手がかりを求めて越祈や仲間たちと冒険を続けています。
そこに扁絡桓と小媛が現れて戦いとなり、越祈が連れ去られます。
ここまでがだいたい今回視聴分なのですが、与青山の師父顧寒江と明綉、閑卿と洛昭言の間のエピソードとか、洛昭言と洛埋名兄妹の話、正武盟の話などももちろん進みます。あちこちにばらまかれていたものがだんだんと越祈と越今朝、扁絡桓、天晴之海と衡道衆のところに収斂してきたと言っていいんでしょうか?
実のところ、まだ十分に話を捉えているかどうか?鯤がどうのという話になってくると中国神話の知識不足に焦って、どこかにあるはずの「山海経」を探してるという泥縄で視聴をしているところです。