12~24集
明日から「慶余年2」の配信開始なので、ここで一区切りです。本当はそれまでに全40集クリアしたかったんですが、時間がとれませんでした。とか言って、「蓮花楼」の日本ファーストランはちゃんと見てます。
主人公二人それぞれの一族の抱える問題が次々吹き出してきて、さあ大変というドラマに、案外あっさりとクリアしてしまった妟惜の身バレからのいよいよ深まる二人の親密さという3つの流れは前回視聴分からそのままです。
花芷は商売を順調に成功させ、祖母や一族から家長としても信頼されるようになってきます。今回視聴分では、花芷が率いる花家の一族の中が暮らしも見違えるようによくなり、屋台の店を手始めに大きな菓子店をひらき、使用人も増え、手に入れた広い屋敷の中に子どもたちのための教場を儲けて老師を雇うまでになっています。
なんかもう、一族の男性いなくてもいいんじゃない?と思えてしまうくらい。
皇帝は花家と太后が秘密裏に手紙のやりとりをしている、中身次第では花家全員抹殺だと調査を妟惜に命じます。妟惜は、花家に武術を教える老師として住み込みますが、これ幸いという顔してますな。
実は花家の祖母林婉と太后は結婚前からの友人であったという落ちですが、それを探っている間に花家から嫁いでいった長女と次女が騒動を引き起こします。
婚家にいい顔をしようと母親に無理な要求をして断られるとさんざん悪口雑言を吐き、夫と共に悪だくみを重ね、挙句に母親を憤死させてしまった長女に対して、花芷は祖母の仇と果断に打って出ます。それをフォローする妟惜です。
長女が終われば今度は次女が夫から虐待され、助けを求めてきます。こちらは「何としても助けなければ、でも法律は男の味方、どうすればいいの?」と、何か最近朝のドラマであったような話が展開します。ここでは花芷の力と妟惜のフォローで裁判に大勝利。夫から持参金も取り返して、無事に逃げることに成功しました。
その妟惜は母親を殺した犯人をようやく見つけますが、その裏にさらに大きな秘密があることに気がつきます。しかし、味方と思っていた皇帝から、これ以上調べるなと止められてしまいます。
悶々としている妟惜は、花家に入り浸っています。
やがて、花芷は流罪になった罪人を一人釈放してもらうためのお金がたまったと流刑地の北地まで行く決心をします。都合のいいことに妟惜も皇帝から北地を守る呉将軍に謀反の疑いがあると調査を命じられます。妟惜は配下二人を連れて、花家の隊列にまざって出発、彼を狙う敵の目をくらませます。しかし、なぜ妹まで連れていくw
ということで、黒いフードを被った謎の敵役登場です。
この後、花家の男たちが強制労働させられている三白城や北地大営を舞台に話が展開するはずです。
とにかく、時間さえ確保できれば、するする~と見られてしまうドラマです。あまりにも花芷がオールマイティすぎて、一族の男性陣どころか妟惜もいなくてもなんとかするんじゃないか?と思えてしまうのはどうなんだろう?
公的な立場からいえば、皇帝の甥胡妟惜は圧倒的な力を持っているはずなのに、なにか花芷に対しては遠慮がちなんですよね。「薬屋のひとりごと」の猫猫に対する壬氏と同じ構造で、こういうキャラ設定は国を問わず受けがいいようですね。もっとも花芷と妟惜はさっさと相思相愛になってますがw
ここまできて、ようやく流刑地の男たちがドラマに本格的に戻ってきました。ここまで、残された女たちが落魄した花家を盛り返そうと、家中のごたごたも、外からの邪魔もはねのけて、結束して頑張っているという話が続いていました。一つ一つのエピソードはそれぞれ「お見事!」という解決を見せていきます。
わずか一年と少しの間にお菓子を売っただけでこんな大邸宅を構えるような金儲けできるのかという素朴な疑問は横へ置いておくとして、まだ男たちが流刑地にいるというのに、彼女たちの派手な暮らしぶりが気になってならない。和気あいあいと楽しそうだしね~
ともかく明日からは「慶余年2」
楽しみです!
ちゃんと始まってよね~