江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

錦月如歌 その3

22~36集(大結局)

 最後まですいすいーっと見終わりました。

 前回視聴分の後すぐに、禾妟が「何如非」だという秘密があっさり肖珏にばれてしまいました。当然、「お前が仇だったのか!」から始まる一幕が始まりました。でも、それが長続きしないのが、このドラマ。

 あっさりとまた手を組んで、何如飛と宰相徐敬甫に対抗することになりました。他のドラマなら、このネタだけで40集作っちゃうよな~と思うところも、ぱっぱっと切り替わっていきます。もうそのスピード感に拍手したいくらいですね。

 彼らは烏托人と結託、華原では何如飛に勝たせる代わりにかつて禾妟の配下であった八将のうち、七人を戦死させることに協力、代わりに都に近い潤都を烏托人の手に渡すという密約を交わしています。八将の残り一人李匡はこの潤都を守っていたので、これを救おうと禾妟たちが向かいます。ここでも、禾妟と肖珏たちの活躍で、潤都を守り、烏托人の軍を撤退させることに成功。

 烏托人に拉致されていた娘たちを救出したものの、彼女たちを生きていく価値のないものとして扱う李匡に怒りをぶつけています。と、このドラマでは、「歴史もの」でありがちな女性虐待のようなエピソードには必ず「何馬鹿なことを言ってるんだ」という禾妟たちの「否!」が突き付けられています。もっとも、他のドラマでもそういう場面はよく見かけます。自由度が高い架空歴史ものだからこそ、時代性という言い訳に逃げずにまっすぐメッセージ性を打ち出せているということでしょうか?

 

 戦いの後、都に戻ってきた禾妟は肖珏だけでなく、楚昭の協力も得て、何如飛の悪事とその背後にいる徐敬甫の悪事の証拠を探します。もはや、どうどうと何家の屋敷に乗り込んで、何如飛とその父をビビらせています。

 二つの戦いの結果、女将軍として武安侯に昇格した禾妟は皇帝の前で何如飛を告発、数々の戦勝をあげた飛鴻将軍は自分であると名乗りを上げます。しかし、この彼らの罪を暴く烏托人との密書を持って禾妟の母が入ってきた場面、「琅琊榜」っぽかった。この母親の中の人が莅陽長公主の張棪琰なせいですかねw

 ドラマの最後の闘いは、禾妟を自分の妻にしたいと粘着した楚昭が監軍の地位を得て、軍を肖珏と禾妟の率いる軍の二つに分けたことで肖珏が危機を迎えます。で、この危機を迎えた原因を作ったもう一つは、軍を率いる将軍同士の結婚を嫌った皇帝が一度は快諾しかけた二人の婚姻を禁じ、禾妟と楚昭が結婚するように詔勅を出したせいでもありますね。

 楚昭はどこかのタイミングで黒化するはずだけど、最後そのまま死を迎えるか、後悔して終わるかどっちかなと思って見てました。徐敬甫や何如飛には視聴者的に迷う余地はなかった。
 わからないのは、この鄭国霖の演じてる承平帝。肖珏に実は禾妟は男じゃなくて女です、僕はもう彼女と離れては生きていけませんとか打ち明けられても、それを受け入れて女将軍として禾妟を認める度量のある人物だと思えば、楚昭のひと言にすぐ左右されてつまらないマネをするとか・・・賢帝なのか愚帝なのか?何にしても、この人が皇帝ではこの先が思いやられます。

 

 烏托人との最後の闘いは、このドラマのクライマックスにふさわしくたっぷりと激しい戦いを見せてくれて、満足。

 その後、恋愛ドラマ的にもハピエンということで幕が下りました。

 

 とにかく、この恋愛ドラマ系場面のスピード感と激しい戦い場面の構成と演員陣、替身陣のがんばりを十分楽しませてもらいました。 
 
 演員的には、「山河令」でころころ表情を変える阿湘を演じていた周也が、硬い表情の続く禾妟を熱演。大柄な男性相手のアクションシーンもがんばっていました。肖珏の丞磊は、やっぱり表情を大きく変えないキャラなんですが、だんだんと柔らかい表情を見せてきて、あっという間にスパダリ化してしまったのが楽しかった。

 張康楽の楚昭は、あまり表情を変えないようにしているキャラなんですが、こちらは本心を出さないように努力した結果。だから、彼がだんだん力をつけて目的を達するにしたがって、本音が表情にも出てくる。このキャラ、賢いようで実は感情に流されてるタイプなんですね。
 白澍の何如飛は、彼は彼なりに義理の妹が自分の代理として教育も受け、武人としても名声を上げていくのに忸怩たる思いがあったのをこじらせて、多くの犠牲者を出すような陰謀を企てることになったという大こじれぶり。大悪党というよりそういう器の小さい人物だという反派を白澍がエキセントリックに見せてくれました。

 終わりの方に来てやっと出てきたのが肖珏たちの学生仲間燕賀将軍の盛一倫と肖珏の兄肖環の馬天宇です。盛一倫の燕賀はどこか、近所の人のいいおじさん風。馬天宇の方は、いかにも上品な貴公子で肖家の名誉回復は弟に任せ、家を守っているいいおにいさん。盛一倫のキャラが地味でなんだかな~とちょっと残念でしたが、まあ最後に見せ場はあったかな?

 

 とにかく最後まで楽しく見終わることができました。それなのに、結構ブログの更新が遅くなったのは、家じゅうの物置やら押し入れやらから中身を引っ張り出して片づけてたからです。ちょっと使わない鍋とかしまおうと思っただけなんですけどね~何事につけ、すぐに沼にはまってしまう自分が怖い。もっともそのせいで、こんなに古装劇とか見てはブログ書いてたりもするわけでして・・・まいったわw

 

演 員     角 色  配音
周 也  飾  禾 晏   徐佳琦
丞 磊  飾  肖 珏   孙志诚
张康乐  飾  楚 昭   廖域峰
张淼怡  飾  宋陶陶   蔡海婷
李 卿  飾  程鲤素   张赫
白 澍  飾  何如非
饶嘉迪  飾  应 香   卜群
马天宇  飾  肖 璟   王勇刚
姜 超  飾  孙祥福
韩 栋  飾  柳不忘   彭尧
姜贞羽  飾  徐娉婷   黄晨雅
侯长荣  飾  徐敬甫
郑国霖  飾  承平帝   周晓栋
盛一伦  飾  燕 贺   陈子平
谭 凯  飾  肖仲武
季 晨  飾  柴安喜   王保顺
苗维伦  飾  飞 奴  任京浩


出品人    孙忠怀
制作人    李尔云、张睿玲
监 制    王娟
原 著    千里茶客作《重生之女将星》
导 演    蒋家骏
编 剧    长夜、冯舒雯
美术设计    李显昌
动作指导    周洋、樊建云、陈少涛、赵帅
造型设计    易小雅
服装设计    杜国防
视觉特效    张卓