九龍城寨之圍城(邦題:トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦)

苦節半年、やっと映画館のスクリーンで見ることができました。
いや、長かったです。
昨年夏、ネットでの配信が始まってすぐに見るにはみたんです。ただアクション映画を見てすっきりしようというだけだったんですが、たちまち夢中になってしまいました。
同じようにネットで見てはまった武侠迷仲間とわいわい騒ぎまくってたんですけど、ブログには上げなかったんです。「これは絶対日本でも映画館公開されるという確信がありました。だから、大スクリーンで堪能してから、記事書こうと残しておいたのです。
で、ぼちぼち映画館での公開がスタート。東京や大阪の方ではたくさんの人が見てるという。でも、地方都市に回ってくるのはまだ先だろうな~と首長くして待っていたのが冬ごろまで。SNSにスクリーンで見たたくさんのみなさんの感想があふれ、香港で聖地巡りをしたりした話題とかがたくさん流れてくるようになったのに、うちの近くには来ない!
甄子丹の「天龍八部之喬峯伝」はすごい短期間とはいえ、ちゃんと来てたから、絶対来ると思ってたのに、来ない!
となると、こちらも意地になって、わざわざこの映画見るためだけに都会に行ったりするもんか!といじけてしまったのですよ。
その間に、何回かネット配信では見てたんですけど、やっぱり物足りなくて泣いてました・・・
で、今回、武侠迷の友人たちといっしょに都会の映画館でとうとう見ることができました!
朝からテレビつければ「天龍八部之喬峯伝」、新聞開けば谷垣健治さんの特集と、個人的谷垣祭りw
今さら内容の紹介でもないので、その辺はもうスルーします。
大スクリーンで見る魅力はなんといっても画面いっぱいに広がる九龍城寨、そこを縦横無尽に暴れ回る城寨四少、どっしりと受けて立つ受けて立つ感じの年長世代。話は陳洛軍が九龍城寨に逃げ込むところから始まっています。それまでに大老板、狄秋、龍巻風、陳占らの間で繰り広げられた物語もおいおいに入れられ、彼らの物語への期待も膨らみました。
私は初回に見て以来、ずっと「凧」が気になっていたのです。狭い九龍城寨の空に龍巻風が子どもたちとあげている凧、壊されていく九龍城寨の廃墟にぼろぼろになって転がっている凧・・・それが九龍城寨や主人公たちの姿をうつしているようで強い印象を残していました。
今回スクリーンで見ると、凧は九龍城寨の風景に溶け込んで見え、それ以上に登場人物たちの姿が目に焼き付いて離れなくなってしまいました。古天楽がこんなに渋くかっこよく見えるのは初めてだなどと憎まれ口をたたいたりもしましたが、ほんとに彼の龍巻風はすばらしかった。陳洛軍の林峯がこんなに本格的なアクションを演じているのは初めて見たような気がします。
林峯と古天楽というと2001年の「尋秦記」をすぐ思い出すのですが、これからはこの映画をまず思い出すようになりそうです。
陳洛軍と共に戦う「城寨四少」の信一の劉俊謙、四仔の張文杰、十二少の胡子彤の若者組三人のキレッキレのアクションは文句なく素晴らしいです。このメンバーに負けないくらい洪金寶を筆頭にベテランたちがそれぞれに迫力のある武闘場面を見せてくれたのは、もううれしくなってしまうくらいでした。
それに演員の顔がスクリーン一杯にうつされると、ただ顔のアップというのではなくそれぞれのキャラそのものを見せたもらったように感じました。同じ映画を配信でもリピしているので、話の展開は十分わかっていても、とても新鮮な感覚でした。
やはり映画は大スクリーンで見てこそ。終幕後、今見た映画をネタに盛り上がれる友人たちと一緒に見られたのも遠くの映画館まで出かけた甲斐があったというものです。
映画館では、私が思っていた以上に老若男女交えた大勢の観客が席を埋めていました。でも、地方都市にも香港映画のファンはいるのです。封切りとは言いませんが、もっと近場で見られるようになるとうれしいです。
この映画の前の時代と後の時代を扱った映画も企画されているとか・・・今度はもっと早く映画館で見られるといいなあ。
演 員 角 色
古天乐 飾 龙卷风
林 峯 飾 陈洛军
刘俊谦 飾 信一
胡子彤 飾 十二少
张文杰 飾 四仔
伍允龙 飾 王九
洪金宝 飾 大老板
任贤齐 飾 狄秋
黄德斌 飾 虎哥
廖子妤 飾 燕芬姐
郭富城 飾 陈占
蔡思韵 飾 陈洛军母亲
王尹菁 飾 鱼摊小妹
出品人 丁凯、林建岳、蔡元、陈罗超、李绮雯、徐天福
制作人 林建岳、叶采得
监 制 庄澄、叶伟信
原 著 余儿
导 演 郑保瑞
编 剧 黎俊、欧健儿、岑君茜、陈大利
摄 影 郑兆强
配 乐 川井宪次
剪 辑 张嘉辉
美术设计 麦国强
动作指导 谷垣健治
造型设计 余家安
服装设计 叶嘉茵
视觉特效 林骏宇、林嘉乐