江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

太平年 その2

13~25集


 早くも今年の花粉症がやってきて、鼻水だらだら。ドラマ見るにも集中力が続かない。ブログに感想文書こうとしても全然文章がまとまらない。まして、このドラマの舞台はなじみのない五代十国時代。ドラマの進行状況を説明しようとして、何度も挫折。ま、拙宅にそちらの方面を期待してる方もみえないと思うので、ざっくりとした感想文です。

 

 今回視聴分で一番印象に残ったのは、呉越王家の三兄弟がそろって胡進思問題で頭抱えている中で「自分たち三人の年を合わせても90歳の胡進思にはまだ30歳以上の差がある」と言っているところでした。つまり王になった六郎君銭弘佐、七郎君銭弘倧、九郎君銭弘俶の三人合わせても60歳未満、全員20歳前後。いくらなんでも無理がある。中の人が、というよりこの年齢差に加えて、ただならない自負心と権力欲の持ち主胡進思にこんな若僧トリオがかなうわけないよな~と言う納得してしまって、三兄弟vs胡進思の争いに勝てる気がしない。

 

 

 それをわかっていて胡進思には思うところはいっぱいでも、ひたすら忍の一字なのが呉越王銭弘佐。兄の下で政治にかかわりだした銭弘倧は胡進思が気に入らないのはともかく、大事な場に彼を呼ばなかったりして、ただの老臣ではない実力者胡進思の気持ちを逆なでしている。

 銭弘俶も兄の命で南唐との戦争に糧秣と輜重の指揮者として従軍すると、胡進思の身内とか取り巻きとかに頓着しないで秘匿された米を摘発。こちらも神経逆なでです。

 

 今回の視聴分は「銭弘俶の育て方」という感じがしてならないのですが、その指導者となったのはまずは間違いなく宰相水丘昭券でしょう。ここのところ「星漢燦爛」の皇帝とかちょっと緩いキャラが目立ってた保剣鋒が迫力十分な政治家水丘昭券を演じていて大満足。それにしても水丘という姓は初めて目にしました。

 水丘昭券が銭家兄弟の老師的存在であるとすれば、胡進思は彼らの祖父とも曽祖父とも言っていい年代なのに全く枯れていない。彼は何よりも自分のメンツを重要視しているのに、王の弟二人はその点に無頓着。

 今回視聴分の流れを見ていると、王家三兄弟の「まだまだ子どもだね~」と孫ひ孫世代の彼らを「ひよっこ」扱いしながらも真っ向勝負という年甲斐もない90歳胡進思という図式が話の大枠を固めている感じです。

 
 南唐との戦争に呉越が勝利すると銭弘俶は朝堂で不正の首謀者程昭悦を告発。これがきっかけで、呉越国内は一触即発となってしまう。

 
 程昭悦は胡進思と南唐のスパイ李元清が持つ兵力を当てにして、軍を起こそうとします。しかし、無駄にテンションの高い程昭悦を危ぶむ李元清。水丘昭券は単身胡進思と面談、銭弘佐は大司馬という最高の地位を与えて彼のプライドを満足させる。

 一方、銭弘俶は蕭山大営の軍に乗り込んで、これを掌握。契丹との攻防戦や南唐との戦争での経験が彼を成長させています。

 こうして程昭悦の反乱は不発に終わりますが、彼はすべてを火の中に葬り去ってしまいます。銭弘佐たちがあてにしていた程昭悦の山越社の財産は灰燼に帰し、台州の腐敗官僚たちが作った空っぽの国庫をどうすればいいのか頭を抱えていています。


 銭弘俶は朝堂で騒ぎを起こした罰という理由付けで台州に赴任すると胡進思とのつながりを理由にタカをくくっていた腐敗官僚たちをしり目に、果敢に台州の腐敗に切り込み、新しい秩序を構築します。

 この銭弘俶を助けるのは、銭弘俶のほぼほぼ婚約者孫太真とその母黄龍島の兪大娘や王家を追放されたもと三郎君孫本たちと、銭弘俶が台州で出会った崔仁翼や沈寅らの有能な官僚たちです。この人脈がこれからものをいうのは確実ですね。


 こうして銭弘俶が着々と力量を高めていき、兪大娘たちは彼が呉越国王となることを期待していますが、彼自身も「王妃」予定者の孫太真にもその気はないのが現時点での状況。


 
 しかし、この話、どう見ても自分の置かれた立場や国の状況を鑑みて、「ならぬ堪忍するが堪忍」と自分を追い詰めていった銭弘佐、それはわかっているが末っ子の自由さもあり軍での経験もありしっかりしたバックももっていて思い切った対策をとる銭弘俶。この二人に挟まれた銭弘倧は「銭家の三王子に愚か者はいない」と評価するセリフがあったように決して能力が低いわけではないが、「胡進思なんか嫌いだ」と感情をむき出し、いかにも未熟。

 

 呉越王銭弘佐がストレスのためか死の床についてしまう。七郎君銭弘倧がそこに招いたのは宰相二人だけで、一番の重臣大司馬胡進思が含まれていない。これで、またおじいちゃん拗ねてしまうわけですね。権力があるだけに大騒動必至。ということで25集まで・・・


 とにかく面白いのは確かだし、主人公周りの人間関係も大体は把握できて来たんだけど、とにかく予備知識がなくて白紙状態で見てるのでなかなかにハード。これが隋唐とか三国とかなら、ここまで知らない人だらけではないからもう少し楽にみられるはずなんですけどね~ここまでの文章に固有名詞が少ないのもそういう理由です。覚えきれない💦


 で、「生命樹」の視聴スタート、お試しは「大明暗影三百忠魂」と「唐宮奇案」、これから「成何体統」も試してみるつもり。少しは肩の力抜いて見られるのを並走したい・・・で、大荷物抱え込むタイプなのですよ💦