江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

倚天屠龍記 その4

イメージ 1

イメージ 2

やっとほかのことにも目がいった

倚天屠龍記」30集までやってきました。やっと「同じ衣装」の呪縛からちょっと逃れられたようです。とはいえ、でるわでるわ、霊蛇島で張無忌(飾 蘇有朋)のきてたのは、風無忌(飾 TAE)が着てた衣装だったし・・・きりがないから、もうやめた。
で、ちょっと落ち着いてみると、このドラマのアクションシーンて、なんというか独特。いや、これが普通なのかも・・・江湖迷暦一年やっとクリアの大姐としては、データ不足であります。
で、どんな風にかわってるかというと、つってます、CGしてますってのは当たり前なんだけど、CGのつかいかたが、絵の具まぜまぜ系と言うか、水面に波系というか、画面を引っ掻き回してゆがめる効果でスタントもつってるのもみんなごまかしてる。で、そのほかに、切り張り系。例えば、滅絶師大の三打を受けるってシーン。九陽真経で内息を整えてる無忌が足を組んで座ったままくるくる回る。後ろの人と背景はそのまま。だけど、合成がいまいちなんで無忌が別の意味で浮いてるし、縮尺があってないので、なんか無忌が小さい。
結局、この作品でほんものは武打童星(もうそんなに幼くないけど)釈小龍一人だったのかもしれない。彼が一人で錬功しているところなんか、すごくかっこいい。ちなみにこのころはちょっと太り気味だけど、今はずいぶんほっそりしてて、いい若者になってきたのよね。
蘇有朋だと、ストップモーションをかけたり、CGかけたりするようなシーンでも、素でやってたもんね。とはいえ、大姐はCGもスタントも、悪くないと思ってます。いい画面にできればいいわけです。手抜きはいや、安あがりもいや、あからさまはいやと、文句が多いだけですぅ・・・
30集まで来て、無忌と周芷若(飾 高圓圓)の結婚式を趙敏(飾 賈靜雯)が邪魔したところ。無忌も霊蛇島では芷若の内傷を治すのに服の上からでもさわれないと婚約までしてしまったくせに、趙敏の治療にはさっさと服をはだけて薬草を張ったり、傷口に口をつけて毒を吸い出したりしてる・・・へんなの。
無忌くん、やっぱりもてもてです。でも、こういう女の情念っていうか三角関係というか、どうもねたねたしてて苦手。

そういえば、泥沼鹿鼎記、ようやく撮影が始まりましたね。すごく暑そうな日の屋外のお披露目で俳優さんが気の毒でした。で・・・碧血剣はどうなる?なんか地味~~~神鵰侠侶と鹿鼎記の間に挟まれて、忘れられてしまわないといいけどねえ。