うぅ、気が散る
「倚天屠龍記」１８集までやってきました。張紀中プロデュースの金庸ものとはまたちがったドラマ運びやアクションシーンがそれなりに楽しい。でも、気が散って気が散って、話にのりきれない！！だって！！絶世雙驕の衣装が次々でてくるんです！！ もう、めちゃくちゃ気になる！！
こんなことが気になるのは、絶世と倚天を続けてというか、ある意味同時に見ている大姐だけなのかもしれないけど、とにかく気になる！！
風無忌（飾 蘇有朋）の衣装を見つけたのを皮切りに、出るわ出るわ。同じ場面で江飛魚（飾 林志穎）が着てた衣装を衛璧（飾 ？）が着てるのも見つけた。（やめてほしい・・・常遇春ならまだ許せるけど）紫嫣（飾 李小璐）の衣装なんか黒のレースつきのとパステルカラーのと二つも見つけた。この前アップした魚老大（飾 徐錦江）の衣装なんか、楊逍（飾 張鉄林）が着てる。↑二人とも同じようなスタンスの役だ。あと、小江の衣装も、段天寶の衣装も見た・・・まだまだ、ぞろぞろ出てくるだろうなあ。
もう、気が散って、気が散って・・・
この二つの作品って、確か２００１年と２００２年じゃなかったっけ。気がつくのは、大姐に限らないと思うけどなあ。ちょい役の衣装をちょい役に使いまわすってのは当然あるだろうし、例えば僧衣なんかだったら全然気にならないかもしれない。でも、主役クラスの衣装を、一年後の作品の準主役クラスやかなり重要な脇役に使いまわすってのは、ふつうなんだろうか・・・
ロケ地の使い回しは、まあありかな、しかたないよね、と納得もできるんだけど、この衣装の使い回しにはほんとに参った。
なにしろ、ストーリより衣装が気になる。蘇有朋の張無忌はまっすぐで純情な青年って感じでなかなかいいんだけど、いまいち入り込めない。とにかく一回全部見て、憑き物を落とさないとどうしようもない。
でも、こんなに撮影費用を切り詰めてる様子を見るにつけ、湯水のようにお金を使う張紀中プロデューサってやっぱりそれなりにすごい人なんだと思ってしまったりしているところです。やれやれ。
