６～２４集（大結局）
もうクリアしちゃいました。おもしろかったです。私の好みの武侠ドラマでした。
簡不知が父が王画と戦って死んだ８年前の神機谷での惨劇の真相を知るために、生き残った４人を訪ねる。その初めの話で灼心蟲と寒毒掌にやられて、ただ一人治療の出来る黒霧娘娘のところに向かうのだけど、捜査を優先させるためにもう時間切れが近くなってしまう。
８年前の出来事の証人たちは簡不知に真相を話そうとするところで、誰も彼も殺されてしまう。簡不知、どれだけ人に好かれるんだというお話ｗ
簡不知の命を狙う十殺という組織からは次々暗殺者の展部の人間や潜入スパイの名部の人間が送り込まれてくる。というパタンで移動しつつほぼ５集ずつ話が進んで、最後だけが９集となっています。
大結局までにちゃんと主人公の解毒はできてたし、８年前の事件の真相を知ることも一応できています。けど、王画の死体は見つからないまま。
最後に簡不知と仲間たちが馬で神機谷に向かっていくところで終わり。でも、その後であらま～のさらなる真相が登場。さらに第二季にもつなげられそうな一幕があって、今度こそお終いになりました。
これ以上は言わないｗ。 日本でも出るといいんだけど、短いのが逆に課題かな？とか思ってるところです。「刺客列伝」にしても「哦！我的皇帝陛下」にしても短くて少ないのは二季分まとめて一気に出されていますから、出るかどうかわからない第２季次第ですかね？興味持たれた方はYoutubeにもあるようなので覗いて見られては？中文ですが、そんなに難しいこと言ってません。私でもなんとかなる程度ｗ
個々のエピソードは全体の一部となっていて、登場人物もつながっています。
新たに登場してくるのは大層な通り名を持った雑魚キャラ、モブキャラというあたりが味わい深いｗ
アクション場面も多いし、エピソードごとの設定にもそれぞれ古龍風味があって、最後まで楽しく見終わりました。
話の流れも悪くないし、場面場面の作りとかキャラクタや組織の設定も武侠もののお約束がいっぱいで古龍だけでなくあれやこれやのお話を思い出させます。
火をつけた爆弾を体に巻き付けて脅迫してくるのを風呂桶に突っ込んで難を逃れるというようなパロディっぽい場面もあったり、オネエな神医に小娘な神医、怪しげな神医とかなんでもメモを取り続ける江湖の記録係とかお約束のキャラが勢ぞろいしたりするのも楽しい。
今どきのドラマなので、簡不知と趙我還の間に強い友情を持たせ、手をつなくとかなんとかＢＬ方面を連想させる演出もたくさん、でもしっかり二人に「彼女」を持たせているあたりがさらに今どきｗ
主人公グループもゲストキャラもけっこう美形ぞろいなんですが、珍しく女性キャラがしっかり見分けがつくのは貴重かもしれません。でも、みんな今どきの顔ではある・・・上から、展十七、名月、小仙女
衣装もキャラごとに区別がついてるのも悪くないし、デザインもかなり独創的です。
キャラたちが使う武器も剣の使い手っていたっけ？と思うくらいにバラエティが豊か。「媚者無彊」を思い出させる殺人組織十殺から逃げた展十七の獲物は傘だし、扇に双刀、飛刀、毒薬、毒虫、爆薬等々と多彩。
しかし、主人公は全く武芸ができない、自分ではよけることもできないという梅長蘇以上なので、趙我還や展十七たちはとにかく彼を守って守ってするのですが、この「如何に簡不知を守って戦うか」の表現もおもしろかったです。誰もが「自分の後ろに隠れろ」とまず言うのも楽しかった。
上の方でも書いたように、ドラマのエピローグ部分を見なければきれいにまとまって終わっています。でも、エピローグ部分、悪くないです。はっきり言ってこういう風な「意外な展開」嫌いじゃない。
第２季期待で、視聴終了しました。武侠迷には素直に楽しめるドラマでうれしかったです。
演 員 角 色 配 音
于济玮 飾 简不知 杨天翔
王燕阳 飾 赵我还
王若珊 飾 展十七
马泽涵 飾 明 月 赵梦娇
杜亚飞 飾 叶笑笑
王星玮 飾 司马当
黄文豪 飾 简尽欢
段 炼 飾 张大胆
黄日莹 飾 小妖女
職員
出品人 黎直前、郭建佐、田晓嘉
制作人 汪悦洁（总制片人）、张伊（制片人）
導 演 马艺恒、铁人（执行导演）
編 劇 胖三井、武悠
美術設計 沈涛（指导）、柏珉（执行美术）
動作指導 朱国旗（动作导演）、卢晓东（动作导演）、金卫飞（武术指导）
造形指導 孙笠轩（指导）、王丽丽（化妆组长）、靖龙（梳妆组长）
服装設計 杨曼（组长）
