1~5集
昨日から見始めました。ほんとなら「清平楽」ラストスパートなんですけど、画像探しててとんでもないネタバレスクショを雨アラレとアップしているのにぶつかってしまって、視聴意欲が失せてしまったんですよね~
文字ならスルーする特技があるんですが、スクショは逃げようがない。で、今日確かめたら姿がなくなってた。やれやれ・・・もう2,3日早くそうして欲しかった。
そこで、気分転換にと覗いてみたのが「侠探簡不知」一つあたりも40分前後で短いし、全部でも24集なんで逃避先にはちょうどよさそうに見えました。
あまり顔なじみのある俳優が出てるわけでもないんですが、私的には主人公の簡不知は「天意」の項羽の于済瑋、その相棒趙還の王燕陽は「颤抖吧,阿部!」の朵喵喵とメインの二人がわりによいイメージを持ってた人だったので、お試しスタート。
とりあえず昨日今日で5集まで見ました。
「侠探」とあるように、武侠テイストの探案ものというくくりでスタート。
珍しいのは主人公の簡不知はまったく武芸ができないという設定、探案の能力だけで江湖に出てきました。神機谷の谷主だった父は8年前に王画一味と江湖の仲間と共に戦い、戦死している。その時に神機谷は壊滅、簡不知自身も頭に怪我をして記憶をなくしてしまった。
しかし、王画の死体は見つからず、8年前の事件は本当に片付いたのかどうか確かめようと簡不知は江湖に出てくる。この神機谷は江湖で探偵をする組織です。
簡不知が訪ねるのは、8年前に生き残った寒月山庄の李二爷,燕州百草折大侠,常楽賭坊の巧手唐,遼東鏢局の王老大の4人。
まず訪ねたのが寒月山荘で、ここで連続殺人事件に巻き込まれます。
そして、出会ったのが重く大きな刀を持ち歩く趙我還。こちらの中の人、なにか肖戦に似ていると中華サイトに出てましたが確かに似てる。でも、見間違えるって感じじゃないですね~
事件を捜査する間に灼心蟲の卵を飲まされ、夜までに犯人を見つけないと体温で暖められた蟲が孵化して命がないという状況に陥る。本人割に淡々としていますが、それをとにかく助けようとした丐幇の達人に寒冰掌をくらって、寒毒に侵されてしまう。これで寒毒の発作には苦しめられるが、とりあえず蟲が孵化することはないので、その間に灼心蟲を退治してくれる達人のもとに行くことになる。
事件の方は一応解決したものの、次の事件にすぐつながっています。山荘の次は賭博場の島。
寒月山荘を去っていく簡不知のかっこうがまるで梅長蘇なのはそういう理由。
かれと一緒に行動する趙我還の方は、でかい包丁のような刀を持ってるみたいですが何となく葉開とか?
で、もう一人、寒月山荘で出会った展十七という女性の殺人者。展部十門に属する殺し屋だったが、そこから逃亡。組織に命を狙われている・・・抜け忍ですな。「媚者無彊」の晩媚も思い出されます。目に力のある俳優さんです。
キョンシーを連れた道士とか、丐幇の達人とか、出てくるキャラとか設定に見覚えがありすぎるんですが、話そのものはオリジナリティを感じます。
いきなりいっぱいキャラが出てきて、いっぱい殺されて、次々場所を変えていくあたりには古龍の雰囲気もあります。というかむしろそう意識して作られてるようです。なので、古龍ファンにはちょっとうれしい。
あまり大きな期待を持ってたわけではないんですが、気分転換以上に楽しく見られそうな感じで得をした気分です。
で・・・「清平楽」。まあ傷ついた視聴意欲なだめつつ、ぽつりぽつりとゆっくり見ていきます。