21~32集
雲南で建寧公主が大暴れして、水軍率いて神龍島攻撃して、また北京に戻ってきて、呉応熊と競馬やって・・・と話は順調に展開。故郷に錦を飾らしてやるという康煕の命で揚州に戻ってきました。なんですが、やっぱり話の盛り上がり具合が平たんで、淡々と進んでいく感じがぬぐえません。
大掛かりな戦闘シーンとか華麗な婚礼行列とかよりも、キャラ同士のやりとりとかいかにもコメディらしい演技とかに時間を割くという方向なのは確かだと感じています。まあ、そういうやり方もあるんだと思いますが、やっぱり派手な見せ場がほしいところ。
これからのロシアエピソードにもあまり期待しない方がよさそうな予感がするのが哀しい。
雲南道中での建寧公主とのSMプレイとか、九難師太にいびられる建寧公主の一幕とか、九難と阿珂、神龍教、天地会と利害関係の異なる人間を連れている韋小宝のバタバタなんかはかなり時間をかけて描かれています。
苦虫をかみつぶしたような于栄光の呉三桂が、大げさに表情を変える張一山の韋小宝と見え見えの腹の探り合いを続ける。両方ともが悪意を隠してるのがむき出しで、いつ破綻するかという楽しみがあるわけですが、今回特に両サイド共に真っ黒けな感じでした。
呉三桂暗殺のために沐王府に送り込まれた沐剣屏と九難に送り込まれた阿珂が来てるものが同じだったからどっちかどっちかわからなかったのは私だけですかね?いや、話の上ではどっちなのかはちゃんとわかってるんですけどw
李自成が現れて、陳円円と娘の阿珂を連れて逃げようとする一幕に加えて、瘦頭陀が実は彼と偽太后毛東珠の娘の建寧公主を連れていこうとするのを食い止める韋小宝の一幕なんかも出てきました。
やっぱりこういうホームドラマ的な展開の方に力が入ってますね。
戻ってきた麗春院では母との再会、葛尔丹たちとの義兄弟の契り、韋小宝がそこまでにかかわってきた各方面の関係者の勢ぞろいとにぎやか、建寧公主を除いた「妻」たちが集合しましたが・・・あれ?例のベッドシーンがない?これから来るのか?
自粛したんでしょうか?その割には建寧公主との蝋燭シーンとかはしっかりありましたが・・・はて?
ま、この先をみたらすぐわかることですw
他に今回のドラマで目に付くのは、剃髪していない辮髪の人。特別出演的な配役は鬘を使ったようですが、メイクの技術は上がったとは言っても、やっぱり目につく。日本のドラマでは普通なんですけどね~
期待していた双児の出番は増え、女主2らしく活躍する場面も増えて、ようやく顔の見分けがつくようになってきました。悪いけど、後の5人はまだ危なっかしいw
双児の中の人は、まだ在学中の新人だそうですが、この役で人気出るといいですね~
ドラマスタート時点にはBGMがものすごく耳障りだったのですが、かなりおとなしくなってくれて、ドラマの内容が入ってこないということはなくなりました。助かったw