江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

錦嚢妙録 その2

14~23集

 

 17集で韓慕之の婚約者劉婉が父親の劉巡撫についてやってきて、さあ大変。韓慕之は上役に婚約破棄を切り出せず煮え切らないし、娘の方は羅疏に嫌がらせを始めるし・・・げ~もう撤退かとまで思ったんですけどね~ドロネバ恋愛ドラマ嫌いな視聴者。

 ところがですね~あっという間にこの一幕は過ぎていきました。

 

 斉夢麟と羅疏は誘拐された娘たちと共に鉱山に閉じ込められ、韓慕之達は彼らを救うために必死となります。ようやく二人を救出。抱き合って再会を喜ぶ二人を複雑な表情で見る斉夢麟。閉じ込められた闇の中で羅疏との間に相互理解のような感情が生まれてはいたんですけどね~

 

 ところが、そこにやって来たのがけんか腰で「韓慕之は私のモノ!」という劉婉です。彼女は父親の権威を振りかざして、羅疏の賤籍離脱の書類を武器に「これが欲しければ、彼女と別れて、私と結婚しなさい」とせまってくる。こういう時に、韓慕之は自己主張しないんですね。羅疏の欲しがってるのは自由自在な生活だから、彼女と別れても仕方ない、という判断。なんか、こういうシチュエーション、「彼のために、身を引くわ~」とか昭和なお涙頂戴的恋愛ドラマによくあったパタンの男女逆転バージョン?

 そして、羅疏も自分でも賤籍から逃れることを選ぶと韓慕之の選択を認めます。ねばつかない男女のお別れ、ほっとしたw

 これで韓慕之との恋バナはおしまい?

 それでも捕快として県衙にいる羅疏の存在を嫌う劉婉は彼女を捕え、韓慕之ときっちり別れろとせまります。ところが、彼女の表姐が夫から不倫の疑いをかけられ、さらには殺人事件の犯人と疑われるという事件が起こり、表姐を助けるために羅疏の協力を求めます。

 事件の解決と共に、女たち二人はそれぞれの立ち位置を確認。劉婉は出会い方が違えばいい友達になれたのに、と思うまでになっています。

 羅疏は自由自在な暮らしを求め、臨汾県を去って、まず子どもの頃にいた太原に行くことを決めます。それなら、一緒に行こう、自分の屋敷があるから、と斉夢麟がうれしげなのは当然です。

 調子のよい遊び人のようで、彼は韓慕之よりさらに羅疏と結婚するには難しい立場と言ってますが、絶対にあきらめたりしない!という意志の強い人物でもあります。
 何が何でも羅疏の側にいたい彼が、彼女にとって「いい人」から「愛する人」に変わるのはこれから?

 そして、やって来た太原では羅疏のかつての人間関係や斉夢麟の一族が絡む事件が始まりそうなところ。

 今度のエピソードのゲストは張暁晨ですね。最近、よく姿を見る気がします。今度は何かこじれたキャラの楊ですが、彼が羅疏の過去に関わっていることは確実。

 と、一旦しぼんでいた視聴意欲が復活したところで、だいたい3分の2が過ぎました。春節が過ぎて、新しいドラマも出てくるはず。いいのがあるといいな~もちろん私的にですw