江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

成何体統! その1

1~8集



 はたして「!」があるのか、ないのか?一応海報準拠でつけてみました。

 ついでに「穿越劇」というのはSFに入れてなくてもいいのかどうか?迷いましたが入れてません。元の世界に戻るためにでかい電池作ったりしたら、話はまた別ですが💦

 

 王楚然と丞磊主演の穿越ものというだけの事前知識で見始めたのですが、たちまちはまってしまいました。


 このドラマ、この二人が主演と聞いた時点で無表情系俺様君主とよよと涙流している側室あたりの話だろうと見当つけてたんです。

 だって、私が見た王楚然というと「将軍在上」「孤城閉(清平楽)」「燕雲台」からの「玉骨遙」で「慶余年第二季」・・・すっかり固定イメージ作ってました。で、丞磊と言えば、「顔心記」や「虚顔」はともかく記憶に強く残っているのが「雲之羽」「大夢帰离」に「錦月如歌」と来て、こちらも固定イメージ持ってしまってました。

 

 こんな二人が主演で、まさかコメディが出てくるとは夢にも思わなかった。そして、たぶん私だけではないだろう二人への固定イメージがドラマの面白さをぐっと引き上げることになっているとは・・・

 正直、このドラマ、このキャスティングだけで成功したといってもいいんではないでしょうか?

 


 会社員の王翠花は気が付いてみると仕事で読んでいた小説「悪魔寵妃」の世界で妖妃庾晩音に転生してた。君主夏侯澹の寝所に呼ばれた彼女は、彼もまた二時間前に転生してきたばかりだとに気づきます。

 その時に彼女が発したのが「How are you?」で彼が返したのが「I'm fine.Thank you」

 もうここで大爆笑してしまって、見る気満々になりました。

 彼女がきちんと小説を読み、物語を把握していればよかったのですが、いやいや流し読みしていたためにあいまいな記憶しかない。小説「悪魔寵妃」では二人ともろくなことにはならないというのは確定らしい。
 それでもそれをもとになんとかこの世界で生き抜こうと二人は手を組みます。


 こうして、片方では朝廷の重臣たちや後宮の妃たちや母親の太后に対して強面の覇王と周囲から嫌われている妖妃の演技を続けながら、裏では王翠花の持つあいまいな情報から、役に立つ情報を探し出そうとにぎやかにやっています。

 

 それにしても穿越劇とか転生モノって、なんか火鍋好きですよね~

 

 彼らが気付いたのはどうやら夏侯澹の側室の一人謝永児も同じ転生者らしいということ。ところが、彼女は王翠花とはまた違った小説のキャラに転生していて、別の思惑を持っている。

 

 夏侯澹に敵意を持つ兄端王夏侯泊にも疑惑を持つ二人だが、確証はない。そこで、まずは穿越者確定の謝永児を味方につけようと接近しようとします。

 王宮内には、夏侯澹を激しく憎む太后が彼の息子=孫を取り込んで、夏侯澹を玉座から追い落とそうと画策。

 朝廷にいるのは太后派でなければ端王派、夏侯澹は孤立無援という状況です。

 

 庾晩音は端王派自分たちよりハイレベルな状況を把握している転生者ではないかと疑ったり、いやそんなはずはないと否定したりで、今のところ彼の正体は謎のまま。

 

 端王の企みに対抗するために小説の記憶から味方になりそうな人物を探し、優秀な若手をスカウトしようという二人。このままでは干ばつのために大災害が起こると対策に苦慮しています。

 

 命を狙われたり、罠にかけられたりしているうちに、だんだんこの国の君主として働きだしている夏侯澹=張三と庾晩音=王翠花の二人です。そんな夏侯澹に対して敵意むき出し、殺意むき出しの端王、端王サイドのはずだった謝永児は揺らぎだしているんでしょうかね?

 

 端王は現在の庾晩音は偽物ではないかと疑いだし、さらにあからさまに刺客を送ってきています。

 

 二人がスカウトしようとした若者たちと乗った船が襲われ、一人が犠牲になってしまいます。生き残った5人は夏侯澹のために働く決意をしましたが、このメンバーもなかなかのくせつよめの顔ぶれ・・・

 

 ドラマ自体はさほど笑えるような展開をするわけでもないのに、ときどき視聴者の「笑欠」をつくようなセリフや場面がしらっと出てくるのがたまりません。

 とにかく転生者仲間として二人でわいわいやっているときと、家臣や妃たちの前でいちゃいちゃやって見せる時の二人の落差が楽しい。妃たちや家臣を処罰するときの過酷な表情とか晩音を冷遇し始めた君主という芝居をする場面なんか、中の人たちの他のドラマの記憶がダブってきてさらに楽しめます。

 

 さらに爆笑したのが、夏侯澹が助けを求めた達人北舟というのをあの樊少皇が演じているのですが、このキャラは護衛として宮中に入った時にはベテラン女官に変装、庾晩音の宮を仕切る嬷嬷となっています。こちらの女性版北舟は崔奕が演じています。この人「去有風的地方」でヒロインの母親やってましたね~

 ということで、この二人、実は同一人物


ほら~


 とても楽しいドラマなのですが、すでにアニメ版と他のキャストによる微劇版が先行して配信されています。検索すると混ざって出てくるので、画像とか探すのがチョイと大変でした。