江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

休みの日は林志穎 その6

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今日は「不死心霊」

なんですけどね、なんだこれ?
何でまたこんな映画まで、見てんるんだ、私は!!と半ば自己嫌悪に落ちいりながらも、とにかく小志的電影だと最後までがんばった大姐です。
今回は刑事役なんですが、冒頭に誘拐された女性を助けに行って、連続殺人犯に自分の恋人が殺されているのを発見する。もうこのあたりから血みどろ、どろどろの「ホラーですよ~~」って雰囲気だけは満タン。
で、誘拐されて助けられた娘が宝蓮燈で共演してた沈傲君。心臓が悪くて、林志穎の死んだ彼女の心臓を移植されて助かる。そのせいで、記憶が混乱してくる。
で、この移植手術を担当した怪しげな医者やら、意地悪な同僚やらなんやらかんやらが出てきて盛り上げるホラーっていうよりただ血みどろなだけの予定調和なお芝居。しかも、最後がひどい終わり方。
なにしろ主役の林志穎がなんも光ってない。恋人を連続殺人犯に殺されて、その心臓が別の人の中で動いていて、犯人は見つからなくて、誘拐犯の犯人は信頼してた先輩で、殺人犯にされて・・・と煮詰まるのは当然という設定なんだけどなあ。笑顔なしで、終始眉間に縦じわをよせているんだもんな。うっとうしい。2001年の映画だから、絶世双侠のころ。このころの笑顔は格別に素敵だったのに、何でまたこんなもったいないことを・・・
笑えるのはただ一つ。格闘シーンがしっかり「アクション」でなくて「武侠」なこと。
後はなあ・・・こんな映画誰も見ないと思うけど、見なくていいよ~~