江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

李亜鵬版射鵰英雄伝 その7

13~14集 洪七公登場

 だいたいなんであんたら勝手に人の人生を左右するのよ~~と話を聞かない一団による他人の人生ふりまわし大会で始まった13集。
 やっぱり馬鈺は大人だわ~~
 
 この連中に比べると、薄情な妻に捨てられた夫と身勝手な母に捨てられた息子が互いに傷口をなめあってるこちらの方がまだ穏やかな気分で見られたねえ。
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 だいたい完顔洪烈ってのは、事情を知らない包惜弱にとっては救命恩人であり大事にしてくれた夫。二人は楊康にとっては間違いなく大切な両親。やっぱりずるずるしてた惜弱と今まで黙ってた丘処機が悪い。
 楊康が、金の皇子として生きていくことを選んだのをその原因を作った丘処機や包惜弱がせめる筋合いないと思うよ。
 
 私はこの点についちゃ、けっこう楊康擁護派です。というより、惜弱が嫌い。
 丘処機だって、助けるんならさっさと助け出していればいい。母子二人で生活は・・・っていうんなら、あんたが援助せんかい!
 
 で、そんなおせっかい集団から郭靖を引っ張り出した黄蓉。きちんとついていく郭靖w
 
 で、洪七公登場!
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 こちらは理屈こねてる間にさっさとすべきことをしてきた人。
 黄蓉の料理につられて、降龍十八掌を郭靖に教える洪七公。彼はきちんと郭靖の長所を見抜き・・・でも、やっぱりイライラしてる(爆)
 この洪七公が郭靖のことを馬鹿じゃない大馬鹿だと呆れてますが、これはちょっとニュアンスが違うように思います。お前という奴はわかってるところはきちんとわかってる、でもやっぱり馬鹿だっていってるんじゃないですか?
 なんか中文バージョンの郭靖の評価より日本語バージョンの郭靖の評価の方が低いように思えてならないんですが、中国語に堪能なみなさん、どうなんでしょう?乞う、ご教示。