江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

春秋淹城 その4

25~27集

 いよいよお話も終盤に差し掛かり、なにやら方向も見えてきたようです。
 台風来るぞ~の間はけっこう余裕こいてDVDせっせと見ていたのですが、さすがに市内にも避難指示やら避難勧告が出始めると、そんなことしてられなくなって、きのうは一枚分しか見られませんでした。
 
 でもって~
 越に米を貸した公孫宇、とたんに淹城もイナゴに襲われ、飢饉に。
 「たしか公孫宇のところがいっぱい米をもってるはずだ」と言われたものの、米ぐらは空。しかも、安売りがたたって資金繰りは火の車。資金を出してくれた阿約の店もろともに倒産の憂き目に。
 
 越は一応縁続きになって敵国というわけでもないはずですが、淹城の危機にもかかわらず、越に米をやってしまった公孫宇はとらわれる。
 范蠡に淹城が困った時には倍にして返すと言われた言葉をまともにとって、越に米をせめて半分返してくれと求めに行くが、はねつけられる。そりゃまあ、そうです。
 范蠡の言葉をいくら義父と言ってもまともにとって、すべての米をわたしてしまった公孫宇は、まさに「武士の商法」 見通しなさすぎ。
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 とにかく米がないと国民が死んでしまうと伯淹は楚に米を借りに行くことを決める。そのために、死んだ母の墓から宝物を取り出し、楚へのみやげとすることに。
 
 留守中の淹城を預かる監国に任じられた子丹は、最初は鳴きごとを言っていたものの、すぐに鼻息も荒くまわりの意見も聞かずに軍備拡張を図る。
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 この二人、一方が出ればもう一方が引っ込む、連通管みたいなもんですなあ。
 
 米を手に入れられなかった公孫宇は、苦役につかされるが、伯淹は彼を許し、子丹を助けるように告げて去っていく。
 
 出発する伯淹の船には、子丹を助けるよう言われていた碧蓉が忍んでいて、無理やり同行を求める。
 
 というところで、27集。
 この後、親世代が死んで、子世代の葛藤ってなことで、30集大結局にたどり着きそうな予感がしてきました。
話のメリハリがあるので、思ったほどだれずに続けて見ています。
 
 で、後一枚!