29~36集(大結局)
いや~~エンターテインメントでした。
武侠電視劇堪能。
29~30集で、史紅英を妻にしようとした帥孟雄を倒す。
その後、 いいの悪いの入り乱れて、最終決戦。
魏忠賢に捕らえられた史紅英を救いに、まず金逐流が、そしてすっかりカップリング成功の厲南星と仲燕燕が、敵の待ち構える中に切り込む。
そして、魏忠賢、賀大娘、楊浩らと大乱闘の末・・・彼らをやっつけたといいたいところだけどw
天魔教の賀大娘、楊浩をやっつけたのは、島から出てきた逐流の父母と丐幇幇主の燕燕の祖父らで若者たちじゃない。その上、魏忠賢を金世遺がもう少しでやっつけるというところで、皇帝からの勅旨が到着。「魏忠賢は悪い奴だから捕まえる」というわけで、朝廷の手下に捕まえられていってtheEnd
一度は死んだかと思われた史紅英が息を吹き返したところで、劇終。
これからは若いものの時代だとかなんとか言いつつ、江湖じゃ若いものは年長者に勝てないというセオリー通りというか、手柄引っさらい。
話は面白かったんだけど、脚本にやっぱりちょろちょろ穴が空いてるのは、ご愛嬌で許せる範囲かね?
でも、気になったところもいくつか・・・
このドラマじゃ、金世遺・金逐流親子をはじめ、丐幇、江海天たち正派の面々に対して、天魔教の跡継ぎ厲南星や六合幇の史兄妹なんかは邪派という位置づけです。そして、正派と邪派は対立し、互いに潰し合おうとしている。
武侠ワールドの設定としては、珍しいものではないけれど、仲燕燕が「正派の御曹司の逐流兄さんの命の方が、邪派の跡継ぎの厲南星の命より値打ちがある」と言ったりとか丐幇の幇主が「邪派のあんたは、正派の大侠金世遺の息子から手を引け」とか、差別発言続々ってのは違和感ありすぎ。現代のかの国としてどうなのかってこともあるし、丐幇がそんなことでいいのかってこともある。もっともここの丐幇は梁羽生ワールドの丐幇だからなあ・・・金庸ワールドの丐幇とは違うのかも???
ま、不満もあるけど、概ね楽しく見られて星4つって感じでしょうか?
で、次は何にしようかなあとか言いつつ、山積みDVD見ております。