4~10集
毛沢東生誕120周年とかの特別番組のせいで、毎日3集放送が25日から1集ずつになってしまった。
ちょうど区切りもいいんで、25日放送分の10集まで。
大理パートでは、木婉青と二人で結婚の誓いまでしたのに、彼女は妹と知って目が点の段譽。
例の陰陽和合散は、なんも危なっかしさを感じられなくて、肩透かし。
その上、鐘霊まで妹とわかって、目が点二回目。
なんとなく六脈神剣を見て覚えて、無事鳩摩智にさらわれて行きました。
丐幇パートでは、現在幇主の喬峰を中心に、武林暗殺事件を捜査中。
罪を被せられた慕容復もゴソゴソやっとります。
王語嫣も出てきましたが、神仙姐姐って感じはないですなあ。
丐幇パートでは、もう一つ、康敏の暗躍がめちゃくちゃ詳しく描かれていて・・・うんざり。
この前読んでた「現代中国悪女列伝」の丐幇版見てるみたいで、胸が悪くなる。
こんなものゆっくり見たくて、天龍八部見てるわけじゃねえやと悪態ついてます。
まあ、原作通りのキャラ設定で、丁寧にやってみましたってところなんでしょうが、ポイントの置く場所間違ってると思う。
ここまで5分の1弱です。なにしろ全部で54集だそうです。
配役についちゃいっぱい異論が出てますが、以下個人意見です。
鐘漢良の喬峰は、大陸のサイトでボロカスに言われてるほどひどくない。一生懸命やってます。ただ、ピリピリしてて、「大侠」のゆとりとか大きさが感じにくい。真面目で、懸命な若い英雄ではあるんだけど、胡軍のような「兄貴~~」となんでも頼っていける懐の広さみたいのが感じにくい。いっぱいいっぱいな少年喬峰って風情です。
金基范の段譽は予想通り・・・外してます。
段譽でなくて、なにか韓流ラブコメとか台湾ドラマのヒーローならいいだろうけどねえ。
初期に流出してた画像で見るよりは、まだ動いてるほうがましな気もしますが、キャラが違う。歌舞伎で言うと役の性根が違うというんでしょうかねえ。
能天気な若様させたら天下一品と勝手に思い込んでる林志頴の段譽と比べるってのも、芸がないんですが、金版のはただのいたずらっ子にしか見えないところが目立つ。
将来は大理皇帝ですから、チャラチャラしてても、根本で「王子様」でなくちゃいけないのに、どうしてもそうは見えない。
もう一つ、張檬の王語嫣。世間に出たことがない深窓の令嬢で、浮世離れした美少女・・・じゃないよなあ、どう見ても、ご令嬢じゃなくて、おきゃんな下町娘。
宗峰岩の慕容復は、「僕、ホントはこんな悪いことしたくないのに、パパがなんとしても燕国復興しろっていうから~僕、悪い人になっちゃったよ~~」と喚いてるスネ夫くんです。
康敏やってる張馨予は、こういうキャラで売ってる人なんでしょうかねえ。
よく言や康敏を好演してる、けど、わたしゃもう十分すぎます。早く阿紫出てこないかなあw
今度の天龍八部で一番の美女は王語嫣ママだと思うけど、画像見つからん。
というところで、今夜は何集分放送するんだろ?